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結局、あなたに依存してます

「さっき、二人で、こっそり恋バナしてたでしょ?」


美怜先輩が、ちゃめっけたっぷりに顔を向けた。

今日も、本当に可愛い。

そういえば、先輩は彼氏いるのかな。


「あいみが、まさき先輩のこと、気になってるみたいなんですよー。」


パルルが、にやりとした。

でも、「あいみ」にとっては、この会話も想定済み。


「気になってるっていうか、ミルクティー好き一緒で親近感湧いただけですよ。パルルも、まさや先輩とレモンティーが気になるんだよねー?」


「まさやんとは、私、中学から一緒だし、まさやんの双子の妹とも仲良しで、よく遊ぶよ。まさやんに、パルルが話したがってるって、伝えてあげよっか?」


「いやいや、美怜先輩、待って待って!そういうのではないんで、大丈夫ですーっ!」


パルルが、スコアブックを放り出して制止した。


「あ、でも、まさや先輩が双子っていうのは興味あります(笑)」


ピュアだな、パルル。


明日は、いよいよ、初遠征。失敗しないように、部員さんのサポート頑張ろう、と私は、きゅっと気を引き締めた。

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