表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ハズレJob【英雄】で異世界無双〜ゲームでは初心者向けのJobが、異世界ではチートでした〜  作者: INGing
1章 VR→R、ゲームの中によく似た世界
11/22

薬草採取、空いた時間でスキルアップ

ブックマークありがとうございます。

 装備を整えた後、ヒデオは冒険者ギルドへと向かった。



「只今ご案内出来る依頼はぁ……【街の清掃】【商店の買い出し】【薬草の採取】の3つ、ですねぇ」



 昨日とは違う、そこまで笑顔は素敵では無いが――代わりに胸の大きな受付嬢に話しかける。

 すると受注出来るクエストを教えて貰ったのだが、なんと討伐系のクエストが一つも無かった。



「あー……何か、討伐系のクエストって無いのか?」

「んー、ある事にはありますがぁ……ヒデオさんの場合はぁ、実績不足ですねぇ。端的に言うとぉ、ランクがたりてませぇん」



 受付嬢の間延びした話し方に、ずるっと脱力しかけるヒデオ。

 しかし、ランク不足で受けられるクエストが少ないと言うのは納得出来る。



「そうか、だったら【薬草の採取】だ。それを受ける」

「はぁい、わかりましたぁ」



 受付カウンターの下から、何やら紙を1枚取り出す受付嬢。

 その紙にサラサラと何かを書き込むと、ポンっと大きな判子をついた。



「この紙を採取した薬草と一緒にぃ、受付に提出してくださぁい」



 渡された紙を見ると、そこには【薬草採取、10株の納品】と書かれ【ギルド印】が押されていた。

 このクエストはただ薬草を納品するだけでは駄目で、どこで誰がクエストを受けたかの証明が必要なようだ。

 この紙を持っている事が、正式にクエストを受けた証明になる。



「わかった、早速行ってくる」



 受け取った紙を【アイテム】にしまい、受付から離れる。

 途中、受付嬢がなにやら驚いた顔をしていたがヒデオはそれに気付かずギルドを後にした。



「薬草の採取、って言っても……」



 すぐさま街から出て、クエストに取り掛かるヒデオ。

 そして、30分後。



「すぐに集まるんだよなぁ、これが」



 すでにクエストの必要分である、10株以上の薬草が足元に積まれていた。

 AWOの時から見覚えのある薬草、実はこれらは”そこら中”に生えている。

 ならば何故クエストになっているかと言えば、単に”他の雑草”と見分けが付きにくいからだ。


 数多ある雑草の中から、目的の薬草を探し出す。

 その手間を嫌って、わざわざ冒険者に依頼を出しているのだ。

 なので、報酬は随分と安い。


 ヒデオがこのクエストを請けたのは、単に”街の外に出られるクエスト”だったからだ。



「じゃあ、さっそく……【スキル】!!」



 チュートリアルで初クエスト時に開放される【Menu】の【スキル】項目、本来ならば討伐系のクエストで開放なのだが……そもそも、すでに”チュートリアル”から外れているのだ。


 ヒデオの目の前に半透明のウインドウが現れ、そこには習得出来るスキルの一覧が現れていた。



――――――――――


Skill:


【剣術】

強撃0:1/50

連撃0:0/50

飛斬0:1/50

【投擲】

武器0:0/50

防具0:0/50

道具0:0/50

【鎧術】

鉄壁0:0/50

重化0:0/50

行軍0:45/50

【盾術】

城壁0:0/50

挑発0:0/50

盾撃0:0/50

【弓術】

鷹眼0:0/50

強弓0:0/50

矢雨0:0/50

【歩行】

隠密0:30/50

縮地0:30/50

空歩0:30/50

【魔法】

単体0:0/50

範囲0:0/50

異常0:0/50

【魔力】

変換0:0/50

譲渡0:0/50

減少0:0/50

【回復】

単体0:0/50

範囲0:0/50

異常0:0/50

【結界】

物理0:0/50

魔法0:0/50

治癒0:0/50

【強化】

攻撃0:0/50

魔法0:0/50

付与0:0/50

【弱化】

防御0:0/50

耐性0:0/50

速度0:0/50

【武器】

精製0:0/50

制作0:0/50

強化0:0/50

鑑定0:0/50

解体0:0/50

修復0:0/50

【防具】

精製0:0/50

制作0:0/50

強化0:0/50

鑑定0:0/50

解体0:0/50

修復0:0/50

【道具】

精製0:0/50

制作0:0/50

強化0:0/50

鑑定0:0/50

解体0:0/50

修復0:0/50

【地図】

把握Ⅱ:22/150

拠点0:1/50

転移0:0/50

【索敵】

鑑定0:0/50

体力0:0/50

魔力0:0/50


――――――――――



「お、おおう。目が痛い……」



 取得可能スキルが、ずらりと一度に現れヒデオは目にダメージを受けた。


 ちなみに、これらがAWOで取得可能な全スキルである。

 全Job共通でこれらのスキルを覚える事が出来るが、例によって【Job一致】と【タイプ一致】によってスキルレベルの上限が決まる。


 例えば【戦士:重装】の場合、タイプ一致で【鎧術】と【盾術】はⅩまで覚えられるが、Job一致では【剣術】【投擲】【弓術】【歩行】はⅦまでしか覚えられない。

 Jobすら一致しない【魔法】【魔力】【回復】【結界】【強化】【弱化】【武器】【防具】【道具】【地図】【索敵】は、Ⅳまでとかなり低くなる。


 ヒデオのJob【英雄】は全てのスキルが一致しないが、代わりに全スキルをⅦまで覚えられると言う特徴があった。



「先ずは何から鍛えるか……」



 薬草の採取が早くに終わり、残りの時間をスキルの習熟に使う事を決めるヒデオ。



「職人Jobのスキルは、MPを大量に使うから後回し。最低でも、レベルが10を超えてからかな」



 さくっと職人Jobスキルである【武器】【防具】【道具】の、3種を後回しにする事を決める。



「【魔力】と【回復】は宿でも上げられるし、とりあえずは【盾術】と【鎧術】から……かな?」



 これがAWOの中ならば、もっと他の選択肢もあったかもしれないが。

 まずは少しでも生存率を上げるため、防御関連のスキルから習熟していくことにする。


 ヒデオは、手頃な魔物を探す為【草原エリア】を歩き回る事にした。

次話から戦闘シーン、ヒデオの修行が始まります。


――――――――――


Name:原田 英雄


Age:18


Rank:1


Job:英雄


Level:1


Exp:4/1000



HP:770/70(+700)

MP:770/70(+700)

Str:7(+70)+38

Vit:7(+70)+77

Int:7(+70)+38

Min:7(+70)

Dex:7(+70)

Agi:7(+70)−38

Luk:7(+70)



Skill:


【剣術】

強撃0:1/50

連撃0:0/50

飛斬0:1/50

【投擲】

武器0:0/50

防具0:0/50

道具0:0/50

【鎧術】

鉄壁0:0/50

重化0:0/50

行軍0:45/50

【盾術】

城壁0:0/50

挑発0:0/50

盾撃0:0/50

【弓術】

鷹眼0:0/50

強弓0:0/50

矢雨0:0/50

【歩行】

隠密0:30/50

縮地0:30/50

空歩0:30/50

【魔法】

単体0:0/50

範囲0:0/50

異常0:0/50

【魔力】

変換0:0/50

譲渡0:0/50

減少0:0/50

【回復】

単体0:0/50

範囲0:0/50

異常0:0/50

【結界】

物理0:0/50

魔法0:0/50

治癒0:0/50

【強化】

攻撃0:0/50

魔法0:0/50

付与0:0/50

【弱化】

防御0:0/50

耐性0:0/50

速度0:0/50

【武器】

精製0:0/50

制作0:0/50

強化0:0/50

鑑定0:0/50

解体0:0/50

修復0:0/50

【防具】

精製0:0/50

制作0:0/50

強化0:0/50

鑑定0:0/50

解体0:0/50

修復0:0/50

【道具】

精製0:0/50

制作0:0/50

強化0:0/50

鑑定0:0/50

解体0:0/50

修復0:0/50

【地図】

把握Ⅱ:22/150

拠点0:1/50

転移0:0/50

【索敵】

鑑定0:0/50

体力0:0/50

魔力0:0/50



Equip:


【Weapon】

Main:鉄の剣(Str+50%)

Sab:銅の指輪(Int+50%)


【Armor】

Body:鉄の半鎧(Vit+50%、重量5)

Shield:皮の小盾(Vit+50%、重量5)



Title:


 英雄の中の英雄

(成長速度倍化)


 転生神の加護

(ステータス+1000%)



Money:914,900w

――――――――――

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ