木曜の夜がそうさせたんだ
なあダーリン。
一度きりの過ちさ、
許してくれたっていいだろう。
木曜の夜だ。
魔が差しただけだよ。
毎週木曜のオトモダチとの映画を、
僕が一度だって咎めたことがあるかい?
なあダーリン。
一度きりの過ちさ、
許してくれたっていいだろう。
間違いは誰にだってあるものさ。
僕が君の妹を抱いたのは、
僕がそうしたかったとか、
彼女にそそのかされたからとか、
そういうことじゃないんだ。
木曜の夜がそうさせたのさ。
君ならわかるだろう。
なあダーリン、
君ならわかるはずさ。
木曜の夜がそうさせたんだ。