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鏡よ鏡、  作者: さき
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 王の住まう城の地下。

 今日はもっふもふしております。


にゃんにゃんごろごろ、うなんなごろにゃん


「ご主人様、どうして今日はこんなに猫が多いんですか?」

「皆シャンティの使い魔仲魔よ。今日は定期集会だって」

「それであんなに集まってるんですね」

「お水もお菓子も自分達で用意するから場所だけ貸してって言われたの。いい眺めよね」

「猫だらけ……ねこあつめですね」

「あら、私べつに集めてないわよ。何も用意してないし。定期集会で向こうから来たから……あえて言うなら、ねこあつまりね」

「ねこあつまり」

「正確に言うなら、ねこ勝手にあつまりね」

「ねこ勝手にあつまり」



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