勇者、零戦で大暴れ!!
日乃本太郎こと勇者だ!!
俺は味方編隊から離れ、単独で敵編隊に突入。
なを俺様の零戦は魔力で覆っているので弾丸も砲弾も体当たりも跳ね返すので、
後ろを見る必要も無い。
普通はチェックシックス。6時の方向を警戒するのが世界の戦闘機の常識。
だが俺には必要ナシ。
何なら体当たりでも落とせるが、それはしない。
俺の零戦は主翼端から飛行機雲を引きながら10G以上もの機動で敵に接近し、敵パイロットの顔を
めがけて機銃発射。
一撃で敵のコックピットは粉砕され海に落ちて逝く。
俺は主翼とかは狙わない。
狙うのは敵パイロットだ。
どんな防弾処置しててもパイロットを破壊すれば飛行機は必ず落ちる。
俺は数発で仕留めると次のグラマンを破壊。
距離20mで発射するので外れる事も無い。
無茶な機動で普通なら空中分解しても不思議では無いが、チート魔力アリなので。。(;^ω^)
当然、敵は恐慌となり編隊は乱れる。
そこへ、真打の我が味方編隊が突入。
敵は急降下で逃げるが、強化した零戦では現用の戦闘機では叶う術も無い。
俺も暴れまくり、グラマンを5機、ダバーステーターを10機撃墜し残りは味方に任せ信濃に帰る。
「勇者様、見事でした。」
零戦から降り立つと多門丸が出迎えてくれる。
「ウム、味方も相当頑張ってる。まずは第一ラウンドは俺達の勝ちだな。
敵は恐慌となりバラバラだ。
最早、コチラに来る事はあるまい。」
その通りで、敵の生き残りは爆弾、魚雷を捨てて母艦に逃げ帰ったのである。
打撃を与えるつもりが奇襲され我が艦隊の陰すら見れずに逃げ帰るハメとなったのだ。
敵を蹴散らした編隊は解散し母艦へと帰ると代わりに援護部隊が発艦しエアカヴァーを続ける。
帰隊した隊員は汗ビッショリで疲弊してるが、艦橋横で休憩しタバコ盆でタバコを吸い、
満足気に煙の輪を噴いてた。
(当時はタバコが唯一の娯楽なのでヤニカスと揶揄しないで下さい。)
母艦周辺では駆逐艦が敵潜水艦を発見したらしく追いかけ回り仕留めてるみたいだ。
パイロットも舷側でワイワイ言いながら見学。
あ、命中!!
大水柱が噴き上がり人体の断片や雑誌などが浮き上がる。。
敵は無電打つヒマもなく仕留められたみたい。
空母部隊は後方に下がり戦艦、巡洋艦部隊が前面に出て最終ラウンドの艦隊決戦へと挑むのだ。
次回、閑話




