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★世界観と登場物紹介

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■世界観について

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主人公であるオフィーリアが住むベスティア国は

オリゾンテ大陸の端っこに存在します。


大陸の四方を海に囲まれており、

他の大陸からはかなり離れている為、

他の大陸との海上貿易はあまり盛んではありません。


一方で四季があり、自然豊かで資源も豊富な事から

大きな大戦は今まであまりありませんでした。


しかし犬人族が治める小国で、奴隷であった人間が

クーデターを起こし国を乗っ取り始めてからは、

近くの部落や小国に攻め込む戦が多発し、

動乱の世を迎えました。


今では大陸でも随一の商業力を持った商業同盟の誕生しました。

今回のお話はその商業同盟がアストラル王国と戦う前に、

横槍を入れられるのを嫌ってベスティア国を攻めるところから始まります。


小国であるベスティア国は、大国の陰謀に巻き込まれ命運はどうなるのか。

また主人公のオフィーリアが、どうやって過酷な運命と戦うのかを

書き記しています。



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■登場国説明

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【ベスティア国】

オリゾンテ大陸の最東端に位置する小国。

獣人と人間が手を取り合って開拓して作られた国

自然が豊富で資源も豊かな為、製薬や鍛冶、細工が発達している。


人数は3万人程度で常備軍は二千人程度だが、

国民皆兵の制度の為、実際のの兵力はもっと多い


【商業同盟】

オリゾンテ大陸の南東から中央部を領地とする大国。

同盟国を名乗っているが、実質は独裁国家。

大陸東部の主要街道を抑えている為、

交易路を使う為にも最低限の国交を結んでいる状態。

戦が絶えないため、傭兵が多く集う為、治安は悪い。


人数は10万人程度、常備軍は3000とされているが、

これは本国にいる兵の数だけであり、

占領地を抑えている兵を加えれば、実際は1万前後となる。


【アストラル王国】

オリゾンテ大陸の北東に位置する中規模国家。

冬季は雪に覆われる極寒の地として、

また温泉やお酒がおいしい国として有名。


商業同盟との戦争を控えて、兵士の動員や糧食の準備に追われている。

戦争になった原因は商業同盟の非道な行いに対しクレームを行い、

国交を停止した為。


人数は6万人程度で常備軍は5千人程度だが、

北部は蛮族の脅威が有る為、兵士はすべて精鋭揃い。


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■登場物

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【鳥車】

移動速度が速く、体力に優れた大型二足歩行の

真っ黒な鳥(キューイ)に台車をつけた物。

行商人や貴族、軍人や有名な工匠のマイスターは全員持っている。

街中で相乗り馬車代わりに使われている

※この世界には馬や馬車は存在しません。


【キューイ】(小説には名前は未登場)

大型二足歩行の真っ黒な鳥で鳥車に使われる。

名前の由来は鳴き声がキューイと鳴く為。

飛ぶより走った方が速いと言わんばかりに滅多に飛ばない。

(飛んでも精々数百mを飛べるだけ)


見た目は可愛いく毛がふさふさしているが気性が荒い。

しかし、一度懐くと主人には非常に甘えん坊になる。

また体が頑丈で、走るのが得意であり、下手な獣が近寄れば

つつき殺すか蹴り殺す位に強い。


何故かマタタビに弱く、置いておくと

喜んで食べるが酔っ払て千鳥足になる。


【大地の輝石】

安物の鋼材に混ぜると硬くて粘りを増し、

更に刃こぼれしても自然と回復する用になる。

玉鋼に混ぜればより素晴らしい一級素材にする事が出来るものの

滅多に見つからない事で有名。


自然豊かな場所には大木が出来やすく、

その大木に宿った精霊が大木の死後に消滅する際に

力の残滓として大地の輝石を残すと言われている。


大森林だった場所で見つかることが多く、

一か所見つけると付近に埋蔵されている事が多い。

オフィーリアが見つけた為、今回の戦争の引き金の遠因となった。


【防具屋】

工匠や鍛冶屋から仕入れた新品の防具や、

旅をやめた旅人、衛兵隊のお下がりの防具等を取り扱う。

だが、中古品は痛んでおり、匂いがきついものが多い為、

初心者以外はまず買わない。


【緋色の工匠】

おやっさんことマイスターであるダグラス・ドヴェルグが預かる工匠

ベスティア国の中では小規模の工匠であるが、

作る武器や防具の品質は随一。


普段は衛兵隊向けの武器や防具の整備・調整を行っているが、

本業は一般家庭向けの鉄器(フォークや包丁、鍋やヤカン等)を作る事。

緋色の工匠で作られた包丁は下手なバトルナイフより頑丈として有名。


工員やマイスターが気に入った者に

最高級の武器・防具を作る事があるが値段はかなり高い。

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