呼び名、決まったようです。
早速少ないですが、書いたので投稿!
誤字脱字はご容赦ください!
「それじゃ、行ってくるね」
「はいよ」
今俺は家の玄関にて、両親を見送ってる最中だ。
何故こうなった。
いや、割と本気で。
えっと確か…美梨が来て、恋愛感情与えるのわっすれてました!
とか言われて、それから…
あぁ、そうだ。
確か…
〜〜〜〜〜〜
俺は美梨の話を聞き終えると、ぐったりソファーに寝転がった。
てか腹減った。
「お疲れでしょう、何か作りましょうか?」
さすがっ!こいつ料理できるんだな!
神様の使いなだけある!
と言っても何が作れるのかわからないけどここは定番の…
「おまかせコースで頼む」
「わかりました!」
まぁこれだよな!
おまかせコース=一番得意な料理を出してくれるはずだ。
あ、ちなみに私俺の得意な料理は、目玉焼きです。
何、ダサいって?
作れないよりマシだろ…
「た、大変です!諒さん!」
どうでもいいけど、諒さんって呼ばれたら、こ◯亀のりょうさんがでてくるんだけど何でだろう。
イントネーションが一緒だからかな?
「どうしたんだ!?」
「カップラーメンがありません!」
「料理は!?」
「いや、私料理あまりしたことないので」
神様の使い使えねえ…
果てしなく使えねえ…
でも可愛いから許しちゃう!
ってなるわけないだろバカ。
「よくそれで何か作りましょうか?とか言えたな!
まぁいいや、母さんもうすぐ帰ってくるだろ」
「いいえ、それはないと思いますよ?」
「は?なんで?」
「諒さんのお母様とお父様には暫く、旅行に出かけていただきます。
そちらの方がサポートやりやすいので」
「出かけてもらうって、美梨がなんか言うの?俺言わないぞ?」
「いいえ?洗脳にかけるだけです」
「人の親になにしくさってんだ!」
「まぁまぁ!ほんの3年程ですから!」
「長いわ!」
3年てお前…
1000日以上あるじゃん。
それをこんな可愛い女の子と?
アリだね!
いや、ネェよ。
「て言うかお前、飯どうするの?」
「…」
「…」
…………………
〜〜〜〜〜〜〜
ということがあった。
美梨って頭のネジ1本ないよな絶対。
ドンッと玄関の扉が閉められ、溜め息を1つ。
これから3年間、美梨と二人きりでこの家で暮らすとか……
なんか腹痛くなってきたな。
「さぁさぁ!どうします?2人ですよ!」
「うるさいやかましいぜかましい」
と言うか、なんかこの子キャラ変わってるよこの子…
「あ、私がキャラ変わってるのはですね!と言うか、あのキャラは作りキャラと言いますか。こちらが本当の私です!」
「心を読むな」
はぁ、疲れた。
眠いし腹減った。
と言うか、飯は!?
もうこれ何回目だよ…
「取り敢えず私はカップラーメンを」
「それじゃ、俺はファーストフード店に」
「連れてってくださいよ!明日からきちんと料理勉強しますから!」
泣きながら言うなよ。
て言うか明日やるってやらないやつじゃねぇか!
どんだけファーストフード店行きたいんだよ!
あっ、まさか俺と……
「それはないです」
「殴るぞこら」
そして、美梨と家を出て移動すること20分。
ファーストフード店に辿り着く。
ここは俺の行きつけと言ったら言い過ぎかもしれないが、よく来るところだ。
いつものやつって言っても通用するくらいには、なったよ!
「ふわぁー!こんなにいっぱい食べ物があるんですか」
目を輝かせて、美梨が言う。
昔の少女漫画の女の子ぐらい輝いてるぞこいつ。
「お前まさかファーストフード店初めてか?」
「初めてですよ!地球なんて滅多に来ませんし、上の世界ではこんなお店すらありません!」
上の世界って言うと、神様がいる世界だな、多分だけど。
と言うか、上の世界にファーストフード店ないの!?
やだ絶対そんなところ住みたくない!
俺と美梨は注文を済ませ、テーブル席に座った。
いつもは一人で来ているのに、向かいに人がいるとこんな感じなのか…
なんかそわそわする。
それも可愛い子となると更に……ね?
「なにこれ美味しいです!」
美梨はと言うと、買ったハンバーガーを口一杯頬張ってハムスターみたいになっていた。
なにこの生き物可愛い。
「そんな急いで食べると死ぬぞ」
「え、急いで食べたら死ぬんですか!?気をつけます」
「いや嘘だよ、まぁ喉に詰まらせたら死ぬ可能性はあるけどな」
「もー!私がそんなドジを踏むと……グ…グオオ……!」
クソゲーの雑魚キャラみたいな声だしてんじゃねぇよ。
「ほら水」
水が入った紙コップを渡してやると美梨はそれを瞬時に奪い取り、全て飲み干した。
「ハァ、ハァ…死ぬかと思いました」
「馬鹿だろ」
「そんなことないです!と、そんなことより服買いに行きませんか?」
「え、俺の?何、ファッションショーでもやる気なの?」
「諒さん…現実見ましょうよ……」
いや!冗談じゃん!!
そんなマジレスしないで!
おっと、目から汗が…
「……と、と言うか、諒さんっての止めてくれよ。ある作品のキャラと、かぶるから」
「んー、諒さん以外となると…諒君?諒?どちらがいいでしょう」
「それはまぁ任せるわ、よし!それじゃ、ショッピングモールでも行くか」
「ドーピングモール?何処ですかそれ」
「何処だよドーピングモールって。
怖いよ怖い」
「気にしたら負けです!それじゃ、行きましょっか!諒」
「お、おう」
俺の呼び名。
諒に決まったようです。
次は、服選びですね!
美梨のあんな姿やこんな姿…
想像しただけでもよだれ垂れ垂れです。
次回か、次次回に
『俺が高校生の間に好きな人を作らないといけないらしい。』のキャラプロフィールみたいなのを作るので、お楽しみください!
それでは次回で会いましょう!