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鏡よ鏡、  作者: さき
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 王の住まう城の地下。

 魔女が魔法のコンパクトミラーに問いかけます。。


「ねぇコンパクトミラー、その姿で質問には答えられるの?」

「問題はありません。ちょっと処理速度が遅いのと記憶容量がフロッピーディスク並になる程度です」

「ショタ化というより型落ちじゃない? まぁ答えられるなら良いわ。コンパクトミラーよコンパクトミラー、答えておくれ。世界で一番美しいのは誰?」

「…………俺です」

「確かに処理速度が遅いわね」

「……………俺です」

「答えたことも忘れてしまう記憶容量」

「………………俺です」






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