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異変の発生

最初に異変に気付いたのは葛原だった。

彼は4人が遊んでいるプッシャーマシンの方に向かっていたが、その途中で辺りにいる人間におかしなものがいるのを見た。


それは全員、明らかに日本人ではない。

着ている服もおかしいと思った人間ほどその人物にあった服ではない。


まるで試供された私服。失敗したコーディネートと言っても過言ではない。


極め付けは服から覗かせる肌や仕草だ。

筋骨隆々とはいかないが、一目見ただけで何らかのスポーツをやっているのかと思えるほどに引き締まった腕や首元。


時折、耳に手を当てて独り言を喋る。

その仕草はまるで、耳に付けたインカムで誰かと連絡を取っているように見える。


彼らが何者かを即座に理解した。

何故なら、彼ら葛原を含めプッシャーマシンで熱中していた4人の方に視線を向けていたのだ。


不味いと思った葛原は4人の元へは行かずにクレーンゲームの景品を眺めるフリをしようとした。


だが、そんなフリにも関係なく彼らは動き出していた。


ちょうど葛原の後ろにいた3人の異邦人は歩き出し、彼に向かってくる。

対して葛原は背後から近づく彼らをクレーンゲームのケースの反射で見てから焦りながら考える。



(まずい…ここには他の人間がいるから俺が武器なんて使えば通報されて警察が来ちまう。しかも相手はデケェ組織の隊員だし絶対なんかある…、どうすっかな…)



思索を案じる。

だが何も思い浮かばない。

予想外の展開、まさか人がいる場所でこうも行動を起こしてくるとは思ってもいなかった。

人間でもない食人鬼は焦る。


と考えている間にすぐ後ろまで彼らは近づく。

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