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第27話:宮崎海岸の部隊の悪夢

一気に寒さが来て暖房の季節になりました。


今年も後もう少しですが来年の正月は日にちが少ないです><

宮崎海岸に上陸した第一軍団を率いる司令官『イニス・P・スウィフト』中将旗下の元に第二十五歩兵師団・第三十三歩兵師団・第四十一歩兵師団が存在するが国民挺身隊と呼ばれる一般人から構成する数万規模のゲリラ攻勢によって苦戦していた。


その結果、イニス中将はマスタードガス等の非人道兵器を以て、邪魔する挺身隊を排除する事を決定して明日一杯を毒ガス等の専用装備を付ける為に一時、進撃を停止する。


「いいな、お前達!! ジャップを見れば白旗を掲げて来たとしても撃ち殺せ! 距離を取って例え、女子供老人関係なくだ! 忘れるな」


 イニス中将の号令の元、連合軍兵達は海岸に集積されている莫大な量の毒ガス装備を点検して装着する為に個々、手に持っていく。


「だから最初からやっておけばよかったのだよ! 所詮、黄色い猿なんか人間じゃないからさ!」


「全くだ! 明日からは楽できそうだな? 早く国に帰りたいぜ」


 司令部用の天幕ではイニス中将を始めとする各部隊の師団長と大隊長クラスが集まり明日について打ち合わせをしている。


「とにかく明日からは手段を選ばないで進軍だ! ジャップを見れば即刻、抹殺だ」


 そこまで言った時に伝令兵が真っ青な表情をしながら飛び込んでくる。


「い、一大事です!! 志布志湾方面の第十一軍団が潰滅したとの事です! 上陸前に謎の攻撃を受けて八割以上を失い司令官は戦死! 大パニックになっています」


 この伝令の報告に天幕の中の殆どの指揮官がマサカという顔をしていて中にはあまりにも余裕な為、冗談を言っているのでは? という指揮官もいた。


 突拍子もない伝令の内容に戸惑っている指揮官達だが海岸で明日の準備をしている兵士達が沖合から援護している軍艦の姿を眺めていた。


 その時、一人の兵士が水平線の彼方がキラリと光ったのを目視する。


「うん? …………」


 続きを言う暇もなくその兵士の意識は途切れる。

 伊400が放った十五センチMOAB弾が炸裂したのであった。


 凄まじい爆風が着弾地点を起点とする半径約二キロ弱内のありとあらゆる物が吹き飛ばされて人は一瞬でミンチ状態になり重戦車や装甲車等も全てが紙切れのように吹き飛ばされて粉々になる。


 初弾着弾地は司令部天幕から十キロ離れた所にいたが何かが爆発したということは感知する。


「何か爆発音が聞こえなかったか?」


 この瞬間、イニス中将の意識は吹き飛ばされた瞬間まであったが直ぐに途切れてしまう。


 第二弾目は天幕の上で炸裂したのであった。

 TNT火薬十一トンの破壊力が爆発したのである。


 司令部に配備している最新鋭防御兵器も最新鋭攻撃兵器も一瞬で吹き飛ばされて粉々になる。


 この同じ情景は宮崎海岸全体に配備している連合軍の頭上に落ちて来るMOAB

弾の攻撃で同じであった。


 凄まじい爆風の衝撃で木っ端微塵になる上陸部隊の様子が沖合で艦砲射撃をしている友軍の目にも映っている。


「おい、何があったのだ!?」


 口々に海岸線を指で示して叫ぶが何が起きたか把握できなかった。


 その間にも次々と凄まじい爆発音と爆風が吹き荒れて海岸に山と積まれている資材物質及び火器・弾薬が吹き飛んで断末魔の声が一瞬だけ聞こえるが直ぐに止んでただ耳を潰す程の爆発音がする。


 やがて謎の攻撃は終わったようで最後の爆発音から数時間が過ぎて沖合から偵察機が数機出撃して友軍の状態を確認しようとしたが海岸線一帯には何も存在していなくて至る所に巨大なクレーターが出来ていて草木一本もなく更地状態であった。


 海岸線の至る所を偵察した結果、内陸部に進撃していた部隊以外は全て消滅していたのである。


「な、そんな馬鹿な……!! 全てが破壊されているばかりか生存者が殆どいない」


 直ちに艦艇から救助部隊や待機している部隊が上陸したがそこには生きている者は誰一人もいなく、内陸部にいて難を逃れた生き残りの部隊も今まで体験した事もない爆発と爆風で放心状態になったり発狂したり全てが満足状態な者は皆無であった。


 九州方面の司令官であるクルーガーも七発目のMOAB弾により頭上で爆発して一瞬の内に消し飛んだのである。


 この様子は“おおわし”から鮮明に映像として伊400と“さがみ”に転送されていく。

 期待以上の効果で満足状態であった。


「有泉艦長、厳正な精査の結果、上陸部隊の九割は消滅しましたね?」


「ええ、日下艦長! 大隅半島・宮崎海岸の敵部隊は壊滅させましたが残りは薩摩半島に上陸している敵軍ですが……ちと問題があるのですが? MOAB弾の爆発範囲内には挺身隊数万人がいるのです。今、ゲリラ活動ですが」


 日下の言葉に有泉は暫く考えていたが自分が考えている内容を話す。


「上陸部隊ではなく沖合にいる輸送船や揚陸艦を狙うのはどうかな? 驚愕して戦闘に集中できる状態にならないと思うが?」


 有泉の提案に日下はポンと両手を叩くと笑みを浮かべて同意する。


「その戦法というか提案、理にかなっています! 早速“おおわし”とリンクして計算しますね?」


 日下の言葉に有泉も笑みを浮かべて頷く。


伊400はまだまだ暴れます!


感想や評価を宜しくお願いします。

筆者の執筆する気の元になります。


レビューも頂ければ嬉しいです。

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― 新着の感想 ―
[良い点] めでたいめでたい!! どんどん虐殺して下さい。 アメリカはフレンドリーなのは大人しくなった飼い犬のポチだけです。 逆らう国家は全て悪辣な悪魔。 これは現代も同じでしょう。 世界の警察ならぬ…
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