おととい来やがれ

　使わないことばですけどね。

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　世界が滅ぶよりも 老いて朽ちるが早いだろ

　100年あとの景色より まず あしたのメシを稼(かせ)げ

　未来はいつまで経(た)っても「未(いま)だ来(こ)ず」

　きょう いま立ってる大地を踏みしめることに

　注(そそ)げよ 捧(ささ)げよ 費(つい)やせよ

　あしたは知るもんか

　そう啖呵(たんか)を切って笑う この一瞬が正念場

　くれてやるなんて なにひとつない

　不満顔うかべるなら

　おれが留守にした おととい来やがれ

　そしたら せいぜい 好き勝手やるがいいさ

　世界のはじまりなぞ 知ってどうなるものじゃなし

　混沌のシチュー鍋より さぁ 手前の皿を掬(すく)え

　過去とはとっくの昔に「過ぎて去り」

　きょう いま着いてるテーブル ありつけることを

　楽しめ 喜べ 感謝しろ

　きのうは忘れなと

　そうメンチを切って凄(すご)む この一瞬が賭けどころ

　捨てゲームなんて どれひとつない

　手ごころを欲しがるなら

　さっき袖(そで)にした おととい来やがれ

　さもなきゃ おめおめ 指くわえ見てりゃいいさ

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　言われたこともない、と思う（笑）

制作：ひだまりのねこ先生