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鏡よ鏡、  作者: さき


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王の住まう城の地下。

魔女が鏡のカビを拭ってやっていると、扉がノックされました。


「お義母様! トリックオアトリ……かび臭い!」

「ついに来たわね、白雪姫。それで、その仮装は何なの? なんだかドン○で売ってそうな仮装ね」

「はい! 今年は安い市販品の仮装をしました!」

「あら、意気込みの割には市販品ですませたのね」

「いえ、市販品の仮装です!」

「市販品の仮装……。手作り!」

「安っぽくてやたらとテラテラした布を用意して、あえてちょっと縫い糸を見えるようにし、なにより『一般的な知名度もあり市販品で売っていそうなキャラクターのお手軽仮装』をイメージして作りました! 追求したのは、完璧な安い市販品です!」

「カタコトで書かれた洗濯タグまで忠実に再現したのね。海外で安く大量生産したバックグラウンドまで見えてくるわ」



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