49 雑談19
なにか書かないと落ち着かない性分らしい。雑談でもしようと思う。昨夜、またイラストを描いた。小説執筆をした方がいいだろうにとも思ったが、イラストを描き始めた以上は5枚は描かねばなるまい、と思った。現在、4枚目だから、あと1枚は描くだろう。そしたら絵を描くのはやめにして、小説執筆に専念する。
なぜ5枚なのか、というと3枚描いた時点で、満足はしたものの、そこで終わりにせず、もう一ねばりすると良いものをつくれることが多いし、次につながることが多いのだ。
小説もまぐれでいい作品が書けることがある。そこで満足して、やめてもいいのだが、あと二、三作余分に書いておくと、意識的に良作を構成する勉強になるし、エンジンが動いている今だからこそできる貴重な経験を積むことができる。
これが半年後になると、また一からエンジンをかけ直さなければならず、なかなか成長できなくなる。そういう話だ。
絵描きでもないので、クオリティーは保証できないが、名探偵羽黒祐介シリーズの雰囲気をどうにか可視化できたら、作者として非常に嬉しく思う。
これはミュージカル風のつもりなのだけど、タップダンスの影響もある。フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースのダンスに憧れていて、前回の絵がしんみりとしていたから、今回は、思いきり楽しそうな明るい絵にしようと思った。
タップダンスは、フレッド・アステアよりもジーン・ケリー、さらにはニコラスブラザーズのものの方が好きだが、女性と踊っているものなら、アステアとロジャースのダンスが一番よい。
最近、忙しくて、気分もやたら落ち込むので、絵ぐらいは明るく楽しい作品になればいいな、と思って描いている。




