16〜20 ミナオクリ、ニゲル、ニゲタ、ネテクレタ、ヘイワ
ここはとあるどこかのクソ小説
16クソ小説プリズン
「やあ!こんにちわ!ホーキちゃんだよ!やっと出所だ!」
「「「「「出所おめでとうホーキ姐さん!」」」」」
「うん、ありがとう!お前らとは短い付き合いだったけど、楽しかったぜ!」
「お前ももう出所かホーキ」
「あっ看守長!」
「元気でやれよ」
「はい!」
「よかったなホーキ」
「あっ所長!」
「もう出所か、寂しくなるな」
「いえ、ありがとうございました!」
「「「「「「「出所おめでとうホーキちゃん!」」」」」」」
「他の看守に刑務官達!ありがとう!元気でね!」
「さぁ姐さん!早く姐御と兄貴のところへ!」
「ああ、お前ら!元気でやれよ!」
「「「「「はい!」」」」」
「じゃあな!」
トコトコトコ、ピタッ
「ね、姐さん?」
「なぁお前ら、一つだけ聞いていいか?」
「はい、何でしょう?」
ツー
「んじゃ、聞くぞ」
「何でお前らみんな震えてんだ?」
ガクガクブルブルガクガクガタガタブルブルピクピク×○○○
「ふーん、お前らの気持ちはよーく分かった」
「ね、姐さん?」
ダラダラ
「冷や汗すげーなー、お前?」
「い、いや暑いだけっすよ」
「ふーん?へー?ほー?」
スッ
「ね、姐さん、どうしたんです?俯いて?」
「お前ら・・ご・し・・・」
「えっ、ね、姐さん?今なんて?」
「お前らみんな皆殺しだぁ!!」
「「「「「うわぁぁぁぁ!?逃げろぉぉぉぉ!?」」」」」
ピュー!
「待てや、コルァァァァァァァ!!」
ダダダダダ!
ーーーーー
17クソ小説プリズン門前
「どうもー、こんにちわー、マノビちゃんですー」
「なあ」
「きょうはークソ小説プリズン門に来ていますー」
「おい」
「ホーキちゃんをー迎えにーシキリ君と来ましたー」
「聞けって」
「ですがー」
「ん?」
「今日は体調が悪いのでシキリ君に任せましょう!」
ダッ
「あっおい!逃げんな!」
ダッ、ガシッ
「嫌!離して!死にたくない!」
ブンブンブンブン!
「おい、完全にキャラ崩壊してんぞ!しっかりしろ!」
「聞こえましたよね!?聞こえましたね!?あの声と悲鳴!?あれでもまだ待つんですか!?」
「お、落ち着け!まだ俺たちがあいつらと同じ目に遭うと決まった訳じゃ・・・」
ゴッギャン!ギャァァァァ!!!
「「ヒッ!」」
ギャァァァアアア!!!
「なんか悲鳴が!?」
「近づいて来て!?」
ドッゴーン!
「門が!?」
ーーーーー
18
モクモクモク、ザッザッザッ
「ああ・・・」
「お、落ち着け」
ザッザッザッ、ズルズルズル
「ヒッヒッヒィ」
「大丈夫だから!」
ザッザッザッ、ピタッ、サァー
「あ・・ああ・・・」
「ゴ、ゴック」
「やあ!こんにちわ!出所したホーキちゃんだよ!二人とも久しぶり!」
「だ、誰か・・・た、たすけ・・・」
「うるせえ!」
ボキン、ポイッ、ドサッ
「ひ久しぶりですー、ホーキちゃん」
「元気そうでなによりだ」
「迎えに来てくれたんだね!ありがとう!じゃあ行こうか!」
「あの世へなぁ」
「「!?」」
ダッ
「待ってー二人ともー、アハ、アハハ、アハハハ、・・・
通信機で聞いたぞ、てめーら、待てやコルァァァァァァ!!」
ダダダダダ!
「「うわぁぁぁぁぁ!?」」
ーーーーー
19
「おい、どうする!?」
「どうするもなにも逃げるしか・・・」
ダダダダダ!
「ッ!速え!なんだあの速さは!?」
「クソ小説ですからね!?」
「「クソ作者ー!?」」
「な何か策は!?」
「ねぇよ!!マノビは!?」
ヒュー
「風がッ!これなら!」
「何かあるのか!?」
「えーい!」
ポイ、カンコン、シュー
「ガスか!?」
「象でも5秒で寝るやつです!これなら!」
ダダダダダ!
「「うわぁぁぁぁぁ!?」」
ダダダガシッ
「つーかまえたぁ」
ニマァー
「は、離せ!」
「離してくださいホーキちゃん!ちゃっちゃんと話し合いましょう!?」
「どっちにしようかな、クソ神様の言う通・・やっぱ両方で」
「「ヒィッ」」
「さぁ二人とも天国に行く時間だぁ、途中までは地獄だが・」
ドサッ、スピー、スピー
「「た、助かった・・・」
「どうしようこいつ、殺してもこのままじゃ次回には復活すんぞ」
「それならー私に考えがー」
ーーーーー
20
「やあ!こんにちわ!今日も元気いっぱいのホーキちゃんだよ!」
「どうもーこんにちわーマノビですー」
「シキリだ、ようこそクソ小説に」
「ねえ二人とも?」
「あん?」
「なんですかー?」
「私逮捕された後の記憶がないんだ!何か知らない!?」
「いや?どうゆうことだ?」
「いえー、覚えてないんですかー?普通に出てきましたよー
わたしたちー」
「そうなの?」
「ああ」
「そうですー」
「うーん、そうなのか、そっか!じゃっいっか!
それよりも今日は・・・」
ここはとあるどこかのクソ小説
今日は平和です
ーーーーー
ーーーーー
舞台裏
ヒソヒソ
「本当に覚えてなさそうだな・・・」
「成功してよかったですー」
ヒソヒソヒソヒソ
「何したんだ?」
「ちょっと脳にメスとお薬をー」
「怖っ」
「そんなこと言わないでくださいー」
「助かったからな、サンキュー」
「途中で目覚めて大変でしたー、鉄製拘束具も壊されかけちゃいましたー」
「そうなのか?そういや催眠ガスも・・・象以上の生命力か、あいつ」
「催眠ガスモクモクでもー叫んで暴れましたー」
「あいつ本当に人間か?」
「私が聞いた話は過小だったんですねー」
「門も壊したしな、まさに人間兵器」
「それ言っちゃダメですよー」
「ああ、墓まで持っていこう、記憶戻らないよな?」
「通信機は処分しましたしープリズンの人達の記憶も、
念のため消しときましたー」
「どうやって?」
「門が壊れてましたしー彼等は恐怖してましたのでー
お薬だけで忘れてくれましたー」
「すげぇなお前、本当にサンキュー」
「いえいえー」
「本当にこのクソ小説がどうなるか」
「不安ですねー」
「そんじゃまた」
「次回でお会いしましょー」
続く