天にあるが如く地にもあらんことを
死にたい、死にたいと心が騒ぐ
辛いばかりで 苦しいばかりで
こんな世界にいたくはないと心が叫ぶ
死にたい、たすけて、帰りたい
この醜悪な欲に満ちた地上で
こんな場所にいたくはないと
何もかもが足りないと
何もかもが醜く汚いと
こんなはずではなかったと
不幸の泥水をすするために生まれたのではなかったと
『天にあるが如く地にもあらんことを』
この世界を拒否して壊してしまいたいのは
美しい世界がある事を知っているから
自分の不甲斐なさに首を絞めてこれは違うと罵りたくなるのは
自分の為すべきこと、本来の力を知っているから
わたし達は知っている
本当はもっと美しいわたし達を
わたし達は知っている
生きとし生けるもの全てがもっと自由でもっと幸せな世界を
天にあるものを下ろすために生まれてきた
この不浄なる世界に
人が争い、蔑みあい、奪いあう
この汚泥と変わらぬ世界に
天よ お前はわたし達を救うべきなのだ
一瞬でも一秒でも早く
天にある善きものをこの地上に降らせるべきなのだ
殴らねば、痛めつけねば人は理解できぬと
己がされた事をする以外を知らぬ子供のように
傲慢に鞭を振るうのではなく
天よ お前は世界の姿を教えるためにわたし達を下ろした
わたし達は知っている
世界は本当はとても美しい
世界は本当はとても豊かで
世界は本当は愛へ向けて進んでいる
だから
天にあるものを下ろすのだ
地上を輝く善きもので満たすのだ
わたし達はそれを約束してここへやってきた
死にたい死にたいと泣かせたままにするな
辛い苦しいと叫ぶままにするな
こんな世界にいたくないと帰郷の念で狂うままに放置をするな
『天にあるが如く地にもあらんことを』
返せ。
与えろ。
祝福しろ。
天にあるが如く。
この地上の全てを。
地上に天を創るために。
───わたし達はみな、幸せになるために生まれてきた。