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カコノジブン。
「ごめん、私と別れてほしい。」
「え、なんで?」
高校三年生の冬。
二年間付き合った彼氏に、別れを告げた。
元々は、地元が一緒だった彼氏。
就職を機に、遠距離恋愛に。
それでも、彼氏は休みの日には
電話をしてくれて、忙しい中話も
聞いてくれてた。
そして、長期休みには必ず会いに
来てくれていた。そんな完璧な
彼氏に別れを告げた。
「話を聞いて欲しい時に、近くに
いてくれなくて辛い。」
なんて、嘘ついた。
本当は、まだ若いからこの人じゃなくても
もっと良い人は見つかるって思ってた。
もし、過去に戻って自分に何か
伝えるとしたら...。
“お疲れ様でした”
この先の未来がどうなるかなんて
18歳の私には分かるはずもなかった。




