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終 約束

 新幹線、始発、指定席。

 ゆいとみさきは、並んで座っていた。


 ゆいはピアノコンクールの帰り。

 みさきは陸上の全国大会の帰り。


 二人は、同じ中学校の制服を着ている。

 奇跡的に日程が重なった二人は、前日にホテルで一泊して、翌朝の始発で仲良く帰宅する途中だった。


「……優勝おめでとう」


 ゆいは小さな声で祝福した。


「……ん。ゆいも、おめでと」


 みさきも同じくらいの声量で祝福を返した。

 新幹線に乗ってから三十分、初めての会話だった。


 会話が少ないのは、周囲に遠慮しているからではない。いつかのコンクールを境に少しずつ会話が減り、中学生になってからは会う時間も減った。


 仲違いしたわけではない。

 ゆいはピアノを続け、みさきは陸上を選んだ。


 活動時間、場所。

 これらが共有できないだけで、同居している姉妹であっても会話時間が減少する。平たく言えば、二人とも少し大人になったということだ。


「外国、ほんとに行くの?」


 窓際に姿勢良く座ったゆいは、窓に反射するみさきの横顔を見て言った。


「……ん」


 みさきは一言、返事をした。

 ゆいは軽く息を吐いて、拗ねたような声を出す。

 

「……勝ち逃げじゃん」


 二人が一度だけ競い合ったコンクール。

 結果は、ゆいが二位で、みさきが一位だった。


 ゆいは泣いた。

 誰も声を掛けられないほど泣き喚いた。


 その日から、みさきはピアノに触れていない。

 その日から、ゆいはピアノの前で笑わなくなった。


「……ごめんね」

「なにが?」


 みさきは消え入りそうな声で謝罪する。


「ゆい、ピアノ、辛そう。みさきのせい」


 ゆいは反射的に拳を握り締めた。それから歯を食いしばり、鳥肌が立つほどの激情を抑えて言う。


「……馬鹿にしないで」


 きっと小学生の頃なら叫んでいた。ゆいは少し大人になった。感情をコントロール出来る様になった。


「なんで陸上なの」

「りょーくん、走り方、教えてくれた」

「……それだけ?」

「それだけ」


 まるで他のことには興味が無いみたいに、みさきは悩むことなく断言した。


「外国で何するの」

「いろいろ」

「いろいろって何」

「……いろいろ」


 ゆいは追及をやめた。

 本当は、みさきが留学する理由を理解している。


 みさきには無限の選択肢がある。どれを選んでも、きっと一番になれる。だから、最も興味が持てるものを探す為に、世界で最も優れた学校へ進学する。


 他の誰に教えられなくても、誰よりも長く同じ時間を過ごしたゆいが、一番わかっている。


「……やっぱり勝ち逃げじゃん」


 ゆいはみさきに目を向けられない。

 なぜなら、ゆいは負けず嫌いだから。


 会話が途切れる。静かな新幹線に並んで座る姉妹は、しかし居心地の悪さを隠せない。


 伝えたいことがある。

 だけど、言葉にできない。


「……ごめんね」

「……謝るならピアノやってよ」

「やらない」

「どうして」


 みさきは口を閉じる。上手く伝えられないことが歯痒くて、ギュッと唇を噛む。


「……ごめんね」

「……分かんないよ。何が言いたいの」

「今の、ゆいの、ピアノ、楽しくない」

「うるさいな。昔より好きだよ。楽しいよ」

「でも、笑わない」

「みさきは走ってるとき笑うの?」


 言葉を交わす度、ボリュームが上がる。


「笑わないよね。必死で練習してるとき、笑う余裕なんてないよね。ヘラヘラ笑って……勝てるわけない」


 ゆいは吐き捨てるような声音で、


蓋世不抜(がいせいふばつ)。みさきには、わからないよ」


 圧倒的な才能を持ち、負けを知らないという意味の四字熟語。


「……みさきには、分からないよ」


 突き放すような言葉を口にして、ゆいの心がチクリと痛む。


 本当は分かっている。分かるようになった。

 みさきに負けた悔しさをバネに必死に練習した。出場した全てのコンクールで一番になった。直近のコンクールでは始まる前から一番になることを確信していた。


 ゆいは誰よりもピアノの練習をした。

 少しだけピアノがつまらなくなった。


 ゆいのピアノは、みさきの全部だ。

 みさきは何をしても一番になる。ゆいが感じるようになった孤独を、あらゆる場面で感じている。


 贅沢な悩みだとゆいは思う。

 ゆいにあるのはピアノだけだ。他のことをピアノと同じくらい頑張っても、人並みの結果しか出せないと確信している。だから、ピアノをやめられない。


「……なに?」


 みさきは、ゆいの袖を掴んだ。

 ゆいは相変わらず窓に映るみさきを見ている。


「……一緒に、いく?」

「無理だよ。英語できないもん」

「おしえる」

「行かない」


 ゆいは少し強目に手を振った。

 しかし、みさきは手をはなさない。


「…………また、コンクール、出たら、どうする」

「私が勝つ」

「……そのあと、どうする」

「それは……」


 分からない。

 ゆいはみさきに勝ちたい一心で練習をした。それ以前に持っていたはずの何かを捨てて、ひたすら技術を磨いた。


「ゆいは、どうして、ピアノ、弾くの?」


 ゆいは口の中が乾くのを感じた。


「……さあ、どうしてだろうね」


 みさきに嘘はつけない。直ぐにバレる。


「忘れちゃった」


 だから、ゆいは正直に言った。


「……同じ」


 みさきは、小さな手にギュッと力を込める。


「……同じ、だよ」


 ゆいは、初めてみさきを見た。

 直ぐに目があった。それはいつも目にしているはずの、だけどゆいが知らないみさきの顔だった。


 ゆいがピアノを弾く理由を忘れてしまったように、みさきも、何も持っていない。


 二人には、将来の夢がない。


「以心伝心。それ、私にしか分からないよ」

「……いい。ゆいだけ、分かればいい」

「りょーくんは?」

「りょーくんだよ?」


 一言で述べれば殿堂入り。みさきの考えてることがりょーくんに分からないワケないよね? という具合に、少しばかり狂気を感じる反応だった。


 ゆいは怖くなって話題を戻す。


「ああああああ」


 話題を戻す。


「あああああーもう!」

「……しー。電車」

「うるさい。みさきが悪い」


 幼い子供みたいな理不尽を言うゆい。だけど、その様子を見てみさきは少しだけ心が軽くなった。


「じゃあ、競争だね」

「……ん」


 ゆいは全部省略してみさきに伝えた。

 みさきは瞬時に理解して、頷いた。


 ゆいはみさきに小指を差し出す。

 みさきは自分の小指を絡ませる。


「絶対負けないから」

「……ん」


 みさきは嬉しそうに笑う。

 それは、数年振りの仲直りだった。

 そして、数年振りの競争の始まりだった。


 勝負内容は簡単。

 先に将来の夢を見つけた方の勝ち。


「プロになる」


 みさきはキョトンとする。


「世界中の人に名前を覚えてもらう」


 ゆいは得意げに言う。


「みんなを笑顔にして、作業用BGMの再生数で世界一位になって、教科書にも載る」


 ゆいは、とても大きな将来の夢を口にした。

 そして、少しだけ大人びた顔で、子供の頃と変わらない笑顔を浮かべて言う。


「私の勝ち」


 みさきは口を一の字にする。


「ずるい」

「ずるくない。ゆいちゃん大勝利」

「ずるい」

「はははは、勝った勝った。みさきに勝ったぁ!」


 少し大袈裟に喜ぶゆい。みさきはちょっぴりムキになって、ゆいに肩で体当たりした。


 ゆいも仕返しする。しかし、非力なゆいが運動部のみさきに勝てるわけがなくて、簡単に押し切られる。


 みさきは、そのままゆいの肩に頭を乗せた。

 ゆいは、やれやれという様子で溜息を吐いた。


「これで勝ち逃げは出来ないね」

「……ずる」

「そうだよ。だって、お姉ちゃんだから」


 ゆいは……ゆいも、みさきに頭を乗せる。


「いつでも帰って来なさい」

「……ん」


 そのまま二人は目を閉じた。

 まだまだ長い帰り道。二人は一時も離れず――


「そろそろ良い?」


 ゆいの声ではない。

 みさきの声でもない。


「姉妹でイチャイチャと……はぁ、胸焼けです」


 ゆいとみさきは揃って茹で上がる。


「……瑠海、いつから?」

「ずっと。ホテルからずっと」


 ゆいはみさきを手で押す。みさきは離れない。


「ちょっとみさき、離れて」

「……や」

「子供みたいなこと言わないでっ、このっ」


 瑠海はスマホを構える。


「何してるの?」

「記念撮影。動画だよ」

「やめてやめてっ」

「加工してyoutubeにあげちゃうゾ。はいどーも。みんなのアイドルるみるみでーす」

「ほんとやめてっ」


 ギャーギャー騒ぐ三人。

 ゆいとみさきの間に、しんみりした空気は似合わない。二人の間に瑠海が加われば姦しい空気は避けられない。


 これからもっと大人になって、今より会うことが難しくなっても、みさきが日本に戻らないような未来があるとしても、育まれた絆は決して消えない。


「そういえば、瑠海の夢ってなんだっけ」


 諦めてみさきを受け入れたゆいは問う。


「だいたい叶えちゃったからなぁ……」


 みさきが少しムスッとする。

 直後、瑠海はハッと何かに気が付いた様子で言う。


「ゆいのピアノで歌いたい」

「ほう」

「それで、みさきの会社のテーマソングにする」

「…………かいしゃ?」


 そう、と瑠璃は言う。


「みさき、めっちゃ有名な社長になりそう」

「……しゃちょう?」

「うん。みさきならハゲにも勝てるよ。だって髪あるもん。応援してる」

「……ハゲ?」


 瑠海はキョトンとするみさきの手を握る。

 そして、ゆいにニコッと微笑む。


「……しかたないなー」


 三人の手が重なる。

 そして、約束をした。

 少しだけ大きくなった手を重ねて、約束をした。


 急な思い付き。

 子供だけの約束。


 明日には忘れているかもしれない。

 だけど、きっと叶うような気がした。


 これからもっと大人になって、異なる道を歩むことになる。それでもきっと、どこかで重なり合う。


 ゆいとみさきは、目を合わせて笑う。

 瑠海はサッとカメラを構えて、撮影した。


 またゆいが文句を言って、瑠海も言葉を返して、騒がしい時間が始まる。目的の駅に着くまでずっと、その先もずっと、彼女達は、騒ぎ続ける。

 完結です。

 まずはブクマと評価をお願いします。ランキング上位に登場するジャンルは短期的に量産されるのでお得ですよ本当ですよ。


 というわけで、三度目の後書きです。

 個人的に後書きが好きです。書く方ではなく読む方です。物語の余韻というか、まだまだ終わって欲しくないと感じている時に読む後書きというのは、いつも感慨深いものがあります。なので、沢山書きます。


 毎度妙に感極まって黒歴史的な後書きを量産して後で編集しているので、この文章は貴重です多分。明後日にはゴッソリ消えているかもです。つまり弱味を握れるということです。


 さて。

 みさきちゃん第一話から四年。

 文字数にして約73万文字。


 なろうには今日現在約5万作のヒューマンドラマがあるようで、73万文字というのは上から百番目くらいの長さです。すごい。これは後書きが長くなっても仕方ない。そう仕方ない。


 というわけで色々かきます。

 みさきちゃんは、再投稿という要因もありますが、幸運にも投稿当初から多くの方に読んで頂き、絶えず感想を頂けていました。今思えば、読者さんの感想がモチベになり、感想で言われた「こんなに詰め込んで回収できるのか」という盛り沢山な要素を、ほぼ全て回収することが出来たのかなと思います。


 私は感想が大好物でして、結構記憶しております。

 特に印象的だった感想は「龍誠と自分の境遇が重なり勇気を貰えた」というものでした。今は亡きアンケートサイトに寄せられた感想だったのですが、今でも覚えています。


 みさきちゃんは幼女というキーワードだけで始まったようなものだったので、それが誰かの人生を豊かにしているというのは衝撃でした。


 私自身が多くの物語から生きる理由を得ているわけで、いやまあ自称小学生なので人生経験ぷるんぷるんですが、とにかく衝撃でした。


 次に印象的だった感想というかメッセージは「気になる子に告りたい」みたいな現役高校生からの相談です。LOの本編が完結した後に頂けた感想ですが、自称小学生に何聞いてんねんと思いながら、告白しなきゃ始まらないよ、と伝えた記憶があります。どうなったのかな。


 あとは毎回感想をくれた方と、第二章を書いている時に頂けた考察文が記憶に残っております。


 今だからぶっちゃけます。

 なるほど! と感激してらっしゃる考察を読んで、私自身も「なるほど!」と感激していました!


 第二章は、龍誠に礼を言って走り去る結衣が強く印象に残っています。あれ私が後輩にやられてキュン死寸前だったエピソード――後輩ってあれですよ。ヤンチャな幼稚園児のことですよ? 自称小学生なので。


 ……ダメだ、そろそろ無理がある。


 感想はもちろん、レビューも印象に残っていますね。レビューにお返事って出来ないので、この場でお礼を申し上げます。


 みんなタイトル詐欺タイトル詐欺いいやがって!

 嬉しいぞコラ!


 あと英語版というか、海賊版に現れた英語レビュワさん、これを読んでいたら、Google翻訳してこっちに投稿お願いします。お願いします。


 さて。

 みさきちゃんの完結は2016年の9月。

 僅か半年で40万文字ほど書いて――はやくね?


 一方で、今日まで3年と半分で33万文字……


 ま、まぁあれですよ?

 自称小学生の私なので?

 四年もあれば低学年から高学年になるわけです。


 高学年はリアル多忙というか……

 ほんとに多忙だったんだから!!


 コホン。

 みさきちゃん完結後の話をしましょう。


 ちょうどジャンル別ランキングが出来た頃かな? LO効果だったと思うのですが、ジャンル別の上位に君臨して、なんと総合月間ランキングの下の方に一瞬だけ掲載されました。ジャンル別一位はアニメ化もした「うちのこ」に阻まれたという過去があったりしますが、毎日エグいほどPVあって定期的に感想が頂けて、思えば、なろうに投稿した目的は誰かの感想が欲しい一心だったので、まあもう幸せ! 


 さておき、久々にジャンル別ランキング見たら、なんかエグいことになってますね。みさきちゃんの頃は二百ポイントもあれば一位だったと記憶しています。読者さんが増えたのかな?


 あと忘れられないのがツギクル小説大賞です。


 えっ、受賞?

 4月1日発表? マジ?


 マジです。五万円もらえました。

 いやもう当時死に掛けていたので、あの五万円は本当にもう、あれが無ければ今頃ホームレスだったレベルで……いや小学生ですけどね? ママ銀行に入りましたけどね?


 さらに。

 なろうコンに出したら、なんと最終まで行ってしまったではありませんか。いや待てコラ完結前に出した時は一次落ちだったやろポイントフィルタいい加減にしろという愚痴をこぼしつつ、きっと口が悪いせいでメディア展開はされないわけですが……


 コホンッ。

 それで、まあ色々考えちゃったわけですよ。


 ファンアートもらえたら無断で表紙にしてKindleで出版しようとか、いっそ絵を勉強してニコニコ漫画とか、実は日ナレ出身なのでリアリティでVTuberとして朗読劇でもしようかなとか。


 全て企画倒れですけどね!


 なーんて邪念を持ちながら、気が付けば恋愛編のLOも完結です。時系列おかしい気がするけれど、気が付けば完結です。


 その後、番外編を始めたものの、瑠海ちゃんが瑠璃ちゃんになってたり、いろいろ記憶の闇に飲み込まれていたり、エゴサで「みさきちゃん好き! だが続編テメェはダメだ」という呟きを見てへこんだり……


 みさきちゃんの他にも、スポ根してみたり百合演劇してみたり人工知能を題材にしたりしたわけですが、まあ見事にエタエタのブリザード……リアル多忙によりモチベも続かずアベンジャーズでした。ブクマしてくださっていた方には懺悔懺悔のザンギエフです……反省してます。猛省しております。


 そんなわけで異常に時間が掛かりましたが、どうにか番外編を完結させられて良かったと安心しております。文字数も内容もヤベェ人は1日で書けそうな感じですが、私的には快挙です。


 一番大きな要因としては、やはり最近はリアルが少し落ち着きまして、皆さんのインターネットを支えるお仕事――小学生をしているわけですが、早く学校が再開して欲しいと願っています。ほんとだよ。


 コッホン。

 なぜ番外編が誕生したかという話をします。


 ゆいちゃん!

 ゆいちゃん!(強調


 個人的に思い残すことは無いと思っていました。

 龍誠とみさきの物語は、あれ以上なにも語ることは無いと思っていたのですが……


 ゆいちゃんはどうなんだろう。

 という疑問が芽生えてしまったわけです。


 ひとりぼっちのみさきと龍誠が出会って、

 ひとりぼっちのゆいと結衣が出会って、

 四人で家族になった。


 子供たちの苗字の設定がガバガバだったりするけれど、龍誠とみさきの物語は一章の日記も回収して思い残すことが無い状態です(2回目


 だけど、だけど!

 ゆいちゃんはどうなんだろう……


 みさきの一番は龍誠です。

 だけど、みさきと最も長い時間を共に過ごしているのは、間違いなくゆいです。そう思ったら描かずにはいられませんでした。


 完全に蛇足だなとか。

 当時あれほど考え抜いた物語に余計なものを足すなんていいのだろうかとか、葛藤はありました。


 でもこれ仕事じゃなくて趣味だしな。よっしゃ、好きに描こう。そんな感じで始まった番外編でしたが、如何だったでしょうか。


 私としては、

 はーん、そうなったかー、という感じです。


 よく作者が「自分こそ一番のファンなり」と主張するのですが、まさに、そんな感じです。どれだけ完璧に見えたプロットも、書き上がる頃には紙屑です。どうなるのか作者にも分からんのですよ。


 LOのプロットとか千文字くらいですからね。

「はー、こいつ無茶振りしやがって」と嘆きながら序盤の恋愛を描いていた記憶があります。途中から意識を失っていたのですが、気が付いたら、皆さんが目にした通りの文章になっていました。これがアカシックレコード……宇宙との通信。


 ああ、名残惜しいです。指が止まらない。

 このままだと本編より後書きが長くなりそう笑


 なので、この辺りで指を止めます。勢いで書きましたが、この後書きは何日残るだろうか……。


 今後は、とりあえず妹の為に頑張るシスコンの話を完結させることを目標とします。そのあとは、どうしようか……こんなの書いて、みたいのがあれば、気軽に言ってください。メッセージでも感想でも

(@naro_shogakusei) Twitterでもウェルカムです。


 4年間、本当にありがとうございました。

 ありがとうございました!

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― 新着の感想 ―
[一言] お疲れ様です。
[一言] 続編まだですか?
[良い点] みさきちゃん、ゆいちゃん、瑠海ちゃんの3人で物語を〆た事。 あとがきでおっしゃったように、りょーくんとみさきちゃんの物語はもう締められて、ゆいちゃんとみさきちゃんの為のエクストラだったので…
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