表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
企業戦士戦線(コーポレート・ウォーフェア)  作者: 凡夫 成


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

48/71

第48話 企業戦士、東都秘書室。

本作は「企業×能力バトル」をテーマにした物語です。

商談は戦闘。契約は勝敗。

その結果は株価として市場に反映されます。

現場、会議、市場——すべてが戦場です。

気軽に読んでいただければ嬉しいです。


東京。


---


朝。


---


満員電車。


---


スーツ姿。


---


人の流れ。


---


---


時任 明。


---


窓の外を見る。


---


---


ニュース。


---


---


『帝央、アフリカ大型港湾事業成功』


---


---


『株価急上昇』


---


---


周囲。


---


---


「すげぇな帝央……」


---


---


「世界企業じゃん」


---


---


ざわつく。


---


---


時任、静かに目を閉じる。


---


---


脳裏。


---


---


地元。


---


---


シャッター街。


---


---


閉まった商店。


---


---


疲れた父。


---


---


陰口。


---


---


「畑山んとこ終わりだな」


---


---


「仕事ないしな、この街」


---


---


幼い時任。


---


---


拳を握る。


---


---


時任モノローグ


「会社が消えると——」


---


---


「街も消える」


---


---


目を開く。


---


---


「……だから守る」


---


---


東都本社。


---


---


秘書室。


---


---


静か。


---


---


大量の資料。


---


---


モニター。


---


---


アヤ。


---


---


髪をまとめている。


---


---


複数画面を同時確認。


---


---


「海外ファンド……」


---


---


「国内インフラ株を買い始めています」


---


---


黒崎 真琴。


---


---


「電力」


---


---


「通信」


---


---


「港湾」


---


---


「介護事業まで」


---


---


篠宮レイナ

「うわぁ……」


---


---


「完全に日本狙いじゃん」


---


---


南野里帆。


---


---


ニュース画面を見る。


---


---


「SNSの誘導も始まってます」


---


---


「“日本企業は古い”って」


---


---


吉原あさみ。


---


---


「露骨ねぇ」


---


---


「でも、こういうのって地味に効くのよね」


---


---


沈黙。


---


---


その時。


---


---


受付連絡。


---


---


『アルゴ証券の方が来ています』


---


---


空気が変わる。


---


---


篠宮

「……は?」


---


---


黒崎、眉を動かす。


---


---


アヤ

「通してください」


---


---


扉が開く。


---


---


男が入ってくる。


---


---


スーツ。


---


---


疲れた顔。


---


---


だが——


---


---


目だけが異様に鋭い。


---


---


「どうも」


---


---


軽く頭を下げる。


---


---


「訳あって今は仮本社勤務ですが」


---


---


苦笑。


---


---


「アルゴ証券」


---


---


「真壁 恒一郎です」


---


---


篠宮、小さく呟く。


---


---


「……胡散臭っ」


---


---


真壁、気にしない。


---


---


資料を置く。


---


---


海外企業。


---


---


買収リスト。


---


---


日本企業名。


---


---


東都関連企業もある。


---


---


「……来ます」


---


---


「海外ファンドです」


---


---


秘書室、沈黙。


---


---


真壁。


---


---


「帝央だけじゃ止められない」


---


---


「東都とも戦ってる場合じゃない」


---


---


一拍。


---


---


「共闘しませんか?」


---


---


空気が張る。


---


---


篠宮

「信用できるわけ?」


---


---


吉原

「散々市場荒らしといて」


---


---


真壁、苦笑。


---


---


「否定はしません」


---


---


「でも——」


---


---


資料を指す。


---


---


「これは、日本市場そのものを飲みに来てる」


---


---


アヤ、静かに資料を見る。


---


---


海外ファンド。


---


---


代表者欄。


---


---


そこに書かれた名前。


---


---


『時任 レオン』


---


---


アヤ、目を細める。


---


---


「……時任?」


---


---


真壁、小さく息を吐く。


---


---


「株価は数字じゃない」


---


---


全員、真壁を見る。


---


---


「期待」


---


---


「怒り」


---


---


「欲望」


---


---


「全部、人間です」


---


---


静かな声。


---


---


「お金は——」


---


---


一拍。


---


---


「人の心が化けたものです」


---


---


秘書室、沈黙。


---


---


篠宮

「……やっぱ胡散臭い」


---


---


真壁、少し笑う。


---


---


「よく言われます」


---


---


その時。


---


---


秘書室奥。


---


---


中田祥子の写真。


---


---


小さく飾られている。


---


---


篠宮、小さく呟く。


---


---


「……中田さんなら」


---


---


「もう全部掴んでたんだろうなぁ」


---


---


黒崎

「資料も完成してたでしょうね」


---


---


アヤ、少しだけ目を伏せる。


---


---


「……比較しないでください」


---


---


静かに言う。


---


---


その瞬間。


---


---


扉が開く。


---


---


鷹名 恒一。


---


---


室内を見る。


---


---


資料。


---


---


アルゴ。


---


---


海外ファンド。


---


---


すべて理解する。


---


---


沈黙。


---


---


やがて。


---


---


鷹名

「帝央とは戦う」


---


---


一同、静まる。


---


---


「だが——」


---


---


低い声。


---


---


「日本は渡さん」


---


---


ナレーション。


---


---


侵略は、始まっている。


---


---


銃声も。


---


---


爆発もない。


---


---


だが——


---


---


市場。


---


---


情報。


---


---


世論。


---


---


すべてが武器になる。


---


---


企業戦士たちは、


---


---


今——


---


---


“日本”を守ろうとしている。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

本作ではバトルだけでなく、企業の成長や株価の動き、

情報戦なども含めて描いていきます。

少しでも面白いと感じていただけたら、

ブックマークや評価で応援していただけると励みになります。

今後ともよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ