第一話「はじまり」
俺の名は光一。高校2年生、こんな毎日事件が起っている世の中で
まだ犯罪を犯していないのが自慢の1つ
俺の両親は運悪く事故にあい2人ともいない。今はお父さんの知り合いだったおじさ
んの家で世話になっている。おじさんの仕事は社会に貢献するような仕事ではなくむ
しろその逆の仕事だとゆうことは薄々気付いていた。だって戸棚の中に拳銃があるな
んて今の日本ではありえないのだから、、
俺はある晩トイレに行こうとして部屋を出た。時計は12時をまわっていた。さすが
におじさんはもう寝ているだろうと思いながら廊下を歩いていると応客室から灯かり
が漏れていた。中を覗くとそこには包丁で何度も刺された死体があった。この人には
覚えがある。確かおじさんの友達で何度か家にも来ていた人だ。そんなことを考えて
いる内に一人の男が死体の前に立った。やはりおじさんだった。。。俺はすぐに立ち
去ろうとしたが床がきしむ音で気付かれ目が合ってしまった。俺はすぐに「あの」戸
棚に向って走った!当然おじさんが追いかけてきた。俺は素早く戸棚から銃を取り戸
棚を閉めた。それから4秒ほどたっておじさんがドアの前に立っていた。どうやら銃
をとるところは見られていないようだ。今でも覚えている。そのときのおじさんの
顔っはすごい笑みだった。。。おじさんの手には血の付いた包丁が持たれていた。
「どうしてこんなことをしたんだよ」
「どうしても100人殺さなければいけないんだ。それにさっきので99人目だった
んだ」
「はぁ?あんた普通じゃねーよ」
「そんなのどうでもいいさ。さっきので99人、お前で100人。完ぺきだ。。」
「ッ!!!!」
「冥土の土産だ。99人中の2人はお前の親なんだよ。心配するな今から俺が同じ所
まで連れて行ってやるよ」
俺はその男の笑みに迷わず打ちこんだ。倒れた後も弾が無くなるまで打ち続けた。
弾が無くなっても何度もトリガーをひく音が部屋に響き渡った。
少し落ちつき床へ座った。
これで俺も殺人者だ・・・・あいつと同じだ。もう学校にも行けない。いつものよう
には生きれない。まぁいいこれで退屈していた高校生活から・・・・
「考え中のところすまないが・・・」
「!?」
誰だ!?おじさんの死体はすぐ横に転がっているし。さっき人はこんな声じゃなかっ
た。。。
「おいきいてるか?」
そいつはまばたきをした後真正面に立っていた。
顔は仮面、黒い布を巻きそいつの等身大くらいの鎌を持っていた。
「死神!?」
「ん?過去に死神にあったことがあるのか?」
「え・・・いやその格好ならすぐにわかるよ」
「・・・まぁいい。これから真剣な話をするからよく聞け
お前はさっきの男で丁度百人目だ」
「ちょっと待てさっきので俺はあの人で初めてだぞ!?」
「あの男はこれまでに99人殺してたんだよ。人が人を殺すと殺した人のライフ
(殺した数)が殺した側に移るんだよ。」
「百人殺すとなにが起きる?魂でも刈られるのか?」
「違う。能力が与えられるんだよ。」
「能力?」
「ああ人の域をこえた殺傷能力だよ」
「俺はそんな物はいらない。ふざけるな!」
「ふざけているのはお前だ。これはルールなんだよ。これからお前に能
力を与えっからじっとしてろよ」
(なっ 体が動かない・・・・・)
「お前は人を殺した。もう後戻りはできない」
そう言い終えるとそいつは手を上にあげた。その手の先の空気?空間?よくわからな
いがブラックホールみたいな穴があいた。
その穴の中からレザーみたい細くて黄色い線が俺の左目に目掛けて放たれた。最初は
直径10cmくらいの線だったが10秒くらいたつといきなり直径1mくらいの巨大なも
のに変わった。。。そのとき死神が喋った。
「この量は・・・・・」
どうやら死神の予想もしない量だったらしい。レーザーは30秒もしたら消えた。
近くにあった鏡を見ると俺の左目は(●) (*)こんな感じになっていた。。。
「あーそれは能力者以外には見えないから安心しろ」
死神はもう取り乱してはいなかった。
「その能力の利点、欠点はこの本に書いてある。目をとうしたほうがいいぞ。」
それだけゆうと死神はまたまばたきと同じに消えた。
そのあとおじさんとおじさんの友達の死体は消えていた。。。
俺はその場に寝転がった。いや倒れたの方が適切かもしれない。