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鏡よ鏡、  作者: さき


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101/194

101



 王の住まう城の地下。

 くす玉も割って、100話目もお祝いして、魔女がふとサマンサに視線を向けました。


「ところで、このサマンサはどこのサマンサなの?」

「タバサ族ノサマンサデース」

「サマンサタバ……おっと危ない。そうだわサマンサ、帰る前に一度ガチャを回してちょうだい。もしかしたらタバサ族の力で〝SSR(☆5)世界で一番美しい人”を出してくれるかもしれないわ」

「ワカリマシター」


\*✲゜*。✧.。.:*・゜/


「鏡が虹色に光りだしたわ! もしかして本当に〝SSR(☆5)世界で一番美しい人”が!? 教えてちょうだい鏡、いったい何が出たの!」

「〝SSR(☆5)サマンサ”です」

「これが本当の自引き」




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