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ハズレJob【英雄】で異世界無双〜ゲームでは初心者向けのJobが、異世界ではチートでした〜  作者: INGing
1章 VR→R、ゲームの中によく似た世界
16/22

アン・ラッキースケベ、夜の熟練度上げ

評価&ブックマークありがとうございます。

昨日だけで倍近くポイントが増えてて驚きました、これからも頑張って執筆していきます。


そこそこ面白い・もっと頑張れ・設定厨乙など思いましたら、評価や感想お願いします。

「取り敢えず、着替えるか……【装備】!」



 武器や防具を初めて手に入れた時に開放される【Menu】の【装備】項目、今朝方開放されたその機能は身に着けている物を瞬時に【アイテム】の中の物と入れ替える事が出来る。

 腰に佩いた剣と右手中指に着いている指輪、それと身に纏っている半鎧と背中に担いでいる皮の盾を仕舞った。


 全ての装備品を【アイテム】に仕舞い込むと、一時的にヒデオは一糸纏わぬ姿へと変わる。



「お湯を持って――きゃっ!」



 その時、タイミングよく……いや悪く、宿の女性店員が扉を開けた。

 ゴトリと手に持っていた桶を床へ落とし、慌てて顔を塞いだ。



「ごめんなさい!」

「ああ、いや……こっちこそごめん、丁度装備を外していた所だったんだ」



 AWOで【鉄の半鎧】と言えば、肌着・胸当て・肩当て・肘当て・手袋・腰当て・膝当て・ブーツの8点セットだ。

 中に着ているシャツやズボンは”肌着”に含まれる、個別に脱いでいく事も出来るが――直接【アイテム】に仕舞い込んでしまうと、今の状況が出来上がる。



「そそ、そうだったんですね! すいませんノックもせずに……直ぐに新しいお湯を持ってきます!」

「ああ……そんなに溢れて無いみたいだし、そこのお湯で良いよ。タオルを貰えるかな?」



 女性店員からタオルを受け取り、桶を拾い上げて扉を閉める。



「びっくりした……ってか、オレ裸のまま対応しちゃったな」



 いきなりの事で着替えることも、隠すことも出来なかった。



「しかし、顔を覆ってた手……指の隙間が大きく無かったか?」



 どうやら、バッチリ観察されてたようだ。



「……まぁ、良いか。別に、減るもんでも無し」



 羞恥心よりも驚きの方が大きかったヒデオは、見られた事に関しては気にしない事にした。



――――――――――



 【装備】から直接操作して、布の服を身に纏うヒデオ。


 ――そう言えば、洗濯するの忘れてたな。


 等と考えていたが、どうやらそれも要らぬ心配だったようだ。

 真っ二つに切断された毛皮が、元の1枚皮に戻っていたように【アイテム】に収納された物は綺麗な状態――新品同様になるみたいだった。


 汚れや匂い……それらが布の服に付いて無かった様子を見て、ヒデオは安堵した。



「さて、今は19時……まだ寝るには早いな」



 昨日は強烈な眠気に誘われたが、今日はまだ寝れそうに無い。

 あれは恐らく、アリエルがヒデオと話をする為に何かをしたのだろう。



「せっかくだし、スキルでも鍛えておくか」



 今朝に言っていた様に、宿の中で上げられる【回復】と【魔力】のスキルを上げていこうとする。



「【魔力:変換】……【魔力:変換】……【魔力:変換】……」



 スキル【魔力:変換】は、最大HPの10%を消費し減少値×スキルレベル分のMPに変換する物だ。

 ヒデオの場合、まだスキルレベルが0なので……どれだけ唱えても、消費もしなければ回復もしない。


 なので、延々とスキルを唱え続ける事が出来るのだ。


 本来ならば”スキルクエスト”と呼ばれる、スキルを習得する為のクエストがあるのだが。

 レベルリセットをおこなった場合”習得しているけどレベル0”という、奇妙な状態が出来上がる。

 魔法使い系や職人系Jobの、特殊なクエストで覚えるなどのスキルは――レベル0からⅠへと習熟させる条件として、ただ”唱えるだけ”なのだ。



「【回復:単体】……【回復:単体】……【回復:単体】……」



 【魔力:変換】のスキルレベルがⅠになった後は、次に【回復:単体】を唱え始める。

 スキルレベル×2のMPを消費して、スキルレベル×精神力値のHPを回復するスキルだ。

 例によってスキルレベルがⅠにならない限り、消費も回復もしない。



「【魔力:変換Ⅰ】……【回復:単体Ⅰ】……【魔力:変換Ⅰ】……【回復:単体Ⅰ】……」



 どちらもスキルレベルがⅠになった後は、交互にスキルを発動させる。

 【魔力:変換】でMPを回復させて【回復:単体】で減ったHPを回復させる。


 まさに永久機関である。



「【魔力:変換Ⅵ】……【回復:単体Ⅵ】……」



 その後も、ただひたすらにスキルの習熟度を上げていく。

 数時間も飽きずに繰り返し行われる作業、ヒデオのゲーマーとしての気質が途中で止める事を許さなかった。


 2つのスキルがカンストする頃、ようやく眠りについた時間は――すでに日付をまたいでしまっていた。

上昇した数値は、横に↑○○と記入しておきます。

――――――――――


Name:原田 英雄


Age:18


Rank:3


Job:英雄


Level:1


Exp:348/1000


HP:770/70(+700)↑30

MP:758/70(+700)↑758

Str:7(+70)+38

Vit:7(+70)+77

Int:7(+70)+38

Min:7(+70)

Dex:7(+70)

Agi:7(+70)−7

Luk:7(+70)



Skill:


【剣術】

強撃Ⅰ:0/100

連撃0:11/50

飛斬Ⅰ:0/100

【投擲】

武器0:0/50

防具0:0/50

道具0:0/50

【鎧術】

鉄壁Ⅶ:Complete/350

重化Ⅶ:Complete/350

行軍Ⅳ:45/250

【盾術】

城壁0:0/50

挑発Ⅶ:Complete/350

盾撃Ⅶ:Complete/350

【弓術】

鷹眼0:0/50

強弓0:0/50

矢雨0:0/50

【歩行】

隠密Ⅲ:140/200

縮地Ⅲ:140/200

空歩Ⅲ:140/200

【魔法】

単体0:0/50

範囲0:0/50

異常0:0/50

【魔力】

変換Ⅶ:Complete/350↑1400

譲渡0:0/50

減少0:0/50

【回復】

単体Ⅶ:Complete/350↑1400

範囲0:0/50

異常0:0/50

【結界】

物理0:0/50

魔法0:0/50

治癒0:0/50

【強化】

攻撃0:0/50

魔法0:0/50

付与0:0/50

【弱化】

防御0:0/50

耐性0:0/50

速度0:0/50

【武器】

精製0:0/50

制作0:0/50

強化0:0/50

鑑定0:0/50

解体0:0/50

修復0:0/50

【防具】

精製0:0/50

制作0:0/50

強化0:0/50

鑑定0:0/50

解体0:0/50

修復0:0/50

【道具】

精製0:0/50

制作0:0/50

強化0:0/50

鑑定0:0/50

解体0:0/50

修復0:0/50

【地図】

把握Ⅴ:222/300↑300

拠点0:3/50

転移0:0/50

【索敵】

鑑定Ⅲ:110/200

体力Ⅲ:110/200

魔力Ⅲ:110/200



Equip:


【Weapon】

Main:鉄の剣(Str+50%)

Sab:銅の指輪(Int+50%)


【Armor】

Body:鉄の半鎧(Vit+50%、重量5)

Shield:皮の小盾(Vit+50%、重量5)



Title:


 英雄の中の英雄

(成長速度倍化)


 転生神の加護

(ステータス+1000%)



Money:1,051,300w

――――――――――

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