第10話 岐路
皆さんこんばんは、星月夢夜です。
最近、とても暑すぎる毎日ですね。
前にコンビニで冷やし中華の広告を見て
「あ、夏だな」と思いました。食べたいです。
では、本編スタートです。
ルーイン家の夜会に飛び入り参加するために、馬車に乗って屋敷へと向かっているシュガー、ソルト、プリンと3人の向かいに座るアイリス。そしてその隣には、行くことを嫌がっていたココアがなぜか座っていた。
「ココア。やっぱり、行きたかったんでしょ?」
そう言って不適な笑みを浮かべるシュガーに、不快感を表すようにココアは鼻を鳴らして目を背ける。
「……」
そんなココアの隣に座るアイリスは、彼のことを横目で見つつ彼と交渉をした時のことを思い出していた。
シュガーがダイニングルームを突然飛び出していった後、少し呆気にとられながらも彼女の後をついていくことにしたソルト、プリン、アイリスの3人。だがアイリスは1人、今夜の道のりには必ずココアが必要であると考えていた。そのためココアと話をしに、屋敷の玄関前で盛り上がるコフのメンバーを余所に中へと戻ったのだった。
ココアが普段いる図書室にある隠し部屋に来たアイリスは、早速その扉をノックする。
「ココアさん、アイリスです。お話したいことがありますので、開けていただいてもよろしいでしょうか?」
アイリスの呼びかけに応答はなかったが、少しして扉が開けられる。
「……なんだ。言っとくけど、俺は行かねぇからな」
出てきたのは、かなり不機嫌そうなココアだった。どうやらアイリスが来るのは予想外だったようで、連れて行かれるのではと警戒しているらしかった。
「本当は、ココアさんも行きたいのではないですか?」
「はぁ? 俺はアイツらと違って、他の屋敷の料理になんざ興味ねぇよ。もういいだろ」
アイリスに対してココアは顔をしかめる。
「いいえ。そうではなく」
だがアイリスは、いつもと変わらぬ笑みを浮かべている。
「ヒビキ様とチェスさんのことが心配、違いますか?」
「……」
アイリスの問いにココアが答えることはなく、2人の間に沈黙が流れる。何を思ったのか無表情になったココアを、アイリスはただじっと見つめていた。
「……別に」
そんな時、ココアが小さくそう呟いた。
「隠さなくてもいいんですよ。皆さんのことが心配な気持ちは、私も同じです」
そう言うアイリスはとても穏やかだった。
「それに。今のコフの皆さんには、ココアさんが必要です。貴方は、リーダーにとても向いていると私は思いますよ」
「……!」
アイリスの言葉を聞いてココアは少し目を見開く。普段コフの3人を放任しているココアは、自分自身のことを肩書きだけの人間だと思っていた。そのため他者に、ましてや同じリーダーという立場であるアイリスに、そのようなことを言われるとは思ってもみなかったのだ。
「……俺は、お前が思ってるほど大層な人間じゃねぇよ」
ココアはまるで自分に言い聞かせるかのように、そう呟いた。
「……一度後悔を抱けば、二度と前を向いて歩けませんよ」
今度はアイリスがそう呟いた。普段のアイリスからはあまり想像できない言葉に、ココアは再度目を見開き、目を背ける。そして、自分の決意を固めるように両手を握りしめた。
「……行くよ。どうせ、俺が行くっつうまで、お前も行かねぇつもりだったんだろ」
アイリスはニコッと笑う。
「はい。言いましたでしょう。今のコフの皆さんには、ココアさんが必要だと」
ココアは鼻を鳴らす。
「お前がなんでそう思ってるか、不思議だがな」
ココアの言葉に返答はせず、代わりに笑顔を見せるアイリス。どうやら教える気はないそうだ。それを悟ったココアは大きなため息をつく。
「結局、あいつらに振り回されるのか……」
そう言って憂鬱な表情を浮かべたココアに対して、アイリスは変わらず明るい笑顔をみせていた。
今、馬車の中でコフのメンバーに対してわざと高圧的な態度をとっているココアは、きっと自分の心にルーイン家のお屋敷へ行くことになってしまった言い訳をしているのだなと、アイリスは思っていた。もちろん、これは彼女の想像にすぎないのだが。
(ココアさんに言ったことは、全て私の本心なんですけれど。たとえそう伝えたとしても、ココアさんにはあまり意味がないのでしょうね)
同じリーダーの任に当たっている者として、自己評価が低いココアにどうすれば自信を持たせることができるのか、アイリスはずっと考えている。そしてその過程の中で、それを達成するためにはまずココアのことを知ることが必要、という答えが導き出されるのだった。
(本日の夜会の中で、今より少しでも関わりを持つことができればよいのですが)
そう思いながら、再度隣に座るココアを横目で見るアイリス。コフのリーダーでありながら、他者と関わり合うことを嫌うココア。アイリスはこれからを、とても楽しみにしていた。
「今日の夜会、一体どれくらい貴族様がいるのかな!」
そんな時、不意にシュガーがそう言い出す。
「人数が多ければ多いほどいいなの。その分、規模が大きくなって料理の種類が多くなるなの!」
「ひ、人が多いところは苦手ですが……でも確かに、沢山料理はあった方が、勉強になりますね」
シュガー、プリン、ソルトは今日の夜会で出会うであろうルーイン家の豪華な料理に想像と期待を膨らまし、目の前のココアとアイリスの存在を忘れて3人で楽しそうに談笑を始めた。そんな部下の姿を見て、ココアはため息をつく。
「相変わらず、呑気なもんだな」
そして、吐き捨てるようにそう言った。それを聞いたアイリスはふふっと笑う。
「明るいことは良いことですよ」
ココアはアイリスを横目で見る。
「少しは疑いを持てって言ってんだ」
ココアの言葉に首を傾げるアイリス。
「何か、気になることでも?」
「……いや、別に」
アイリスの問いに対して、ココアは顔を背けて素っ気なく答える。やはり人を頼ることをしないのだな、とアイリスは思う。彼がヒビキとチェスのことを気にしていることはアイリスにとっては明白であり、そのことをココアに伝えたのにも関わらず、それでもココアはアイリスに頼ろうとはしない。
(なんでも1人で抱え込んでしまう。確か、ヒビキ様もそうでしたね)
もしかすると1から人間関係を形成していくよりも途中から分岐させ、派生させていく方が難しいのではないかと、アイリスは思い始めていた。それでもやはり必要なことだ、と考えるアイリス。
「皆さん見てください、あっちで煙が……」
そんな時、突然ソルトが馬車の外を指差してそう言った。その言葉を聞いて、残りの4人も揃って外を見る。ソルトが指を刺した方角、ここから少し先に確かに煙が立ち上っていた。
「おいあれ、俺らが向かってる屋敷の方じゃねぇか?」
ココアがそう言うと、シュガーが慌てた様子で頬に手を付ける。
「嘘!? もしかして火事!?」
何か只事ではないことが起こっている、そう直感的に悟ったココアは窓を開けて御者に大声で告げる。
「おい! 屋敷へ急いでくれ!」
ココアは思う。ここにきて、アイリスの言葉が自分を救ったと。もしかすると、この煙はルーイン家の屋敷からではないかもしれない。今頃ヒビキたちは、普通に夜会を楽しんでいるかもしれない。そうココアは考えたい、いや思い込みたかった。だがそれら全てが後悔に直結することを、今になって初めて知ることになるのだった。
(頼む、間に合え……!)
暗い暗い森の中を馬車は走っていく。夜会で踊り続ける演者たちを、その舞台から降ろすために。
坑道の爆破というリオの計画を阻止するために、ヒビキは坑道の地図に描かれていたばつ印の場所、つまりこれから爆破される場所を目指して走っていた。ヒビキとチェスがこの場所に落ちてからはまだ爆発は起きていない。だがそれは、裏を返せばいつ起こってもおかしくないという、一触即発の状況であることを意味していた。
(……みんな、大丈夫かな)
ヒビキは走りながらふと、そんなことを思う。ジョーカー、スペード、ダウト、チェス、そしてヒビキ。この夜会に参加しているクライト家の誰もが今、危険な立場にいる。しかしヒビキの中ではそれに自分は含まれていなかった。まだ若い貴族の主は、使用人のことだけを気にかけているのだった。
(? あれは……)
そんな時、ヒビキは前方に何かを発見する。走るのをやめ、乱れた呼吸を整えながら歩いて近付いてみると、坑道の左右の土がこの辺りだけ大きく空洞を作るように掘られており、それにより開いた空間に木箱が沢山置かれていた。ヒビキはゆっくりとその箱の1つを開けてみる。
(!!)
その中身は、なんと大量のダイナマイトだった。
(もしかして、ここにある木箱全部に……?)
もしこの全てが爆発したら、と想像しヒビキは息を呑む。それだけは阻止しなければならなかった。
(これだけの数を移動させるのは無理だ。一体どうすれば……)
ヒビキが目の前の問題に頭を悩まし始めたその時、坑道の奥から音が聞こえた。ヒビキはすぐさま木箱の後ろに隠れる。その音はどんどんこちらに近付いてきており、よく聞くとそれは誰かがトロッコを押している音であることに気付く。人、おそらく敵が近付いてきていると思ったヒビキはランタンの火を消した。
(……)
ヒビキは息を殺す。まだ自分は目的を果たしていない、こんなところで死ぬわけにはいかない。そう自分に言い聞かせながら、その音がここへ来るのを待っていた。そして段々と音が大きくなり、ついにヒビキがいる場所まで来た時に不意にその音が止まった。どうやらトロッコをここで止めたようだ。ヒビキは慎重に木箱の端から顔を出してみる。
(……?)
見ると全身を覆う黒いマントを着てランタンを持っている人物が1人、トロッコに何かを入れていた。ランタンの光に照らされて一瞬だけ見えるそれは、さきほどヒビキが木箱の中に見たダイナマイトであった。
(ここで爆弾を補充して、爆破するところに向かう、のかな?)
もしヒビキの予想通りならば、あの謎の人物をここで食い止めるほかなかった。ヒビキは思考を巡らす。
(僕の力じゃ倒せない。でも、敵の注意を逸らすことができれば、少なくとも火は点かない)
幸いにも敵は1人。たとえ既にダイナマイトを設置してきていたとしても、火を点けなければ意味はない。ヒビキはそこに目をつけたのだ。
(……やるしかない)
自身の中で決意を固めるヒビキ。たとえ思いついた案が無謀なものであったとしても、今のヒビキにはそれを実行するしかなかった。そんな時、黒マントの人物が木箱の蓋を閉じた。どうやら必要分のダイナマイトをトロッコに積み終えたようで、来た道を戻るようにまたトロッコを押していく。
(……今だ)
そのトロッコの出発に合わせて、ヒビキは物音を立てぬようゆっくりと動き始める。トロッコが向かっている方向とは真逆、つまりヒビキも自分が来た道を戻るように歩いていく。そして黒マントの人物と少し距離が離れたところで、ヒビキはわざと大きな音が立つようにランタンを地面に落とした。
「……!」
閑静な空間に突如として発生したその音に、当然反応する黒マントの人物。それを確認したヒビキは一目散に走り出した。そのヒビキの足音を聞いて今の状況を瞬時に理解した黒マントの人物は、大量のダイナマイトを載せたトロッコをその場に放置してヒビキの追跡を開始する。
(よし、ちゃんと追ってきた)
ヒビキの考えた案は単純で、敵がダイナマイトに火を点けにいけないよう自分に引き寄せるというもの。本当に無謀な案ではあったが、この案の成功率や危険性を考えている時間はヒビキにはなかった。思いついた段階で、やるしかなかったのだ。
(ここで捕まるわけにはいかない!)
ランタンを手放した今のヒビキにもう光源は無い。真っ暗な闇の中をひたすら駆ける恐怖と、その中で敵に追われ続ける恐怖。ヒビキは押し潰されそうだった。だがヒビキの脳裏に浮かんでくるのは、自分のことではなく使用人のこと。命を賭けている使用人のために、その主もまた命を賭けたのだ。
ヒビキがまだ爆破されるばつ印の場所に向かっていた頃、拷問器具が立ち並ぶ物騒な部屋でダウトは1人、敵と刃を交えていた。ダウトは近接戦を得意とする。だが目の前の敵はダウトよりも大きく、さらには尋常ではないほどの殺気を放っていた。そのためか、戦闘が始まってからダウトはずっと防戦一方であった。
(クソッ! 攻撃を防ぐので手一杯なんだけど!)
様々な方向からくる素早い攻撃を目で追って防ぐ。最初の奇襲以降ダウトは攻撃自体は受けてはいないものの、今の状況ではそれも時間の問題であるのは明白だった。一度体勢を立て直そうと思い、ダウトは勢いよく後ろに飛び上がり、空中で回転して着地した。だがそのタイミングで、敵はダウトに離された距離を一気に詰め攻撃をしてくる。
(なんなのコイツ!!)
決してダウトに攻撃する暇を与えず、ただひたすらに攻撃をしかける黒マントの人物。それにより、ダウトは体力だけでなく気力も徐々に削られていた。
(このままじゃ、普通にヤバいんだけど)
そんな時、ダウトは不意に同僚であるスペードのことを思い出す。ほぼ同時期にクライト家の使用人になった2人は、屋敷に来た時から顔を合わせればすぐに口論をしていた。当時のクライト家の主であったトウヤは、そんな2人のことを怒ることなくいつも笑みを浮かべて傍観していた。その意味は今となってはもう分からないが、ダウトは今でもずっと考え続けている。
(なんでこんな時に思い出すのがアイツのことなんだろ! 最悪!)
ダウトにとってスペードは同じグループに所属する同僚、おそらくそれ以上でも以下でもない。
(絶対、アイツにだけは負けたくない)
だが、そう思うのは一体なぜなのだろうか。
(コイツなんかに……!)
その時、敵の攻撃によってダウトの持っていたナイフが弾かれ、空に舞った。
「……!!」
ダウトはその瞬間、まわりの時間がゆっくり流れていると感じた。今の彼には空に舞っているナイフを取る時間も、まだ服の中に仕込んでいるナイフを取り出す時間も無かった。しかし、なぜか頭の中で何かを考える時間はあった。そして、ダウトは思う。
(……ごめんスペード。オレ、死ぬかも)
ダウト自身にも、自分がなぜスペードに対してそう思ったのか分からなかった。死ぬ間際に脳裏に出てきた名前は主であるヒビキではなく、直属の上司であるジョーカーでもなく、いつも口喧嘩してばかりのただの同僚だった。
(バカみたいオレ。ほんとに)
そんな時、まるで走馬灯のようにダウトは過去のことを思い出す。クライト家の使用人になって少し経った後、スペードと共にトウヤに書斎へ呼び出されたダウト。流石に普段のスペードとの口論を注意されるのではというダウトの考えとは裏腹に、トウヤは2人に金色の懐中時計を手渡した。クライト家の使用人になった者たち全員に渡している物で、みんなへのお守り、とトウヤはその時言っていた。
(……今も、ずっと持ってる)
トウヤから懐中時計を渡されたその日だけ、ダウトとスペードが口論をすることはなかった。その理由はダウトにも、そしてスペードにも分からない。だが2人とも、あの日のことは鮮明に覚えていた。
(オレは、ここで欠けるの?)
敵の刃はそこまできている。だとして、ここで諦めることにダウトは徐々に疑問を持ち始める。スペードも同じことを考えるはずだ、そう思ったダウトは思わず笑う。いつも口論してばかりのアイツと、自分は似たもの同士だったんだな、と。そして、ダウトはこう思った。色々考え込むのはやはり自分の性に合わない。物事は、いつも単純に考えるべきなのだ、と。
(スペードにだけは、絶対負けない!!)
ダウトはズボンの右ポケットから素早く懐中時計を取り出すと、それを敵のナイフの直線上に持ってくる。真っ直ぐダウトに向かってきていたナイフは、そのまま懐中時計に突き刺さった。黒マントの人物はすぐにナイフを抜こうとするものの、ナイフはまるで固定されているかのように動かない。
(……!)
その一瞬を見逃さず、今が好機と言わんばかりに不敵な笑みを浮かべるダウト。ナイフを持つ黒マントの人物の腕を下から蹴り上げて折ると懐中時計から手を離し、空いた左手でその折れた腕を掴みながら敵の右側にまわる。そして右手を下に向けて服の中に仕込んでいたナイフを手に取ると敵の首元付近をめがけて投げ、その柄の部分を右足の甲で押すように蹴った。敵の首に、そのナイフが食い込むように。
「……!!」
ダウトの攻撃を受けた黒マントの人物は、力無くその場に倒れる。倒れた後の床には血が溜まりだしていた。あっけなく、ダウトの攻防は幕を閉じたのである。
「……」
ダウトは少し肩で息をしながら、倒れてもう動かない敵を呆然と眺める。さきほどの走馬灯のようなものの反動か、今のダウトの頭の中は何も考えることができずに空っぽになっていた。呼吸が落ち着き始めた頃に急に思考を取り戻したかのように、ダウトは床にある懐中時計を拾う。思い切りの力を使ってそれに刺さるナイフを抜くと、そのままナイフを乱雑に床に投げ捨てた。
「……」
ダウトはナイフ状に穴の空いた懐中時計をただじっと見つめる。蓋を開けてみると文字盤にも穴が開いており、当然だがその針は止まっていた。ゆっくりとその蓋を閉じ、そしてその小さな物を抱え込むように胸に寄せて握りしめた。
「……トウヤ様、守ってくださりありがとうございます」
そう呟くと同時に、1人静かに涙を流すダウト。ダウトにはこれを持っている時はトウヤがずっと側にいてくれている気がしたのだ。たとえそうではなかったとしても、トウヤの贈り物がダウトの身を守ってくれたことに変わりはない。
「……よし」
ダウトは気持ちを切り替えるように顔を上げて涙を拭く。壊れた懐中時計をズボンの右ポケットにしまうと、敵の首に刺さっている自分のナイフを抜き、血を拭き取ってから服の中に再度仕込む。その後目を閉じてゆっくりと深呼吸をすると、またゆっくりと目を開けた。
「行かないと!」
そうして、ダウトは部屋を出る。沢山の日々を共にして、沢山の思い出を共有した、尊敬する上司とただの同僚に追いつくために。
再度皆さんこんばんは、星月夢夜です。
ココアとアイリス、ヒビキ、ダウト。
それぞれのいろんな思いが交差しているのを見て
すごく好きだな、というふうに感じました。
今向かっているコフとアイリスはともかく
ベグとヒビキはみなゴールが同じはずなんです。
それでも、そこへ行く方法は全員違っていて。
人生は、人間は、本当に興味深いと思います。
それでは、本日もお世話をしてくれている家族と
インスピレーション提供の友達に感謝しつつ
後書きとさせていただきます。
星月夢夜




