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ことりと巫女  作者: チミー
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巫女生活スタート!

目に留めていただき有難うございます。

これは実は夢で出てきたストーリーの元にしたお話なんです!

毎週一話投稿を目指しています!

連載ですが、一つ一つが短いお話なのでちょっとした短い時間に楽しんでもらえれば幸いです。

「歌野神社」

ここが、その神社の名前だった。

「歌野ことり」

それが私の名前。

苗字と一緒だ。

と、思った。


「よく来たねえ。」

神社の境内からおばあさんが歩いてきた。

「わたしは梅子だよ。」

「よろしくお願いします。歌野ことりです。」

挨拶が終わった後に梅子さんは神社の隣に立っている家に通してくれた。

縁側で出してもらったお茶と茶菓子を楽しんだ。

「さて、準備は整ったね。ことりには巫女になってもらうよ。」

いきなりの呼び捨て…。

そして、みこって何?

「巫女っていうのは普通は神社で神事の補佐などを行う仕事なんだが、ここの神社では、少し違うこともしてもらうよ。」

「へ、へえ。」

「違うことも」ってどういうことだろう。

「ま、とりあえず着付けをするよ。」

そう言われて私は頷いた。

状況はよく分からないけど衣装を着させてくれるんだ。

「よし出来た。」

梅子さんがいうのと同時に私は目を開けた。

暗茶~黒のまっすぐな髪、茶色の眼、やや高めの身長の少女が衣装は袖が無く、肩・腋の露出した赤い巫女服(彼女自身が別途袖を腕に着けているらしい)と後頭部に結ばれた模様と縫い目入りの大きな赤いリボンを着てそこに映っていた。

「可愛い。」

私は思わず言った。

「だろう。」

梅子さんは自慢げだ。

そして、10日間後。

私はすっかり巫女の仕事を覚えた。


6:00起床。

6:15シャワー・顔洗い・着付けを終わらせて朝食

6:45歌野神様にご挨拶

7:00歌野神社の家宝・虹のネックレスを磨く

7:15神社を掃除する

7:45境内を掃除する

8:00神社のお守りをつくる

9:00神社のお守り屋さんで働く

12:00昼食

13:00歌の儀式を手伝う

14:00夏休みの宿題をする

15:00おやつを食べる

15:30夏休みの宿題をする

16:30自由

18:00夕食

18:30お風呂に入る

7:00自由

20:30消灯


という生活を毎日送っている。

1番好きなのは歌の儀式。

これは、この神社で毎日やっている儀式。

この神社の巫女が歌野神社の家宝・虹のネックレスをつけて歌を歌ったりして歌の神様を敬う儀式なんだ。

歌野神社の家宝・虹のネックレスは昔、歌野神様がこの虹のネックレスを付けて歌って戦ったことによって歌の神社の家宝として大切に受け継がれているんだ。

虹のネックレスを付けて歌うととても綺麗に歌うことができるそうだ。

私も上手く歌うことができる。

梅子さんも

「こんなにきれいに歌える巫女は少ないよ。」

と、褒めてくれていた。

それに、歌った後に聞いてくれていたみんなが幸せそうな顔をして帰っていたのが嬉しかった。

「ことり。」

声がして振り向くとそこに眼鏡をかけたイケメン男の子がいた。

その子はこうすけくんで、梅子さんの孫。

中学1年生の私よりも2歳年下の小学5年生なんだけと、それを感じさせないクールさが彼にはあった。

「ぼーっとしてないで早く掃除を終わらせろよ。」

厳しく言われて私は、

「はあい。」

と気の抜けた声を出してしまった。

そんな私をクスッと笑ったこうすけくんを見て私はパンっと頬を挟んだ。

1年後。

虹のネックレスを磨こうと神社に行った私は衝撃を受けた。

「虹のネックレスが盗まれている…。」

この時は私はこのことが大きな戦いにつながるとは思いもしなかった。

読んでいただき有り難うございました。

続きを楽しみにして待っていてくださいね!

チミーは何作か作っていますので読んでみてください。

コメントと評価待っています♪


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― 新着の感想 ―
[良い点]  まずは登場人物が歌野神社に歌野ことこ次に何が起こるのかハラハラ・ドキドキしながら読んでいます 巫女さんの1日が細く描かれて居るのが凄いな〜と、まるで巫女さんの体験をしてきた様に、そこに歳…
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