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シュガー8

変われた私の所に一つの仕事が舞い込んだ。



それは、あの赤いスーツのCEOからの指令だった。



『第1支援隊として日本に赴き、現地の職員と合流。逃走した異常脳力者の確保に向かえ』



たったそれだけの文を私たちに送ってきた。


私たちはその日のうちに準備を終え、日本に飛んだ。



日本に来るのは初めてだったが、私に能力をくれたあの男も日本人なのか妙に縁があるように思えた。


ともかく、この仕事が終わったら観光したい気分だ。


私は心に決めてから気軽に飛行機から降りる。



「お前らがCEOの言っていた優秀な異常脳力者ってのか、俺ァこの辺りのPDMTの指揮官『スペースレンジャー』だ」


研究施設に辿り着くと顔に傷があり左腕が無い隻腕の男、スペースレンジャーと名乗る指揮官に挨拶された。

私は練習した定型文でそれに答える。


「こちらPDMT本部支援隊指揮官『シュガー』です。私たち第1支援隊はCEOの意を叶えるべく今回の任務活動に従事して行く所存であります」


「あぁご苦労さん、とりあえずあんまり畏るな。女ってのは固いと好感度下がるしな」


「失礼ながら、私や他の女性隊員はそのようなモノは気にしないです」



そう言うとスペースレンジャーはカラカラと笑い出し、笑顔のまま私の肩に手を置いた。



「資料は見たぜ、俺ァお前のような奴が好きだわ」



私は自分の能力のことかと思って何か言おうとしたが、それを無視して研究施設の出入り口に戻って行く。


立ちぼうけを食らった私は隊長らしくどうしようか考え、隊員たちに告げた。


「と、とりあえず作戦開始の指示があるまで待機してようか」


「了解」


顔をゴーグルとヘルメットで顔を隠して黒一色で統一した武装の副隊長がそう答えると、同じ装備の隊員25名がゾロゾロとバラけながら各々自由に行動し始めた。



…あぁ私ってまだまだだなぁ。


それでも少しは信頼されてると思って私も命令が下るまで自由にしていた。



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