54 好きなジャズ名盤紹介1(ビル・エヴァンス)
なんでも好きなものについて書いていこうと思います。この前、ジャズのCDのランキングを決めました。あれを参考にして、ジャズを聴いてみようという方が少しでもいらっしゃったら嬉しいです。ジャズは、ファンの高年齢化が特に目立つ音楽ジャンルなので、若い方があれでジャズに少しでも興味を持ってくれたら嬉しいですね。
そうは言っても、僕もまだ二十代なので、ジャズファンとしては相当若い方なのですが……。
えー、この『ジャズ名盤紹介』という企画は、この前の『52 好きなジャズランキング』からジャズの名盤を一枚ずつ紹介していくものになります。紹介されている名盤に興味を持ったら、CDをレンタルしたり、サブスクで聴いたり、無料で聴けるサイトなどにお邪魔したらいいのではと思います。
実は、僕は『ジャズ三昧』というジャズのエッセイを以前、公開していたことがありまして(今も非公開ながら、なろう上に存在してはいるのですが……)その時はジャズについての知識もなかったし、経験も足りなかったので、よいものができませんでした。
今回は、ジャズの知識など、堅苦しいことは一才捨てて、ただ好きな名盤を紹介していこうと思っているわけです。
今日はビル・エヴァンスの『ワルツ・フォー・デビイ』から「マイ ロマンス」。ピアノトリオ曲です。
おさえてほしいのは、まずジャズピアニストといえば、一番有名なのはビル・エヴァンスだということ。
そして、ビル・エヴァンスのピアノトリオが奏でる名盤の中で、特に有名なのは、4枚あるということ。
その4枚の中でも、一番有名なアルバムが『ワルツ・フォー・デビイ』だということ。
そして、このアルバムはジャズの中で、もっとも人気なアルバムだということ。
そのアルバム『ワルツ・フォー・デビイ』に収録されている曲の中で一番有名なのは、タイトルの通り、「ワルツ・フォー・デビイ」で、これも絶対に聴いていただきたいのですが、僕が今回、おすすめしたいのは「マイ ロマンス」という曲だということ。
これは華やかな演奏なので、ロマンチストな方におすすめしたい曲だということ。
この7点が、僕が皆さまにおさえておいてほしいと思うことです。
なので、早速、聴いてみましょう。どれどれ。
(聴いています)
うわぁ、泣けてきました。でも、楽しくてノリノリなところもある、すごく良い演奏だと思います。それでありながら非常にハイレベル。緊張感もありながら、癒される、そんな曲。
追加情報になりますが、演奏している場所は、ジャズクラブの中でもっとも有名なヴィレッジヴァンガードというお店になります。
聴きどころとしてはいくつもあるのですが、ベースを奏でているスコット・ラファロ、彼の音色にもよく耳を傾けていただけると嬉しいです。
ジャズを聴いてみたいという方は、最初はまず「ピアノ」から入った方がいいと思います。カッコいいトランペットから入りたい!って人はそれでも構わないのですけれど、若干、抵抗がある人はジャズピアノから入るとすんなり入れます。
それで、そのジャズピアノというジャンルから入るとしたら、まずはビル・エヴァンスなんです。そして玄人になっても、やっぱりエヴァンスに戻ってくる。そんなエヴァンスのピアノを一曲聴いてみようというのならアルバム『ワルツ・フォー・デビイ』の収録曲「ワルツ・フォー・デビイ」がおすすめですが、今回、紹介したのは「マイ ロマンス」です。楽しいジャズライフがあるといいですね。
関連のある回「33 雑談 5 ジャズ入門とは」
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