プロローグを始めよう
いじめ・・それは昨今ではニュースに取り上げられることも多い社会現象とも言うべき現象
いじめが起きる起因は様々で他人への劣等感をごまかすために、他人を虐げることで優越感を得るために
その他多くの理由がある
いじめが起きる場所は多くが学校となる
学校は精神が不安定な子供が多く集まる場所で他人と比べられる毎日を過ごしているのだからいじめが起きないはずがない
かくいう俺も他人をいじめたことのある人間だ
どうしていじめたのか?
と聞かれても答えにつまる
あのころは面白いと思っていたから
他人が困っているのがとても面白かったから
いや今の俺を責められても困るよ
俺もおかしいと思っているから
ではそろそろ話を続けようか?
これから話す物語は俺の高校の頃の話だ
中学を卒業すると同時に親の事情で別の県の高校に行くことになった俺はある高校に入学することができた
中学のころにように知っている人がいない環境で高校に入ることになった俺は極力目立たないように学校生活を送っていた
どの学校にもいじめってのがあるもので俺の入ることになったクラスにもすぐに派閥が出来
ハブられた人がいじめの対象になるようになっていた
え?先生がとめるんじゃないかって?
そんなものはばれないようにやるに決まっているだろ
あるいは先生は黙認しているのかも
最低だって?
言ってやるなよ
教師だって人間だ
何十人の生徒を相手にしてる中一人だけを見ろなんて酷なもんだよ
さて話を戻すよ?
俺が高校二年生になったころクラス替えかあったんだ
俺のクラスは男子と女子の割合が半々で男のグループは三つほどに
女子は・・知らないけど
その三つは俗にいうスポーツなどをするリア充と髪を染めたヤンキーのようなやつらとそのどちらにも属していないオタクや根暗といわれる静かな人のグループに分かれていった
おっと
説明はこのくらいにしようか
え?
足りないって?
仕方ないよ
今は物語的にはプロローグのようなものだからね
これからだよ
これから物語が始まるんだよ
次に会うのは話終わる時だね
その時にまた会おう
では
はじまりはじまり