勇者、敵艦隊ミユ。全軍殲滅セヨ!!
のんびりと航行する事数日。
敵艦隊がレーダーに映る。>レーダーは未来同様で半径500kmまで発見可能。
早速、空母の零戦を哨戒飛行に上げ警戒飛行を任ずる。
戦艦大和艦上から無線で全艦に俺は放送する。
「勇者だ。
敵が電探に写った。敵はまだ発見して無いだろうが偵察機を飛ばすハズだ。
艦の誘導に従い、発見前に撃墜セヨ。敵に情報を与えるな!!」
甲板のラウドスピーカーからも俺の言葉は届いてたのでパイロットも傾注。
多門の指揮で半分の零戦が警戒飛行に発進。
大和からも見える。
堂々の大編隊で艦隊上空は零戦のカヴァー下になった。
残りの機も即時待機で全機が発進準備を終えてる。
敵の猛烈な弾幕に攻撃機を突入させるのはあまりにも惨い。
なので攻撃機は各艦に数機配備し、残りは戦闘機に配置変え。
代わりに敵艦は戦艦や潜水艦で殲滅するのが俺の趣味。
戦艦は打撃力は充分なので守備さへ出来れば未来でも使える兵器だと俺は思う。
戦闘機でエアカヴァーこそが重要。
そして電探連動プラス光学照準のWで照準すれば二撃程度で命中出来るハズ。
ミッドウエー近海は深海なので撃沈すれば米軍でも引き揚げは不可能。
さあ来い!!鬼畜米軍。
零戦の出撃を大和から見送り、俺は電探で敵の動向を監視。
敵は索敵攻撃をかけてるらしく、4方向に別れ攻撃隊を出してる。
こちら大和総司令部、敵は4方向に分離してる。
各空母戦闘隊は各自指示する方面部隊を殲滅セヨ。
無線機は未来からパクって来たデジタル無線なので傍受しても同じ無線機で無いと雑音にしか聞こえない。
なので暗号処理必要ナシ。
翔鶴、瑞鶴、大鳳、信濃の飛行隊は4方向に別れ敵索敵攻撃隊を攻撃。
無線とレーダーで誘導するので迷いもなく敵上空を遷移。
敵の2000m上空からダイヴで急降下攻撃する我が零戦攻撃隊。
敵はデバーステーター、ドーントレス、そしてF4Fだったが、性能差があり過ぎて・・。
なぶり殺しとなった。
F4Fも装甲はあるが、マウザーモデルの20粍と13粍の連装機銃の打撃に耐えられず、
一瞬で火の玉となり砕け散る。>ドラレコ映像で鮮明に残されてた。
戦果の詳細も分かるのでドラレコはパイロットにも好評。
そして俺こと勇者だが・・・。
せっかくの大戦争、参加しないのは勿体ないので単独で零戦に搭乗。
単機で敵編隊に突っ込み大暴れするのだった。
次回、勇者零戦で大暴れ。