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第10話:最終決戦、そして未来へ。絆が織りなす新たな伝説

暗黒大陸の荒野に、嵐が吹き荒れていた。

俺たち――如月ハルトとスラティアは、魔獣の大軍と対峙していた。


「主様、準備はいいですか?」


「ああ、行くぞ!」


スラティアは全身の魔力を解放し、漆黒の鎧が神々しく輝く。

俺は育成者の力を最大限に発揮し、彼女を支える。


「いくぞ、俺たちの絆を見せてやる!」


激しい戦いが始まった。

魔獣たちの咆哮と魔力が飛び交い、地面は裂ける。


だが、俺たちは一歩も引かない。

スラティアの剣が敵を薙ぎ、俺のスキルが彼女を支える。


「主様! 一緒ならどんな敵も倒せます!」


「そうだ、スラティア。俺たちの旅はまだ終わらない!」


最後の一撃が決まり、敵は消滅した。


戦場に静けさが戻る。


俺たちは互いに見つめ合い、深く頷いた。


「ありがとう、スラティア。これからも共に歩もう」


「はい、主様。未来は私たちの手の中にあります」


こうして、新たな伝説が始まった。

最弱スライムから魔王へ、育成者とその忠誠者の絆は永遠に輝き続ける。


――完――

この物語を最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。

「最弱スライムを育てたら、1000年後に魔王になってた件」は、僕の中にある“成長と絆”への思いを形にした作品です。

異世界での冒険、主人公とスラ子の関係が皆さまの心に届いていれば嬉しいです。

読者の皆さんがそれぞれの物語を楽しみ、自分だけの世界を広げていってくれることを願っています。


これからも、たくさんの素敵な出会いと冒険が待っていますように。

ー作者

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