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王の住まう城の地下。
くす玉も割って、100話目もお祝いして、魔女がふとサマンサに視線を向けました。
「ところで、このサマンサはどこのサマンサなの?」
「タバサ族ノサマンサデース」
「サマンサタバ……おっと危ない。そうだわサマンサ、帰る前に一度ガチャを回してちょうだい。もしかしたらタバサ族の力で〝SSR世界で一番美しい人”を出してくれるかもしれないわ」
「ワカリマシター」
\*✲゜*。✧.。.:*・゜/
「鏡が虹色に光りだしたわ! もしかして本当に〝SSR世界で一番美しい人”が!? 教えてちょうだい鏡、いったい何が出たの!」
「〝SSRサマンサ”です」
「これが本当の自引き」




