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仏教

普勧坐禅儀

作者: Eliphas1810
掲載日:2026/05/30

(たずねると)(それ)、道、(もとより)円通(周円融通)(どうして)(かりる)、修、証?!

宗乗(坐禅の極致)、自在、何、(ついやす)功夫(鍛錬)?!

(まして)、乎、全体、(はるかに)、出、塵埃(ちりほこり)、兮、(だれが)、信、払拭之手段?!

大都(だいたい)、不、離、当処(ここ)、兮、(どうして)(もちいる)、修行之脚頭、(もの)、乎?!

然而(そして)毫釐(ごくわずか)(あれば)、差、天地、懸隔、違順(好き嫌い)(わずかにでも)(おこってしまえば)、紛然、(なくしてしまう)、心。

直饒(たとえ)(ほこれても)、会、(ゆたかでも)、悟、兮、獲、瞥地之智通、得道、(あきらめても)、心、兮、挙、衝天之志気、(といえども)、逍遙、於、入頭之辺量、(ちかい)、虧闕、於、出身之活路。

(まして)(あの)、祇園、()(なるは)、生知、兮、端坐、六年之蹤跡、(べきなのである)(みる)

少林、()、伝、心印、兮、面壁、九歳之声名、(なお)(きこえる)

古聖、(すでに)(しかり)

今人、(どうして)(わきまえないのか)?!

所以(ゆえに)(すべからく)(やすむべきである)(たずね)、言、(おう)、語、()、解行。

(すべからく)、学、回光返照之退歩。

身心、自然、脱落、本来、面目、現前。

欲、得、恁麼事、(いそいで)、務、恁麼事。

(それ)、参禅、(とは)、静室、(よろしい)、焉。

飲飡(飲食)、節、矣。

放捨、諸縁、休息、万事。

不、思、善悪。

(なかれ)、管、是非。

停、心意識之運転。

止、念想観之測量。

(なかれ)、図、作仏。

(どうして)、拘、坐臥、乎?!

尋常(普通は)、坐処、(あつく)(しいて)、坐物、(うえに)(もちいる)蒲団(ふとん)

(あるいは)、結跏趺坐、(あるいは)、半跏趺坐。

(いわゆる)、結跏趺坐、(まず)(をもって)、右足、安、左()上、左足、安、右()上。

半跏趺坐、(ただ)(をもって)、左足、(おさえる)、右()、矣。

(ゆるやかに)(かける)(ころも)(おび)(べきである)(させる)、斉整。

(つぎに)、右手、安、左足上、左掌、安、右掌上。

両、大拇指(親指)(めんして)(あい)(ささえあう)、矣。

(すなわち)(ただして)、身、端坐。

不、得、左、(かたむいたり)、右、傾、前、(かがんだり)(うしろに)(あおいだり)

(ようする)(させる)(みみ)()、肩、対、鼻、()(へそ)、対。

舌、(かける)、上(あご)(くちびる)、歯、(あい)(つけあう)

目、(すべからく)(つねに)、開。

鼻息、(かすかに)、通。

身相、(すでに)調(ととのえたら)欠気(深呼吸する)、一息、左右、揺、振。

兀兀(こつこつと)、坐、(じょう)、思量、(あの)、不思量底。

不思量底、如何(どのように)、思量?

非思量。

(これが)(すなわち)、坐禅之要術、(なり)

所謂(いわゆる)、坐禅、非、習禅、(なり)

(ただ)(これ)、安楽之法門、(なり)

(きわめ)(つくす)、菩提、()、修、証、也。

公案、現成。

羅籠(鳥かご)、未、到。

(もし)(えれば)(この)意、(のようなものなのであるし)、龍、(える)、水、(にているのである)、虎、(による)、山。

(まさに)(しるべきである)

正法、(おのずと)、現前、昏散、(まず)撲落(打ち払い落とす)

(もし)(より)、坐、(おきあがるならば)、徐徐、動、身、安詳、而、(おきなさい)。不、(まさに)、卒暴。

(かつて)(みる)、超凡越聖、坐脱立亡、一任、(この)(ちから)、矣。

(まして)(また)、拈、指竿針鎚之転機、挙、払拳棒喝之証契、(いまだ)(これ)、思量分別之所能解、(なり)

(どうして)(なせるのか)、神通、修、証、()、所能知、也?!

(べきである)(なす)、声色之外、威儀。

(どうして)、非、知見之前、軌則、(もの)、歟?!

(そうであれば)(すなわち)、不、論、上智下愚、(なかれ)(えらぶ)、利人鈍者。

専一、功夫(鍛錬すれば)(まさに)(これ)、弁道。

修、証、(おのずと)、不、染汚。

趣向、(さらに)(これ)、平常、(もの)、也。

(みな)(それ)、自界他方、西天東地、(ひとしく)、持、仏印、(もっぱら)(思い通りにできる)、宗風。

(ただ)(つとめて)打坐(うちすわること)(られる)(ささえる)、兀地。

雖謂(といえども)、万別千差、祗管(ひたすらに)、参禅、弁道。

(どうして)抛却(投げて)、自家之坐牀、(みだりに)、去来、他国之塵境?!

(もし)(あやまったら)、一歩、当面、蹉過。

(すでに)、得、人身之機要。

(なかれ)(むなしく)(わたる)光陰(時間)

保任、仏道之要機、(だれが)(みだりに)(たのしむのか)、石火?!

加以(それだけではなく)、形質、(のようなものであるし)、草露、運命、(にている)、電光。

倐忽(速やかに)便(すなわち)(むなしくなってしまうし)須臾(一瞬で)(すなわち)(うしなわれてしまう)

(こいねがわくば)(それ)、参学、高流、(ひさしく)(ならって)摸象(半端な理解による誤解)(なかれ)(あやしむ)、真龍。

精進、直指、端的之道、尊貴、絶学無為之人。

合沓(完全一致して)、仏仏之菩提、嫡嗣、祖祖之三昧。

(ひさしく)(なせば)、恁麼、(すべからく)(これ)、恁麼。

宝蔵、(おのずと)(ひらかれて)、受用、如意(思い通りに)

【コピー用ルビ無しテキスト】


原、夫、道、本、円通、争、仮、修、証?!

宗乗、自在、何、費、功夫?!

況、乎、全体、逈、出、塵埃、兮、孰、信、払拭之手段?!

大都、不、離、当処、兮、豈、用、修行之脚頭、者、乎?!

然而、毫釐、有、差、天地、懸隔、違順、纔、起、紛然、失、心。

直饒、誇、会、豊、悟、兮、獲、瞥地之智通、得道、明、心、兮、挙、衝天之志気、雖、逍遙、於、入頭之辺量、幾、虧闕、於、出身之活路。

矧、彼、祇園、之、為、生知、兮、端坐、六年之蹤跡、可、見。

少林、之、伝、心印、兮、面壁、九歳之声名、尚、聞。

古聖、既、然。

今人、盍、弁?!

所以、須、休、尋、言、逐、語、之、解行。

須、学、回光返照之退歩。

身心、自然、脱落、本来、面目、現前。

欲、得、恁麼事、急、務、恁麼事。

夫、参禅、者、静室、宜、焉。

飲飡、節、矣。

放捨、諸縁、休息、万事。

不、思、善悪。

莫、管、是非。

停、心意識之運転。

止、念想観之測量。

莫、図、作仏。

豈、拘、坐臥、乎?!

尋常、坐処、厚、敷、坐物、上、用、蒲団。

或、結跏趺坐、或、半跏趺坐。

謂、結跏趺坐、先、以、右足、安、左䏶上、左足、安、右䏶上。

半跏趺坐、但、以、左足、圧、右䏶、矣。

寛、繋、衣、帯、可、令、斉整。

次、右手、安、左足上、左掌、安、右掌上。

両、大拇指、面、相、拄、矣。

乃、正、身、端坐。

不、得、左、側、右、傾、前、躬、後、仰。

要、令、耳、与、肩、対、鼻、与、臍、対。

舌、掛、上腭、唇、歯、相、着。

目、須、常、開。

鼻息、微、通。

身相、既、調、欠気、一息、左右、揺、振。

兀兀、坐、定、思量、箇、不思量底。

不思量底、如何、思量?

非思量。

此、乃、坐禅之要術、也。

所謂、坐禅、非、習禅、也。

唯、是、安楽之法門、也。

究、尽、菩提、之、修、証、也。

公案、現成。

羅籠、未、到。

若、得、此意、如、龍、得、水、似、虎、靠、山。

当、知。

正法、自、現前、昏散、先、撲落。

若、従、坐、起、徐徐、動、身、安詳、而、起。不、応、卒暴。

嘗、観、超凡越聖、坐脱立亡、一任、此力、矣。

況、復、拈、指竿針鎚之転機、挙、払拳棒喝之証契、未、是、思量分別之所能解、也。

豈、為、神通、修、証、之、所能知、也?!

可、為、声色之外、威儀。

那、非、知見之前、軌則、者、歟?!

然、則、不、論、上智下愚、莫、簡、利人鈍者。

専一、功夫、正、是、弁道。

修、証、自、不、染汚。

趣向、更、是、平常、者、也。

凡、夫、自界他方、西天東地、等、持、仏印、一、擅、宗風。

唯、務、打坐、被、礙、兀地。

雖謂、万別千差、祗管、参禅、弁道。

何、抛却、自家之坐牀、謾、去来、他国之塵境?!

若、錯、一歩、当面、蹉過。

既、得、人身之機要。

莫、虚、度、光陰。

保任、仏道之要機、誰、浪、楽、石火?!

加以、形質、如、草露、運命、似、電光。

倐忽、便、空、須臾、即、失。

冀、其、参学、高流、久、習、摸象、勿、怪、真龍。

精進、直指、端的之道、尊貴、絶学無為之人。

合沓、仏仏之菩提、嫡嗣、祖祖之三昧。

久、為、恁麼、須、是、恁麼。

宝蔵、自、開、受用、如意。

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