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キュベリズム  作者: ゼロ
新生活
2/8

3人とのシェアルーム

もう3人、その部屋にいた。

「ウィース」

「おはよう」

と言ってくる中、一人

「将弘?」

と名前を呼んでくる奴がいた。僕は聞き覚えのある声だったので、その方向に顔を向けると、そいつが誰だか分かった。そいつは同じ中学の村井賢次だった。


「やあ。久しぶり。」

別に再会が珍しくも無かったので、今の状況を聞いた。

「みんな訳ありで光ヶ丘の寮に入れないんだよね~。だからここに下宿してるって訳。分かった?」

と言われたが、戸惑いで頭が整理できず言葉が出なかった。


でもそんなのを打ち払ってくれたのがあのウィースと言ってきた、いかにもスポーツ系な、165ほどの肌が小麦色に焼けたあの女の子だった。

「えーと、うちがしゃべってもええんかな。初めまして、うちは近藤かおりってゆうねん。君は将弘ちゅーてたな。うーんちょい長いからマサでもええ?」

「うん。別に何でもいいよ。」

「ありがとー。じゃあ次は美津恵が喋る?」


「私?」

そう言ったのは、メガネをかけた今度は160ぐらいの小さい、決して可愛くは無いが優しそうな、THE理系といった女の子だ。

「初めまして、私は竹浦美津恵と言います。この家のおばあちゃんの孫です。」

「へえ~」

こんな返事しかできなかった。


僕は人見知りが激しく、特に異性に対してはしっかりと目をあわせて話すことすらままならない。だから仲間内でしかトーク力が働かない。しかしそんなトーク力のなさを埋めてくれたのは、かおりだった。


「賢次は同級生っぽいからもうええな。じゃあそれはそうと、新しい当番決めよか。」

当番?何のことだろうと思って聞いていたのを賢次が察し、

「おばあちゃんの家事手伝いの事だよ。」

と目でコンタクトを飛ばしてきた。

「じゃあ、うちが掃除で、美津恵が料理で、マサが水汲み?でええ?」

僕は水汲みはまあ良いとして賢次が当番に当たっていなかったのが謎だったので、


「賢次はしないの?」

と言ったが、深くため息を疲れ

「この家に金入れてる俺なの。」

と言われたが僕は不思議に思い

「じゃあなんで寮入って無いの?」

と言ったが賢次は

「俺もあれがなきゃ入ってるよ。」

と少し心残りがあるという雰囲気で顔を上に向けた。

そこにかおりが割りいってきて

「あれってなにさ。」

と聞いていたが僕は知っていたので聞かずに、部屋を出て土間に向かった。

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