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6 素材収集①




 戦いが終わったらすぐに移動するわけでもなくなぜか休憩に入った。俺はレオナと一緒にいる。やはり戦闘以外はそばにいるらしい。戦闘もそばにいてほしいが。




「なあ、モンスターがいなくなったんだし早く出発したほうがいいんじゃないか?

なるべく進んどいたほうがいいだろ」




荷台の整理とかしているやつもいるがほとんどのやつは地面に座り込んで水を飲んでいる。本当にただの休憩風景にしか見えない。周りがモンスターの死骸に囲まれてなければ、だが。



「ここに長居しないほうがいいのは確かね。肉食のモンスターはほかのモンスターの死骸に寄って来るし。でもモンスターの素材は取りたいのよ。素材は武器や防具を作るのに使えるから売れるのよ。パティエスの民族を守るために村にはパティエスしか住んでいない」




「それはなかなか珍しいな」




 パティエスしか住んでいない。それでは村には全員揃っていても100人しかいないことになる。




「農業や酪農、林業などは得意の魔法でどうにかしているわ。だから少ない人数で暮らしていける。けどやっぱりお金というものは足りないわ。ほかの街で売れるほどの量は作れないし、お金を勝手に作ることは禁止されている。どうしても村じゃ賄えないものもあるし、お金が必要なのよ」




「なるほど。この世界では魔法を生活にも使えるんだな」




 攻撃魔法と生活魔法。少ない魔力で扱えるのは生活魔法だろう。魔力の量が多い民族であるからモンスターを狩れるほど攻撃魔法が使用できると。




「じゃあ俺も素材を取るの手伝うよ。やってみたいし」




 パティエスから離れるときに困らないようにといううのは内緒だ。旅を共にするのが俺だけじゃない可能性がある。勇者には仲間が付き物だろ。こんな大所帯ではなく少数のパーティーという仲間が。




「そうしてくれると助かるわ。なるべく早く移動したいし。じゃあみんなもそろそろはじめるみたいだから行くわよ」




 ちなみに周りは短剣なりを取り出しているが俺普通の剣しか渡されてないけど。レオナですらどこからか短剣を取り出している。




「俺にも短剣とかないか?長剣じゃ素材を傷つけそうだ」




 つけそうだといううよりは絶対に傷つける。傷がないほうが高く売れるだろう。

「じゃあこれ使って」




 レオナはさっきと違うところから取り出した短剣を俺に投げよこす。




「おい! 危ないだろ!」




「別に鞘に収まったままなんだからいいじゃない。キャッチできたし」




 断じてそういう問題ではない。だが脳が魔法よりも剣でできているレオナにとっては鞘に入っているだけマシだったのかもしれない。というか武器いくつ装備してんだよ……。


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