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第二章 勇者よ、名乗りでよ


「母さん、おはよう」

 謎の光に包まれた翌朝、特に異常は起こらずに僕は目を覚ました。悪夢に苛まれるといったことさえもなく、些か拍子抜けするほどだ。僕はいつも通りリビングに向かうと、キッチンに立っている母さんに声をかけた。

「ああ、サム。おはよう」

 振り返らずにそう言うと、母さんは鍋をかき混ぜ続けた。

 いつも通りの光景に安堵して食卓の席につくと、母さんの声がまた聞こえてきた。

(お父さんったら、サムが起きてるのにまだ起きてこないのかしら)

 その声は、どこかおかしかった。声量は大きいのだが、どこか不明瞭な印象を受ける。そして、耳で聞いているというより、脳に直接流れ込んでくるように感じられるのだ。

 僕がその声のおかしさに首を捻りつつ、「起こしに行って来ようか?」と答えると、母さんは驚きを湛えた顔で振り向いた。

「あら? 私、声に出てたかしら……。ええと、まあ、それなら起こしに行ってくれる、サム?」

 少し戸惑ったような母さんの反応に違和感を感じながら、僕は頷いて父さんの部屋へと向かった。

 僕の家は、チェスカ村だと一般的な平屋だ。だから、父さんの部屋に行くまでは十五秒とかからない。

 部屋に着くと、父さんはまだ熟睡していた。おそらく、昨日ジェイミーのお父さんとお酒を飲みながら話し込んでいたせいだろう。もしかしたらジェイミーも、僕みたいに自分の父親を起こすよう頼まれているのかもしれない。

「父さん。朝だよ」

 呼びかけ、肩を揺さぶる。

「父さん」

(やめてくれ、サムウェル。俺はまだ寝ていたいんだ)

 さっきの母さんの声のように不明瞭な声を聞いて、僕は愕然とした。

 別に、父さんの言っていたことがあまりに子どもじみていたからではない。

 声を発した父さんが、一度も口を開いていなかったのだ。

 父さんは腹話術の達人ではない。それに何より、大体こんな状況で腹話術などする必要がない。

 それではなぜ、口を開いてないのに声が聞こえたのか……?

 母さんの先程の声が蘇る。「あら? 私、声に出てたかしら……」、と。

「まさか……。いやいや、そんな……有り得ないでしょ」

 そうして自分の馬鹿げた考えを一蹴した僕が、『人の心を読み取る力』を自分が手に入れたと確信するのは、その日の午後のことである。


 僕は眠れぬ夜を過ごしていた。

 でも、自分が超能力者だと知ったその日に、すやすやと眠れる方がどうかしているだろう。

「僕は、超能力者なんだ……」

 ぽつり、呟いた。

 今日一日の出来事で、僕は自分が超能力者だという確信を得ていた。

 朝に父さんと母さんの心の声を聞いただけじゃない。ジェイミー、アリア、ミアの心の声もしっかりと僕の頭の中に届いた。それも、一度だけでなく、何度も。

 ここまでくると、否定のしようがない。

 僕は、人の心を読む超能力者なのだ。

 超能力なんてものは、魔法と同様に昔話の中にだけ存在すると考えていたけれど、実際はそうではないらしい。読心という超能力を手にした僕自身が、超能力の存在の生き証人なのだから。

 ——でも。……どうして僕は、超能力を手に入れたんだろうか。

 昨日までの僕が何の変哲もない少年であったことは、僕自身が一番よく知っている。

 僕は、ロンド王国の片田舎に位置する小村の、農夫の息子だ。不可思議な出来事になんて、殆ど遭遇したことはない。そして、読心なんていう超能力を自分が持っていると疑うようなこともなかった。まさしく、読心のどの字もないような生活を送ってきたのだ。

 それが、どうして……

「やっぱり、昨日のあれか……」

 超能力を手に入れたと知ってから、何度もその原因を考えたけれど、結局はその結論に辿り着いた。

 昨日の、謎の円と謎の光。きっとあれが、僕に超能力を与えた。

 でも、だとすると、僕と一緒に光を浴びた残りの三人も超能力を手に入れたんじゃないだろうか。

 今日は聞けなかったけど、明日は聞いてみるべきかもしれない。

 もしかしたら、四人とも読心の能力を手に入れたのかもしれない。それとも、四人とも別々の能力を手に——

 ドン! ドン!

 突然響いた轟音に、僕は無理やり現実に引き戻された。

「……なんの音?」

 そう呟くと再び、ドン! という音が聞こえてくる。推測するに、玄関の方からだ。

 僕はベッドから降りると、音の主を見るために玄関の方へと歩を向けた。

 警戒しつつ、ゆっくりと慎重に歩いていく。すると、玄関の前には、既に父さんと母さんが立っているのが見えた。

「ああ、サム。母さんを連れて部屋に戻ってろ。どんな酔っ払いが扉を叩いているのか、俺が見てきてやる」

 緊張と警戒を滲ませる声で、父さんは僕に告げた。

 僕は頷くと、母さんの手を取って自分の部屋へと戻ろうとした。それを見て、父さんは玄関の扉を開けた。

「おい。夜中に何の用——」

 そう問い質す父さんを無造作に押し退け、大男は僕らの家に踏み入れた。

 その大男は、まさに大男としか形容できないような人物だった。身長は悠に二メートルを超している。腕、胴、脚と全てが太い。しかし、肥っているわけではないのだ。その大きな体には、贅肉ではなく筋肉が詰まっているのだと、そう分かる。

 大男は、頭部を除く全身を鎧っていた。大男が片手に持つランプの光が、男の白銀の鎧を輝かせている。

 大男は、玄関から家の中を見渡す。そして、自分の部屋に入ろうとしている僕の姿を見つけると、声をかけた。

「お前がサムウェルで間違いないな」

 息苦しいほどの圧を感じ、僕は数秒間言葉を失った。辛うじて、首を縦に振る。

「そうか」

 男は、ずかずかと無断で僕の家の床を踏むと、僕の腕を掴んだ。

「来てもらおう」

「おい、勝手な真似をしてもらっちゃ困る! 大体、あんたは一体何者だ!」

 父さんが怒鳴ると、大男は見るからに不機嫌そうな顔を作った。

(ど田舎村の愚図が。俺の邪魔を出来るような立場じゃないぞ、お前は)

 怒気を含んだ大男の心の声が漏れ聞こえる。僕は思わず、顔を引き攣らせた。

「俺は、ロンド王国第一騎士団団長、ミルダス・ザ・ファーストナイトだ。このサムウェルとやらに用がある。邪魔をするなら、容赦なく斬る」

 後半の苛烈極まる脅しもだが、前半の大男の肩書きに、僕ら家族は衝撃を受けた。

 第一騎士団団長。つまり、ロンド王国に十ある騎士団の内最強の騎士団である第一騎士団の中で、さらに最強であるということ。一言で言えば、ロンド王国最強の男ということである。

「な、なんで、そんなお方がここに……」

「お前に話す義務はない。さあ、サムウェル。俺について来い」

 ミルダス団長は、僕の腕を掴んだまま歩き出した。そしてそのまま、僕の家の外に出る。すると、そこにはジェイミーの姿があった。

「ジェイミー!」

「サム! よかった。無事だったか」

「お前ら、ついてこい」

 ミルダス団長はようやく僕の腕を離すと、早足に歩き出した。

 僕とジェイミーは、ミルダス団長の後を追いながら言葉を交わす。

「なんでこんなことになったのか知ってる、ジェイミー?」

「いいや、俺もさっぱりだ。大体、あいつが誰なのかも俺はまだ教えてもらってねぇ」

「それはさっき言ってたよ。ロンド王国第一騎士団団長のミルダスなんだって」

「嘘だろ!」

 幼い頃から騎士に憧れ続けてきたジェイミーは、騎士の頂点に立つ男に、尊敬の眼差しを向けた。

「まさか、ミルダス団長に会える日が来るとは……」

「それにしても、どうして、僕ら二人が呼び出されたんだろう……」

 ジェイミー一人ならば、騎士のスカウトだという可能性もあり得る。けれど、僕とジェイミーのセットである以上、騎士のスカウトではあるまい。

 となると、やはり、思い付くのは……

「昨日のことかな。あの光。あれがきっと……」

 僕は首肯した。

 あの光が何なのかは分からないけれど、きっと、あれは騎士団長が直々に現れるほどの出来事だったのだ。そしておそらく、それは僕が手に入れた読心の力とも関係がある。

「あ、そうだ。ジェイミー、聞きたいことがあったんだけどさ」

「なんだ?」

「もしかして、超能力とか持ってない?」

「は? サム、もしかしてお前——」

「着いたぞ」

 ミルダス団長が告げた。

 僕らが話をやめて前を向くと、そこには巨大な天幕が設置されていた。今日の昼までは、ただの空き地だった所にだ。

「こ、これは?」

「すぐに分かる。ついて来い」

 ミルダス団長は再び歩き出し、天幕の入り口をくぐって中に入った。その後に僕らも続く。

 天幕は、無数の蝋燭で照らされていて明るかった。いや、それだけじゃない。天幕の中には、様々な宝石や金属製の道具が置かれていて、それらが蝋燭の光を反射することで、明るくなっていたのだ。

 巨大な天幕の中には、四人の人間がいた。その内の二人は、非常に見覚えのある人物である。

「アリア、ミア!」

 僕とジェイミーは、二人のもとに駆け寄った。

「サムウェル、ジェイミー! やっぱり、あんたたちも来たのね」

 合流を喜ぶ僕ら四人を横目に、ミルダス騎士団長は、天幕にいる残り二人の方へ歩いていった。

 一人は、天幕の最奥に置かれた金色の椅子に座っている老人であった。おそらく七十歳を超えていて白髪や皺を身につけているものの、年に似合わぬ力と威厳が全身から滲み出ている。頭には白金製の冠、そして左手には紫色に光る玉石を手にしている。

 もう一人は、老人を守護するかのように立っていた。禿頭と、左眼の眼帯が特徴的な、ヒョロ長い人物だ。

 ミルダスがヒョロ長い男の逆側に立つと、ヒョロ長い男が声を上げた。

「控えよ! ここにおわすは、ロンド王国第三十七代国王、ミラーダ・ロンド陛下であらせられるぞ!」

 ヒョロ長い男の声に、僕ら四人は顔を見合わせた。国王などという、一生会わないはずだった高貴な存在を前にして、どんな反応をすればいいのか困ったのだ。

 一番先に、ジェイミーが片膝をついた。そして、こうべを垂れる。よく分からなかったが、僕もその真似をした。ミアとアリアも、僕らに続く。

「苦しゅうない。面をあげよ」

 王の声に促され、僕ら四人は顔を上げた。

 プラチナの王冠を頭に乗せ、金色の椅子に腰掛ける初老の男、ミラーダ・ロンドの姿がそこにはある。王は、年のせいで白髪や皺を身につけてはいるが、力と威厳が全身から漏れ出ていた。

(なんでこんな不潔な餓鬼共を我が天幕に招きいれねばならぬのだ……)

 王の心の声が漏れ聞こえた。この王様は、僕らのことを歓迎はしていないらしかった。

「私は、軍務大臣ロバルトである」

 ヒョロ長い男、改めロバルト大臣は告げた。

「俺は、第一騎士団団長、ミルダス・ザ・ファーストナイトだ」

 ミルダス団長も名乗った。

 どうやらこの三人は、ロンド王国最高峰の重鎮であるらしかった。

 僕ら四人は、片膝をついたまま再び顔を見合わせた。

 恐らく四人全員、あの光が原因なのだろうと気付いている。しかし、なぜあの光が原因で国王までが現れるのかは全く分かっていなかった。

「お主らは、なぜ我に呼ばれたのかまだ分かっておらぬだろう。今からその説明をしてやろう」

 僕らの胸中を見透かしたようにミラーダ王がそう言うと、ジェイミーが突然片手を挙げた。

 王は眉を顰め、ジェイミーに尋ねた。

「何用だ、そこの金髪」

「陛下が俺ら四人を呼んだのは、昨日のピンク色の光が原因じゃないでしょうか」

「ほう。なぜそう思う」

「単純に、陛下が僕ら四人を名指しで呼びつける理由が、それしか思い浮かばないからです」

「ふん。そうか。まあ、正解だ、金髪」

「ジェイミーです」

 話に割り込まれ、王はジェイミーを一睨みした。

「ジェイミーよ。それではお前は、ピンク色の光がなぜお主ら四人を集めることに繋がるのか、分かっておるのか?」

「それは分かりません」

「だろうな」

 王は怒りを露わに鼻を鳴らし、心の中で呟いた。

(こんな田舎では、魔王や魔女のことを知ってる奴すらおるまい。我が、あれほど苦労して魔女共を始末したからこそ、こやつらの平穏は保たれているというのに)

 魔王やら魔女やら、王が心の中で何を言っているのか、僕には少しも理解できない。

 ふと横を見ると、ミアが震えていた。心なしか顔も赤い。唐突に王の前に連れてこられ、緊張と不安に押し潰されそうになっているのだろう。

 これに関しては、平然と名を名乗るジェイミーや、体勢が辛いからと膝をつくのをやめ、胡座をかいているアリアが異常なのだ。

「教えてやれ、ロバルト」

 王は、隣に立つロバルト大臣に声をかけた。

「どこまで教えますか?」

「此奴らの中に、力を持った者がいるのだ。全てを教えてやれ」

「御意」

 ロバルト大臣は一度咳払いをし、僕ら四人の顔を順繰りに眺めた。

「今から教えることは、非常に重要なことだ。何百万という人命に関わる話だ。心して聞きなさい」

 僕ら四人は小さく頷いた。ロバルト大臣は、声音を落として語り始める。

「今から二十年前のことだ。この世界に魔王が現れた。なぜ、どのようにして現れたのかは定かではない。魔王は、ここから東に七百キロほどのところにある滅山の頂上に城を構え、そこを魔王城と呼称した。

 しかし、我々は当初、魔王を大して気にかけていなかった。魔王というのは名ばかりで、ロンド王国に戦を仕掛けたりはしてこなかったからだ。魔王を名乗っているのは、自己顕示欲に駆られた馬鹿の愚行だと思っていたのだ。

 だが、事実は違った。魔王は確かに、魔の王だった。一人で千人を滅殺するほどの圧倒的な力を持ち、さらに求心力もあった。

 魔王が現れてからの五年間で、二十近くの小国が滅亡に追いやられ、一万以上の人間が死亡した。さらに、五万以上の人間が魔王の軍門に下った。

 たった五年で、魔王軍は、ロンド王国の力を持ってしても簡単には滅ぼせない大部隊となっていたのだ」

 ロバルト大臣の説明は衝撃的だった。

 チェスカ村で生まれ育った僕にとって、世界とは、チェスカ村と、村を含むロンド王国だけで構成されていた。他の国など聞いたこともなかったし、ロンド王国を脅かす敵など想像したこともない。

「その魔王とやらと、あのピンク色の光には何の関係があんの? それと、ピンク色の光のせいであたし達が呼び出された訳は? 説明がまだるっこしくて、何が言いたいのかさっぱり」

 僕は魔王についての話に衝撃を受けていたが、アリアはそう言い捨てた。しかも、敬語を使わず、胡座をかいたままで。

「黙れ、小娘。今からロバルト大臣が話す」

 ミルダス団長は青筋を立てて吐き捨てるように言った。

「十五年前、我々ロンド王国は、魔王打倒を決意した。そのためには、まず魔王の部下たちを倒すことが重要だと考え、ロンド王国に散らばっていた魔女共の討伐を開始した。

 我々は魔女を次々と討伐し、魔女を匿った村々を潰したが、所詮は魔王の手下に過ぎず、魔王軍への打撃とはならなかった。そこで五年前、我々は遂に魔王への直接攻撃を思い立った。

 そしてそのために作り出したのが、あれだ」

 そう言ってロバルト大臣は、王が持っている紫色の球形の石を指差した。

「あれは魔力の結晶であり、あれを用いることで、一人に魔法の力を授け、勇者にすることが可能となる。どんな力かは不明だが、きっと魔王討伐に役立つような力だ。

 だから我々は、十年間も心血を注いでその魔石の発明に努めてきた。この魔石は大陸中の希少物質を必要とするため、次に作れるのは百年以上先だろう。それほど貴重で、それほど重要な物なのだ、この石は。

 我々ロンド王国は、その石から与えられる魔法の力を、ミルダス団長に渡すつもりだった。元々剣術では並ぶ者がない団長が魔法の力を手にすれば、必ずや魔王を討ち滅ぼせるはずだからだ。

 しかし、一昨日、とある手違いがあった」

 少し前まで誇らしげに語っていたロバルト大臣の口調が、最後で苦々しいものに変わる。

 そして、話を、ロバルト大臣ではなくミルダス団長が続けた。

「その手違いのせいで、魔法陣は王都ロンディニウムではなく、このチェスカ村に展開された。そして、魔法陣は俺ではなく、お前ら四人の中の誰かに力を与えたのだ!」

 ミルダス団長は、怒りを露わに叫んでいた。自分が授かるはずだった勇者の力を奪われ、控え目に言って激怒しているのだ。

「そういうことか」ジェイミーは頷いた。「魔王を退治するはずの力が、手違いで俺たち四人の誰かに与えられた。だから、そいつに魔王を退治させようってことですね?」

「ああ。その理解で良かろう」

 王は重々しくそう答える。

 ジェイミーは、この四人の誰かという言い方をしたが、僕には誰が魔法の力を受け取ったのか既に分かっていた。

 他ならぬ、この僕だ。

 王様が持っている魔石によって、読心という超能力が僕に与えられたのだ。

 でも……ということはつまり、僕は魔王とやらと戦わなきゃならないということだろうか。

 死にたくはない。超能力があることを、隠した方がいいのではないか……。

「ここまで話したことで、お主らも事の重大さを理解しただろう。お主らの内の一人が持つ魔法の力が、この世界の命運を握っているのだ。だから、決して嘘をついたり誤魔化したりはするな。我々は魔王討伐のため、早急に勇者の魔法の力を知り、それに合った作戦を立てねばならないのだからな」

 王の言葉が胸に突き刺さる。そうだ、もし僕が超能力を活かさなければ、ロンド王国が危機にさらされる……。

 王はゆっくりと立ち上がった。

「さあ。勇者よ、名乗り出よ!」


「俺

「あたし

      です」

「僕

「私


 ………………あれ?

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