目も見えないし耳も聞こえない。盲ろう者になってしまったのか。
「………ん」
ん、ボーっとする、浮上する意識の中で身体が重い。そして何も見えないなぁとぼんやり思った。
コハクは目を開けようとしても目が開けたのか開けなかったのかわからず、ただ目の前に広がる暗闇に変化はなかった。
次に身じろぎしようとしたが動けない。重力が何倍にも掛かっているかのように身体が地面に吸いつけられるようで動かせない。
どろどろとした沼にどんより浸かっているような思考の中で真っ暗なで無音な世界に、コハクは夢か現実か理解できないままでいた。
なんせ、何も聞こえない、何も見えない。
(駄目だ。何が起きているのかわからない)
そもそもこんな情報の無い状態では判断できるはずがなかった。
次第に焦りを感じた。
俺はどうなった?どうなっている?
一番最新の記憶はなんだ……思い出せない。
捕まって薬で全身麻痺にさせられている可能性、死後の世界の可能性……
ん、ボーっとする、浮上する意識の中で身体が重い。そして何も見えないなぁとぼんやり思った。
コハクは目を開けようとしても目が開けたのか開けなかったのかわからず、ただ目の前に広がる暗闇に変化はなかった。
次に身じろぎしようとしたが動けない。重力が何倍にも掛かっているかのように身体が地面に吸いつけられるようで動かせない。
どろどろとした沼にどんより浸かっているような思考の中で真っ暗なで無音な世界に、コハクは夢か現実か理解できないままでいた。
なんせ、何も聞こえない、何も見えない。
(駄目だ。何が起きているのかわからない)
そもそもこんな情報の無い状態では判断できるはずがなかった。
次第に焦りを感じた。
俺はどうなった?どうなっている?
一番最新の記憶はなんだ……思い出せない。
捕まって薬で全身麻痺にさせられている可能性、死後の世界の可能性……