設定資料3
・ウェンディ
正義感の強い少女。
便利屋と揶揄されながらも人助けの為に奔走している。
ヒルダを護衛に付けている事から何かしら立場のある人間だと思われる。
ヒルダ自身が特級聖騎士という事で、聖騎士の中でも最高位だと考えると……。
元ブラン小隊のベネチアに騙されてオルガからエレナを開放しようとし、激突。しかし誤解と分かり和解する。この一例からも分かる通り、まず行動から起こす少女。
イオやエレナとは休日に出かける位には仲良くなった。結果として、隊長であるオルガが実は一番ボッチである。
末っ子なので寂しがりや且つ甘えたがり。上に兄が二人と姉がいる。
イオとはしょっちゅう互いの成長度合いについて競っている。尚、一年経過時点で既にそれぞれ差がついている。
実は今使っている聖剣は仮の物。なのでウェンディはその銘を知らない。
◆ ◆ ◆
暴走わんこ。
最初は嫌味なライバルキャラとして作っていましたが、だんだん嫌味さが消えてただの残念美少女になりました。ついでにオルガのメタキャラだったのが小隊入りしました。良かったのか悪かったのか……。
作中で述べた通り、まず行動の少女。オルガ達が今は手綱を握っていますが、ある意味でオルガよりも問題児。
何しろ、コイツは本気で採算度外視で動く。そしてオルガとは違い、それを望んでいるのでブレーキが無い。
現状、小隊の中で生まれが不明なのはコイツだけ。一体どこの誰なんだ……
まだ語れていない事が沢山あるので公開できる設定も少なめ。でもほら、全部語ってモノローグ言い始めたらそれ死亡フラグだからさ……。
割合オルガには好意的だが、どちらかと言うと同類としての好意。それが高じてパートナーとして求める事はあるかもしれない。
聖剣の銘は<ラーマリオン>。ええ、死霊術師読んでいる方にはご存じ。あの水上戦最強。でも出番が悉くカットされ、メタられていたあの機体と同じ名前です。
何で剣と巨大ロボの名前が一緒なのかは……まあ大体想像が付いてしまっているでしょうがいずれその内また。
それはそうと。アイツの一番の活躍は人龍大戦時の海龍討伐だから本作でも影は薄いぞ。
ところで皆さん気付いていましたか? メインキャラである小隊の四人はそれぞれ
イオ
ウェンディ
エレナ
オルガ
と「いうえお」と続いているんです。つまりまだ見ぬ「あ」がどこかに居る。
◆ ◆ ◆
・ヒルダ
灰色の髪を持ち、顔以外一切の露出を許さない鉄壁メイド。
しかしその正体は日夜世界の平和を守る神権の護り手。ヒルダ・モルケイメンプである。
幼少時にウェンディに拾われて以来、彼女に仕えている。
それは神権に選ばれ、神権使いとなっても同様。神剣を携えて、ウェンディの護衛として側に控える。
余り表情を動かさないが、人を驚かせるのが趣味という御仁。
また、神権に選ばれた段階で滅私を心掛け、己の我を出さないように振る舞っている。
彼女の行動は大体これらで説明が付く。
そんな彼女が例外として探している約十年前の誘拐未遂事件。
そして任務として探している四年前の連続行方不明事件を機に姿を消した人物。
そのどちらにもオルガが関わっているのは果たして偶然か……。
◆ ◆ ◆
みんな大好き戦闘メイド。
死霊術師を知らない人の為にざっくり説明すると、神権とは即ち神が遺した文明維持機構。
特級聖騎士と呼ばれる彼らは神権の力の一端を引き出して、その力を脅かす物から守っている。
……つまりは魔法少女である。
冗談はさておき、この世界の根幹にかかわるところに近い人なので、結構キーパーソンです。
あいうえおの中に含まないサブキャラだし盛るか……と思い中々メインキャラにはぶち込めない設定をぶち込んでからオルガの方が重い事に気付く始末。
何故だかオルガとは因縁のある子です。
多分ですが、どういう形で因縁があるか正解出来ている人はいない筈。ええ、ある意味であの人は答えを言っていたんですけどね。まあ大体マリアが悪い。
転輪の神権は死霊術師でもちょっと触れた様にカウンター能力に秀でた神権。本来は万物を流転させ、環境を整える一種のテラフォーミング的な権能。ヒルダはそれを利用して相手の攻撃を全て方向を変えて跳ね返すように使っています。なので理論上は無敵。ついでに己の気配に繋がるあらゆる物を己の周囲で回して完結させることでマリアも気付けない様な完璧な隠形を可能にしています。ただ流石に実体を消しているわけではないので触ろうと思えば触れる。
一切の肌の露出が無いため実はオルガとしては側に居てもそれほど動揺しない相手です。逆説的に言うと他の三人が薄着で側に居ると動揺する。
彼女の目的が明らかになる時。それは神権使いの全力が見れる時でしょう。(多分
でもこいつ等本気出すと世界観変わるんだよなあ……
書き溜め進捗
ダメです