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鏡よ鏡、  作者: さき
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 王の住まう城の地下。

 魔女こと新米わらしばーがまた新たな藁しべを用意しました。もちろんアブも結んでいます。


「さっきは一直線でゴールにたどり着いたけど、やっぱり段階を踏んでこそよ。さぁ次の交換を探しましょう」

「お養母様! そのアブを結んだ藁しべ、私にください!」

「白雪姫、また勝手に人の部屋に入ってきたのね! あんたにあげる藁しべなんてないわ、帰ってちょうだい」

「そんなぁ、それなら交換はどうですか?」

「交換。ふむ、それなら良いわ。何と交換するの?」

「男爵芋です!」

「でしょうね。あんたが提示してくるものなんて芋以外に考えられないわ」



【実績解除 藁しべを男爵芋と交換】



「(なんだこれ……)」

「(なにかしらこれ……)」





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