表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/26

第17話 企業戦士、木こりと交渉する。

本作は「企業×能力バトル」をテーマにした物語です。

商談は戦闘。契約は勝敗。

その結果は株価として市場に反映されます。

現場、会議、市場——すべてが戦場です。

気軽に読んでいただければ嬉しいです。


東北。


---


山間の町。


---


木の匂い。


---


冷たい空気。


---


---


トラックが並ぶ。


---


丸太。


---


重機。


---


---


「……いかにも、だな」


---


---


時任が呟く。


---


---


ミツキが周囲を見る。


---


---


「資源は豊富」


---


---


「人も、悪くない」


---


---


少しだけ笑う。


---


---


「でも——」


---


---


「野生ね」


---


---


そのとき。


---


---


ドンッ!!


---


---


遠くで音。


---


---


木が揺れる。


---


---


職人たちが振り向く。


---


---


「社長だ」


---


---


誰かが言う。


---


---


現れる。


---


---


鬼頭。


---


---


大柄。


---


---


ただ立っているだけで圧がある。


---


---


「……来たか」


---


---


低い声。


---


---


時任が前に出る。


---


---


「東都建材、時任明」


---


---


名刺を出す。


---


---


ミツキも並ぶ。


---


---


「柏木ミツキ」


---


---


鬼頭がそれを見る。


---


---


一瞬。


---


---


笑う。


---


---


「律儀だな」


---


---


だが——


---


---


名刺を出す。


---


---


「鬼頭林業、鬼頭源蔵」


---


---


差し出す。


---


---


その瞬間。


---


---


ナレーション。


---


---


企業戦士にとって——


---


---


名刺交換とは。


---


---


“戦いの宣言”である。


---


---


三人の手が触れる。


---


---


空気が変わる。


---


---


沈黙。


---


---


鬼頭

「で?」


---


---


「何しに来た」


---


---


ミツキが一歩前に出る。


---


---


「取引よ」


---


---


「人材と資源」


---


---


「東都と組みなさい」


---


---


直球。


---


---


職人たちがざわつく。


---


---


鬼頭が笑う。


---


---


「……面白ぇ」


---


---


「だがよ」


---


---


一歩、踏み込む。


---


---


「弱ぇ奴の言うことは聞かねぇ」


---


---


静か。


---


---


時任

「じゃあどうする」


---


---


鬼頭

「簡単だ」


---


---


一拍。


---


---


「勝った方の言うことを聞く」


---


---


沈黙。


---


---


ミツキが笑う。


---


---


「分かりやすいわね」


---


---


鬼頭

「だろ?」


---


---


時任が頷く。


---


---


「いい」


---


---


短い。


---


---


鬼頭

「明日だ」


---


---


「逃げんなよ」


---


---


背を向ける。


---


---


そのまま去る。


---


---


職人たちも続く。


---


---


静寂。


---


---


時任

「……シンプルだな」


---


---


ミツキ

「嫌いじゃない」


---


---


「こういうの」


---


---


場面転換。


---


---


夜。


---


---


宿。


---


---


静か。


---


---


時任、窓際。


---


---


「……寝れねぇ」


---


---


小さく呟く。


---


---


後ろから声。


---


---


「当たり前でしょ」


---


---


ミツキ。


---


---


壁にもたれている。


---


---


「人、死んでんのよ」


---


---


沈黙。


---


---


中田の影。


---


---


消えない。


---


---


ミツキが一歩近づく。


---


---


「……ねぇ」


---


---


時任は振り向かない。


---


---


「弱ってるときってさ」


---


---


「隙だらけよね」


---


---


時任

「……やめとけ」


---


---


ミツキ

「やめない」


---


---


「ムカつくし」


---


---


一瞬。


---


---


「柏木、潰されたし」


---


---


間。


---


---


「……お返し」


---


---


そのまま——


---


---


(場面、途切れる)


---


---


朝。


---


---


光。


---


---


時任、ベッド。


---


---


ゆっくり起きる。


---


---


「……最悪だ」


---


---


服が少し乱れている。


---


---


ミツキはすでに起きている。


---


---


「遅い」


---


---


時任

「……うるせぇ」


---


---


ミツキ

「顔、死んでる」


---


---


少し笑う。


---


---


沈黙。


---


---


だが——


---


---


空気が、少し変わっている。


---


---


時任が立ち上がる。


---


---


「……行くぞ」


---


---


ミツキ

「ええ」


---


---


短い会話。


---


---


だが——


---


---


戦う準備はできている。


---


---


外。


---


---


山。


---


---


鬼頭が待っている。


---


---


腕を組み。


---


---


「……来たか」


---


---


低い声。


---


---


時任とミツキが並ぶ。


---


---


その背後。


---


---


職人たち。


---


---


戦場が整う。


---


---


企業戦士たちは——


---


交渉を終えた。


---


---


次は——


---


戦い。


---


---


決着は、力でつける。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

本作ではバトルだけでなく、企業の成長や株価の動き、

情報戦なども含めて描いていきます。

少しでも面白いと感じていただけたら、

ブックマークや評価で応援していただけると励みになります。

今後ともよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ