閑話 設定資料①
設定のボリュームがかなり増えたので、人物紹介と分けて再編しました。
人物紹介は色々編集してからアップいたします。
<設定資料>
>種族
人族:絶滅した種族。全種族中、最も弱いとされていた。
ゴブリン族:現魔界で最弱とされる種族。
オーク族:ゴブリンと同様に弱いとされる種族。しかし体格が大きく、
多種交配が多いため、亜種の中には高い戦闘力を持つものも存在する。
トロール族:強靭な肉体と回復力を誇る強力な種族。非常に好戦的だが、粗暴ではない。
エルフ族:身体能力は人族と同程度だが、多大な魔力量を持つ.
獣人族:強力な肉体を持ち、魔力量も多い亜人領で最もポピュラーな種族。
ただし、ベースとなる動物により個体差がかなり大きい。
小人族、リザードマン(竜人族)、コボルドも種族的には獣人族に含まれる。
>魔界の地域
神域:聖地とされる世界樹の遺跡を内包する領域。ほとんどの領地は神域を囲むように存在している。
亜人領:亜人中心の領地。領主は魔王キバ。
魔族領:魔族中心の領地。亜人領の北に位置する。領主は魔王ゾット。
龍族領:龍族中心の領地。
妖精領:妖精族中心の領地。
蟲族領:蟲族中心の領地。亜人領の西に位置する。
不死族領:不死族中心の領地。亜人領の南西に位置する。
鉱族領:鉱族中心の領地。
空族領:空族は鳥族を中心とした空を駆る者の総称。上空全域が彼らの領域。
海族領:海族は魚人族を中心とした水に生息する者の総称。大地を囲う海全てが彼らの領域。
レイフの森:亜人領の北部に広がる広大な森。種族差別や戦禍から逃げ延びた者達が流れ着く先。
エルフの里に続く北方は凶悪な者達が跋扈していたが、現在は平定され安全な地となっている。
荒神:亜人領の中心都市。獣人達を中心とした都市で、堅牢な城壁都市でもある。
羅刹:亜人領北西、妖精領との国境に面した鬼族の都市。荒神と和睦が成立し、国交を持つようになる。
>その他
精霊:万物に宿るとされる謎の生命体。生物には基本的に1体しか宿らない。
空気や水などには混ざるように複数の精霊が宿っている。
内精法:内に宿る精霊に働きかけ、その魔力を体内に循環させる技法。これにより飛躍的に身体能力が向上する。
外精法:魔法と呼ばれる技術。実態は内精霊を経由し、外部の精霊に働きかける(仮契約)事で現象を発生させる技法。
ゴブリン流棍棒術:ライの使用している棍棒術。杖術かもしれない。名前はトーヤが命名。
光合成:トロールは光の加護と呼ぶ。仮説では葉緑素による光エネルギーの吸収能力。
精霊の力でそれを増幅し、魔力や体力に変換していると思われる。
季節:前中後の3季節。春と秋を中季と一括りにしたイメージ。
魔獣:凶悪な性質を持つ精霊と結びついた獣。亜人領には約30種類程が確認されている
竜種:有翼種と無翼種の2種が存在する。2種共に非常に強力だが、特に有翼種は龍と呼ばれ天災として扱われる事も多い。
爪と牙は魔力の干渉を受け付けない性質を持つ。
剛体:魔力で生み出す斥力による防御技術。非常に燃費が悪く、多くの魔力を消費する。
常時展開するにはトロールのように常時回復し続けるか、多大な魔力量を持つ必要がある。
獣神流:獣人達の主要戦闘スタイルとも言える流派。身体能力に依存した技が多いのが特徴。
技:反打…あえて剛体を発動させ、その上で掴み技に移行し反発力を利用して投げる技。
獣爪…獣人族の鋭い爪を強化し、斬りつける技。個体差が出る為、爪が発達していない者には使いこなせない。
疾駆…空術で宙に壁を作り、それを蹴って加速する。リンカの様な四足獣をベースとした獣人が得意とする。
虎咬…魔力で強化した握力で握りつぶすという単純な技だが、その単純さ故に防御が困難。
紫電…獣神流奥義の一つ。縦に沈み込み、左右に切り返すことで視界から消える高速の斬撃。
闘仙流:トーヤとスイセンが協力し、立ち上げた新流派。と言ってもまだまだ身内向け。
技:破震…相手の魔力と自分の魔力の波長を同調させ、同調させた魔力を直接触れる事で流し込み揺さぶる。
長時間触れる事であらゆる箇所にダメージを通すことが可能だが、実戦では触れた部位付近の内部破壊に止まる。
後穿柱…退いた脚と伸ばした腕を一本の杭に見立て、突撃する相手の馬防杭に見立てる。
剛体と併用する事で、恐ろしい強度となる。
無想…闘仙流奥義の一つ。魔力を利用し感覚を広げることで反応速度を向上。
さらに精霊の防衛本能を利用し、自動反射による鉄壁の防御、カウンター攻撃を行う。
流体…剛体の応用。正面に均一に放出される斥力を調整し、角度を付けることで受け流す技術。
剛体発動後に斜に構えるより効率面で優れている。
裂震…闘仙流奥義の一つ。一見すると破震と同じように見えるが、同調をする必要が無いため成立が早い。
また、強引に魔力を通し、内部で破裂させるため非常に殺傷力が高く、危険な技である。
その分コントロールが難しく、同調を行わない関係で基本的には触れた箇所近辺しかダメージを与えられない。
亜神流剣術:古くから伝わる亜人向けの剣術。剣術を扱うものが少なく獣神流にも剣の技がある為、廃れている。
技:心臓貫き…名の如く、心臓を貫く技。正確に相手の心臓を射抜く技術が必要。
喉貫き…名の如く、喉を貫く技。心臓貫きより技術介入度が低いが、喉が狙いにくい種族も多く、
致命傷に至らない事も多い
刺槌…突き立てた剣の柄に体重を乗せた一撃を加える。原理はノミや杭を穿つ槌と同じ。
対剛体向けの技だが、その貫通力はあらゆる種族に通用する程に高い。
嘶き…詳細は不明だが、鞘走りの際に音波を発生させることで広範囲に効果を及ぼす技のようだ。
偽刃…ギリギリ躱せる程度の速度で相手の後方回避を促し、リーチをごまかして相手の回避範囲を誤認させる技。
霧樹海の陣:石兵八陣をモチーフとした陣。作為的に配置された木々と霧による攪乱を主とした脱出困難な陣。
>亜人領の地位(地位が高い順)
王
左右大将
大将軍
将軍
副将軍
※近衛兵長(指揮権は無いが実質は大将軍と等価。文官も兼ねている事が多い)
※筆頭術士(指揮権は無いが実質将軍と等価。下に上級、中級、下級と続く)
※隊長(~隊の長。~は基本的に役割や人物名、人数などの規模を現す)
※兵長(役割ごとに存在。医療兵長や開発兵長など)
>亜人領競技大会の内容
体力
持久力
攻撃力
瞬発力
速度
知力
魔力量
魔力操作
耐久力
>単位
時間に関しては秒、分、時間という単位自体は魔界にも存在している。
ただ、何時かという表現に関しては基本的に刻を用いる。
魔界の時間の単位は陽の刻、月の刻で表す。
以下、本文より。
月の1刻が人間界、24時制で言う所の18時くらい。
朝6時くらいが陽の1刻目で、大体12刻目から月の刻になる。
大体、というのは季節ごとに変動する、いわゆる不定時法が使用されている為だ。
だから18時というのも、正確に一致してるわけではない。
長さに関しては歩単位で表しているが、建築系の職人は別途単位を使用している模様。
>魔界の歴史
1600年程らしい。
150年前に協定が結ばれ、今の領に分たれた。
その際に結んだ条約(契約)が、
"魔王は、それぞれの領土から出る事を固く禁じ、それを破った場合、他の全魔王の総力によりこれを殲滅する事とする"
これは条文だけでなく、魔王のみに適用される結界を張る事でも維持されている。
魔王がは結界に近づくと結界に魔力を吸収される為、著しく弱体化する。




