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シュガー7

私が所属した部隊は、同じような超能力者ばかりだった。

全員が全員同じ能力者で、それなのに出身や人種も違う。


彼らはお互いに仲良くなる気はなく、ただ自分の能力を過信していたように見えた。


そんな中私が着任した。


しかも隊長という肩書きを持って。


もちろん新人でただの小娘が隊長になるという事だから全員が同じように不満を持っていた。


口には出さないくせに彼らは私に嫌がらせをしてくる。

私の持ち物が無くなる日がないほどに。



もちろん頭にきた。

能力で嫌がらせをした同僚を何人も倒した。

能力者8人目を血だるまにした辺りで他のメンバーも私の能力に屈したようで降伏した。



この時の出来事は、隊長という立場の事もあって上層部からお咎めはなく、それどころかより一層私の能力に興味と関心を持ってくれた。


私は嬉しかった。

褒められる事といえば万引きや薬の売買の売り上げが良かった時くらいだったからか、それ以上に私自身を認めてくれるという事に純粋に嬉しさが込み上げた。


死んだ事になっているので自由に外出が出来ない身だが、デリバリーピザを注文して1人で食べ、ワインを片手に酔いに酔いまくった。


これから頑張ろう。

この特別な力を授けてくれたこの組織に尽くそう。

私は決心していた。




私は今回の問題点であるリーダーシップ性の欠如を改めて確認すると、彼らを率いるために仕事がない日は中国や英国の兵書を読んで少しでも役に立とうと頑張っていた。


難しい言葉ばかりではあったがどの国の言語も理解できることもあって吸収は早かった。


その姿に同僚たちも共感してくれたのか、次第に他の仲間から酒や娯楽に誘われるようになった。


笑いながら彼らと酒を飲み、必要な訓練と兵書を読んでいき、私はすでに一年前の私ではなくなった。




変われた。


私は変われたんだ。


私の人生がここから始まったんだ。



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