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ヘッドフォン


『ウェイト!大丈夫か!?』


チャーシューがすぐさまウェイトの身体を揺する。

おびただしい血が彼の切られた股の付け根から流れてくる。


『……う…ぁ…』


まだ息があるようでなんとか治療すれば無事のようだった。

二人掛かりで止血をし、薬剤を注入してショック死を免れたウェイト。

彼を出入り口にいる見張りに任せる。



そしてーーーそんな作業中でも悪夢は起きていた。


『…おい、『ヘッドフォン』がいないぞ』



見張りに任せて戻ってきたチャーシューの第一声に全員が戦慄する。


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