あまりにも平坦
社会人になってから、
楽しみになったことが2つある。
休日と給料日だ。
それまでは毎日が休みのような、
毎日何かしらタスクを抱えているような、
そんな日々を送っていた。
自分のペースで作品をつくって、
どれだけ時間をかけても収入は無し。
逆に、
時給に換算したら黒いお仕事みたいだ!
なんて割のいい案件に出くわすこともあった。
それが今では、
毎週月曜~金曜まで決まった時間働いて、
金曜日が終わったら、スパっと何もしない時間が来る。
毎月のタスク量に多少のバラつきがあっても、
毎月決まったお給料がいただける。
環境が大きく変わったけど、
職場の人たちはいい人ばかりだし、
収入が安定して出来ることが増えて、
幸せだなーと思っていた。
思って、いた。
感情に大きな起伏がない日々の中、
朝パソコンの前に座ってふと思う。
これが社会の歯車になるということか と。
お金も仕事もなかった頃は、
平穏と比例するものは幸福だと信じていた。
実際に平穏を手にした今になって、
比例して増えているモノは虚無だと感じる。
嫌な思いをすることも少なければ、
嬉しいとガッツポーズをすることもない。
幸せかどうかと聞かれれば、
はい幸せです と答えられるだろうけれど、
記憶に残らない日々に何の意味があるのだろうか。
この思考の沼はまずい。
何か小さなことでもいいから、
達成感が得られる目標を立てなければ。
そう考えた僕は、
ソシャゲの期間限定イベントに、
多少の課金をしながらのめり込んでいる。
今、僕の目の前に立ちふさがる最大の敵は、ガチャである。