表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

93/110

第90話:パットン軍団進撃!!

今日、レンタルで203高地を見ました。

乃木希典の苦悩、明治天皇役の三船敏郎の役とか久しぶりに見ましたが涙なしで見れません。

乃木将軍、立派な方だと思います。

まあ、明治天皇を追って夫妻共に殉職を遂げるというのは納得できなかったですが。

愛する人を置いて祖国の為に出征する何処にでもいる若い青年……。

大国ロシアに立ち向かう小国日本の姿に現在のかの国に重なりますがどうなるのでしょうか?

さだまさしさんの「防人の詩」、最高です。

日本民族の興亡を掛けた戦いに感動します。

 一方、相模湾方面に侵攻した五千機の大編隊も又、マイクロメーザー砲の餌食になり全機が火達磨になってパイロットは炭となって墜落していく。


 その中には欧州戦線で活躍した第101空挺師団全員も含まれており団長である『アンソニー・マコーリフ』中将も壮烈な惨い死に方となる。


 だが、上陸部隊は圧倒的な火力及び艦砲射撃の援護の元、無事に続々と上陸していき橋頭保を設置する。


「よし! 全軍出撃だ! 厚木基地を制圧してそのまま多摩丘陵を突破してジャップの天皇の都を制圧するぞ!」


「しかし、閣下? 日本軍の抵抗は一切、ありませんでしたが水際作戦は捨てたのでしょうか?」


「それしかないだろう! まあ、黄色い猿の頭の中も少しは常識が分かるのかな?」


 先発隊として四個師団が厚木基地へ進軍すると同時に未だ上陸を待っている相模湾に停泊している各種上陸用舟艇や戦車揚陸艦が発動機が回り海岸へ殺到していく。


 強襲揚陸艦“オワフ”で総指揮を執るアイゼンハワー元帥は九十九里浜及び相模湾海岸上陸部隊が水際での抵抗が一切なく、全軍が上陸出来たとの連絡を受ける。


「ふむ……日本の石原莞爾という軍人はまとまな思考の持ち主と見えるな。恐らく内陸部で要塞や陣地を建築して我らに立ち向かうのだろう。補給線を叩こうという作戦だと思うが……海上には無数の艦艇が存在しているから無駄な足掻きになる筈」


 アイゼンハワーの元にニミッツ元帥から後五時間後に全ての地上部隊が上陸を完成するとの連絡を受ける。


「……よし! では私も行くとするかな? ふむ、パットンの匹夫の勇を拝むとするか」


 強襲揚陸艦から上陸用舟艇に乗船したアイゼンハワー元帥とその幕僚達が海岸へ向かって行く。


 それを見送っていたニミッツ元帥の元に先刻に飛びだった延べ一万機もの艦載機が全て撃墜されたようだとの報が入る。


「……もう一度、言ってくれたまえ? 私の耳が聞こえなくなったのかな?」


「は、はい! 偵察隊からの方向では地上に星マークをつけた我が軍機が残骸の山となって地上に散乱しているとの事」


 ニミッツ元帥はその報告を聞いて去年のカーチス・ルメイ率いる三万機が消滅した事を改めて思いだすと得体のしれない悪寒が背筋を支配する。


「……三万機を撃墜するには膨大な弾薬が必要だ。既にそのために使用され尽くしたと思っていたがそれは間違いなのか? いや、本国での解析では、あの時点での生産能力では最早、何も出来ないとの事と……」


 ニミッツの脳裏にマッカーサーとスプルアーンスが言った言葉を思い出すがそれを打ち払うように首を振る。


「既に……匙は投げられた! 我々はルピコン川を渡ったのだ」


♦♦


 九十九里浜に上陸した軍団は順調に内陸部に進撃していたが筑波山麓を通過した時に偵察隊が戻ってきて報告する。


「ここから三十キロ先に印旛沼と呼ばれる沼地が展開していますがそこに要塞が存在しています」


 パットン機甲師団の元にその報がもたらせるとパントン大将はふむと一言呟くと一旦、全軍を停止させる。


 指揮車の上から周囲を見渡す。

 重戦車を始めとする主力戦車が五百輌・自走砲三百輌を主とした火力と機動に特化した装甲機甲師団の勇壮を改めて認識すると何を恐れる事があると思い、大きく息を吸うと思いきり吐くと同時に大声で命令する。


「全軍、出撃!! ガソリン無くなるまで前進に前進だ! 臆病者はこの俺が背後から喝をいれてやる! 行くぞ!」


 パットンの大声に機甲師団の全員が歓声を上げて再び進撃開始する。


 機甲師団の右翼と左翼にもブラッドレイ将軍率いる各部隊や欧州で活躍した精鋭海兵隊の部隊が意気揚々と進撃している。


「そういえば、民間人の姿が今までないが疎開でもしたのか? 万歳突撃をしてくると思ったが?」


「もうそこまでジャップの猿共はいないのでは? 殆どが空襲で死んだのでは?」


 好き放題言っている内にパットン率いる第一陣軍団は遂に印旛沼要塞に到達する。

 パットンは双眼鏡で要塞全体を眺めると頷く。


「中々、頑丈な要塞だが見た感じでは俺達を撃破できる戦力は配置されていない筈。ちまちまと攻撃するのは俺の性に合わん! 総攻撃の準備が整えられ次第、全軍で一斉に突撃して要塞を突破してそのまま展開して包囲攻撃をして殲滅する」


 パットンの言葉に幕僚達は頷いて突撃命令を各部隊の大隊長を始めとする指揮官に次々と伝令が行く。


 一時間後、全軍に命令が伝えられて突撃隊形が展開される。

 その時になってパットンは不思議な事に気が付く。


「しかし……ジャップの姿が一向に見えないが本当にあの中に潜んでいるのか? もしかしてはったりで誰もいない無人なのか?」


 パットンが不思議に思った時、伝令兵がやってきて九十九里浜にアイゼンハワー元帥も無事に上陸して本隊と共に進軍するとの事を伝える。


 実に十五個師団でありありとあらゆる最新鋭の車両で編成されているのである。

 パットンは信号銃を手に取って空中に放つと拡声器で大声で叫ぶ。


「全軍、突撃!!」

 五個師団規模の大部隊が一斉に歓声を上げて進撃していく。

 だが、未だ要塞は沈黙状態であった。


いよいよ関東地方での戦いですがやはりスカッとしたいですよね?


”士魂”の名を持つ戦車部隊はどうなるのでしょうか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 私もジパングの漫画読み返したが、ああこの 作者頭の中20世紀だわと呆れました21世紀の護衛艦には皆レーザー砲が装備されててこれは対艦ミサイルの受光素子破壊用ですがね、対艦ミサイルは誘導は最初…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ