表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

2日目『レイプ』

いつの間にやら寝てしまっていた。


明日の用意もろくにやっていない。


今日は、数学がある。


「母さん、今日ちょっと休みたいなぁ。」


「何言ってんの。内申下がるわよ。」


ちょっとくらいいいじゃないの。


気を重くしながら、学校へ向かう。


いつもは友達と行くけれど、今日はちょっと遅くなったから


先に行ってもらった。


信号で待っていると、近くにおじさんが沢山居る事に気付いた。


しかもすべて私を見ている。


(何これ・・・。誰か・・・誰か助けて・・・!)


人通りが少ないここは、誰も通らなかった。


青になって、私は走って逃げようとしたが、


捕まった。


「んぅぅううっ!!」


手で口を塞がれて、抱えられて、そのまま車の中に。


その時、車のナンバーが目に入った。


混乱しながらもちゃんと覚えた。


車の中はクーラーで涼しかった。


車の中にも二人、男性が入っていた。


車が発進する。


「やぁぁっ!やめて!!」


そのまま私はレイプされた。


道路に放り出されたのは夕方。


私は疲れ果てて、服のボタンもめちゃくちゃだった。


「ここ・・・どこですか?」


コンビニの店員に場所を聞いたところ、


ずいぶんと遠くだった。


しょうがなくタクシーで帰った。



「どうしたのよ!学校も行かずに!!」


母さんの怒鳴り声。


「母さん・・・私・・・」


泣きながら朝起きた出来事を全て話した。


その後、車のナンバーを覚えていたので、


それを母さんに言って、警察へ連絡した。


学校にもちゃんと事情を話した。


警察に捕まればいいけど・・・。


私はとりあえず、そう願って寝た。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ