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恐怖確率未定  作者: 夢春
壱ノ部
8/19

第8話 被服室のマネキン

 わたしの通う学校の被服室には、一体のマネキンが置いてある。

 ある日の放課後のことである。わたしは自分のクラスに水筒を置きっぱなしにしていたことに気がつき、部活が終わると3階にある教室へ取りに向かった。

 もうすぐ下校時刻のため、校舎内に残っている生徒は誰もいない。昼間の騒がしさが嘘の様に校舎内は静まり返っている。

 教室に入ると、自分の机の上に水筒が置いてあった。それを持ち、教室を出たわたしは、階段へと向かう途中で何となく被服室を覗いてみる。マネキンが一体、ドアの近くに置かれていた。

 なんだか薄気味悪さを感じたわたしは、被服室を離れ、急いで階段を駆け下りた。

 校舎を出たわたしは少しホッとした気持ちになった。下校時刻が間近のため、校庭にも人っ子一人いない。

 わたしは校庭の真ん中辺りで一度立ち止まると、何となく振り返ってみる。

 そして、わたしは校門に向かって全速力で走った。

 なぜなら、昇降口から一体のマネキンが出てきたから・・・。

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