雑貨屋売買日誌15
私達はその後次の大陸に向けて準備をした。
船の用意もでき、後はみんなを乗せるだけとなった。
ゲルク「おーい、皆、乗るぞ!」
ハール「また、船か。酔わないようにしないと。」
メル「それならこれを飲めばいいわよ。」
ハール「何それ?」
メル「酔い止め。」
ハール「うぅ……まずい…」
メル「薬ってそんなもんよ。」
ゲルク「みんな乗ったね?」
ハロルド「じゃあ行きましょか。」
こうして特に思い出もない島を出た。
ハロルド「あら!天気が怪しくなってきましたね。」
ゲルク「………何か……ちょっと楽しみ。」
ハロルド「いやいや、海上での嵐ってかなりまずいですよ!」
ゲルク「でも揺れると楽しいですよ?」
ハロルド「頭おかしいよこの人!」
その時急に降り出してきた。
小雨程度だったので航海に影響はなかったが
ゲルク「おお!揺れた揺れた!」
ゲルクが何かおかしい。
と思えば彼の目の下にまた隈ができている。
メルのせいだな。
ハロルド「ゲルクさん。きっと貴方寝不足ですよ。
中に入って休んでてください。」
ゲルク「う〜ん、それでは。ぽやしみ〜。」
これはひどい。
それにしても、雨がかなり強くなってきたな。
これは少しまずいかも?
あ、そうだ。ハールにたのも。
ハロルド「ハール君!」
ハール「何!?」
ハロルド「魔法であの雲を吹き飛ばせないですか?」
ハール「分かんないけどやってみる!」
ハールの杖から一本の光が伸びて雲に当たるとたちまち晴れになった。
強いな。
ハロルド「ありがとうございます!後、半日もすればネケディ大陸に着きますよ!」
ハール「え!もう!?」
ハロルド「カラウス島はどちらかと言えばネケディ大陸よりですしさっきの雨が運良く追い風だったので予定よりかなり早く着くんですよ。」
ハール「どんなところかな?」
メル「いくつかの宗教の総本山があるところって聞いたことあるけど。」
ハロルド「はい、そうですね。しかも、これから2つの大きな国が再び戦争をしようとしているわけですから宗教に肖ろうする人も多くなっているでしょう。」




