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『初祈願』

 某年元日──

 魔法使い達の世界である魔界を離れ、十二歳になってから迎える新年を初めて人界で過ごすことになったアリエルは、新年恒例だという日本の文化についてもこの日、初めて触れることとなった。

 いつもは就寝時間だと言われている二十二時を過ぎても起きていられるのは、不思議と気分が高揚してくる。

 それに加え、零時に向かうにつれてテレビ番組は盛り上がり、居間に集まっている住人達も少しずつ活気づき──

「──新年明けましておめでとうございます、兄様。そして皆さん」

 台所から顔を出した若い少女がいち早く口を開き、

「おう、明けましておめでとう」

 中性的な顔立ちをした長髪の男性は淡々と答え、

「あけおめ」

 小柄な少女がのんびりと言い、

「おめでとう」

 同じく小柄な着物姿の少女は興味なさげに呟き、

「明けましておめでとう。本年もよろしく頼む」

 酒瓶といくつかの酒杯を手にした女性が、しっかりと流れを締める。

 時計が零時を迎えた瞬間、テレビ番組を眺めていたキョウ達が突然改まって挨拶を交わし始めたのを見ていたアリエルは、訳が分からずに小首を傾げていた。

「師匠……どうしたんですか、急に?」

「さっき……いや、昨日教えただろうアリエル? 今日は一月一日。この世界で新しい一年が始まる日だ。その新しい一年を祝うと共に、他の人へ改めて挨拶をするんだ。今年一年もよろしくお願いします、ってな」

 アリエルがこの人界で生活することになって、もう半年が経過した。

 人界、ないし日本の文化についてはこれまでにも師匠達からいろいろと教わってきたが、今日この日は何だかいつもとは雰囲気が違う。

 初々しいと言うか新鮮と言うか、新しく何かが始まったのだなという空気感は、アリエルにも何となく察せられていた。

 ともあれ、自分もしっかりと挨拶をしておかなければ。

「師匠、明け……まして? おめでとう、ございます。これからも、よ、よろしくお願い……しますっ」

「何かたどたどしいが、まあ良いか。今年もよろしくな、アリエル」

 挨拶を述べたアリエルの頭へキョウの手が伸びて、優しく撫で始める。

 その様子を見て微笑んだアサヒは台所へと戻り、フェイトはのんびりとテレビに視線を戻した。煎餅をかじる読の横では、どこかへ物を取りに動いていた謙信が静かに自席に腰を下ろしたところだ。

 いつもはみんなと一緒に居間にいる筈のもう一人の和装の女性──照の姿は、昨日から何故かこの家にはなかった。

 何やらイセという場所に数日の間だけ用事があるそうで、毎年この時期になると彼女は家を空けているらしい。

 アリエルには彼女の事情がよく分からなかったが、他の同居人達は慣れているのか何も言わないので、アリエルも特に照のことを触れようとは思わなかった。

「さて、新年を祝して一先ず一杯と行こうか。キョウ、読殿」

「あんた、毎年それよね謙信……まあ良いけど」

「と言うか一年の締めくくりだとか(かこ)つけて、大晦日からずっと飲んでたじゃないかよ、お前」

「年が変わったのだから、日付が変わった時点で振り出しだ。ちゃんと飲み直さねばな」

「ダメな大人め……」

 そう言いつつも謙信から差し出された杯を受け取るキョウ。同様に杯を手にした読も交え、三人は杯を打ち鳴らして一斉に酒を呷る。

 アリエルがその様子を興味深そうに眺めていると、台所でずっと何か作業をしていたアサヒが戻って来て、隣に腰を下ろす。

 卓上に置いたまま、すっかり冷えてしまったお茶を美味しそうに口にした彼女は、おもむろに時計を見やった。

「兄様、そろそろ桜さんをお迎えに行った方が良いのでは? 食器は私が片付けておきますから、早く行ってあげてください」

「ん。ああ、そうだな……じゃあ後は頼むよ、アサヒ」

「はい」

 アサヒに促され、杯の中身を飲み干して立ち上がるキョウ。

 彼は新年が明ける十分ほど前に、何やら着替えを済ませて厚着となっていた。

 そして傍に置いていたコートを纏い、アサヒにマフラーを巻いてもらっている彼を見上げたアリエルは、再び小首を傾ぐ。

「師匠、出かけるんです?」

「俺だけじゃないぞ。後でアリエル達も外出することになるから、アサヒの言うことを聞くようにな」

「?」

 敢えて要点を語らず居間を出て行った師匠を見送って、アリエルの視線はアサヒへと流れる。

 兄の残した食器を手早く片付けていたアサヒは彼女からの視線に気付くと、いつものように穏やかに微笑んだ。

「さあ、私達も外へ行く支度をしましょうか。フェイトさん、部屋着から着替えて来てください。読さんと謙信さんも、祝杯は夜が明けてからにしてくださいますか」

 兄や照に代わって同居人達にテキパキと指示を出すアサヒに、アリエルはこれから何をするのか率直に訊ねてみることにした。

 彼女ならば師匠とは違って、ちゃんと答えを教えてくれるだろうと思ったからだ。

「あの、アサヒさん……これからどこへ?」

「初詣に行くんですよ」



 海と山に挟まれた港町、彼らの住む神門(みかど)町にはいくつかの神社が存在する。

 南側の繁華街の中と北側の住宅街の中にそれぞれ大きな神社があり、街の至るところに分社や分祠の小さな神社が点在しているのだ。

 この町での祭事はもっぱら二つの大きな神社で行われており、大晦日の夜から二年参りにやって来ている人々で既に賑わっていた。

 住宅街の一画、山肌に沿って建立された淡月神社でも、年明け早々に初詣に訪れた人々が境内へと列を連ね、真夜中とは思えぬ活気を見せている。

 そんな場所へアサヒ達に連れられたアリエルは、境内のある石段の上から漂ってくる不思議な空気に落ち着かないまま、神社の入口に当たる大鳥居の下でキョウと桜の到着を待っていた。

 手袋にマフラー、ニット帽といった厚着をしていても、真冬の厳しい寒気の中でただ立っていると身体の芯まで冷えてくる。

 そうして寒そうに手を擦り合わせるアリエルの姿を見かねてか、隣に佇むフェイトがおもむろに話し掛けてきた。

「……寒いの、アリエル?」

「は、はい……フェイトさんは平気なんですか?」

「まあね」

 厚手のコートを着てマフラーを巻いているものの、アリエルほど着込んでいないフェイトは涼しい顔で平然としている。

 まるで寒さを感じていないかのような様子だったが、そんな彼女の秘密を読が薄く笑いながら暴露した。

「こいつ、魔術で寒さを誤魔化してるだけだから、別に感心する必要はないわよ」

「……読の方がいくつも魔術を重ねて耐寒防御してるくせに。寒いなら普段から無理して着物なんかで過ごすのやめればいいのに……」

「うるさいわねぇ!? 着物なんかとは何よ、なに着て過ごそうが私の勝手でしょうがっ! 日本人として、謙信からも何か言ってやりなさいよ!」

「防寒という点に関して言えば、冬物の洋装はよく考えて作られていて実に機能的だぞ。読殿も魔術に頼らず、一度試してみればどうだろうか?」

「この洋風かぶれの裏切り者がぁーッ!!」

 謙信の胸ぐらを掴んで精一杯に揺さぶる読だが、謙信は幼子の戯れとばかりに歯牙にも掛けず相手にしない。

 彼女達のやり取りを見て苦笑していたアサヒだったが、こちらへ近付いてくる気配に気付いて、正面に伸びる夜道へと目を向けた。

 そこにはいつものように元気な笑顔を浮かべて隣の青年に話し掛けている桜と、彼女の話をずっと聞き続けてあくびをしている義兄(キョウ)の姿があった。

 やがてアサヒ達を見つけて近寄って来た二人は、白い吐息をこぼしながら皆に合流した。

「皆さん、明けましておめでとうございまーすっ!」

 深夜一時にも差し掛かろうという真夜中にも関わらず、元気いっぱいに挨拶をする桜。

 そしてアリエルを見るなりすぐに歩み寄って来た彼女は、寒そうに擦り合わせていたアリエルの手を力強く握ってきた。

「明けましておめでとう、アリエちゃん!」

「お、おめでとう……ございます、桜さん」

「んー、アリエちゃん。元気がないぞぅ?」

「こんな時間に元気が有り余っているお前の方がおかしいんだよ。正月とは言え、もう子供は寝る時間なんだからさ」

「子供扱いしないでよ! 来年から高校受験生なんだからね、私っ!」

「高校受験生は別に大人じゃないだろうよ」

 新年早々、盛大な溜め息を吐く彼の様子にくすくすと笑うアサヒは、大鳥居の先に続く石段を見上げて兄へ伺う。

「兄様。早速参拝に行きましょうか?」

「そうだな。こっちも賑わってると言えば賑わってるが、若い連中は大体むこうの神社の方に行ってるし、すぐに参拝出来るだろう」

「さんぱい?」

 初めて耳にした言葉に疑問符を頭に浮かべるアリエル。

 そんな弟子の頭に手を置いたキョウは、黙ったまま穏やかに笑ってから、みんなを率いて石段を登り始めた。



 横に幅広い石造りの長い階段を進んでいくと、再び大きな鳥居が待ち構え、そこをくぐり抜けると拝殿と本殿を備えた広い境内に出た。

 白い玉砂利が敷き詰められ、拝殿に続く道には石畳が敷かれている。新春の雰囲気を演出する和楽器の音楽が辺りに流れ、厚着をした者や華やかな着物に身を包んだ人々の姿があちらこちらに見える。

 夏に縁日と呼ばれる催しで神社を一度訪れたことがあるアリエルだが、その時とはまったく異なる神妙な雰囲気に、つい戸惑ってしまう。

 そして師匠達に導かれるまま先に手水舎と呼ばれる場所で手と口を清めたアリエルに、桜が早速手を握ってきた。

 お互いに水で手を洗ったばかりなので手は冷え切っていたが、めったにない真夜中の外出のせいかテンションの高い桜は大して気にしていないようだ。

「アリエちゃん、お賽銭に行こ!」

「おさいせん……?」

「えっとね、こうやって手を合わせてねー?」

「こんな場所でレクチャーするより、実践した方が早いだろう。そら、今は空いてるみたいだし、賽銭なんざさっさと済ませてしまおうぜ」

「むぅー。キョウ君は風情がないなぁ」

「賽銭に風情も何もないだろう。なぁ、読?」

「……何で私に振るのよ」

 ジト目で睨んでくる読を見下ろしてニヤニヤとキョウが笑っていると、おもむろに視界の中に手を差し出されて、桜へと目を移す。

「その手は何かな、桜ちゃん?」

「お賽銭、欲しいなって。財布持って来てないから♪」

「はいはい……」

 こういう時だけは子供の立場を利用するのか、と内心でぼやきながら、キョウは取り出した財布から小銭を手にし、桜とアリエルにそれぞれ手渡した。

 十五円を受け取ったアリエルは意味が分からずに小首を傾げたが、桜に手を引かれるまま拝殿にある賽銭箱の方へと導かれる。そんな彼女達の後に、キョウも続いた。

 賽銭箱の前には参拝にやって来た人々が列を成していたが、数分もすればすぐにアリエル達に出番が回ってきた。

 すると参拝の作法を知らないアリエルのために、隣に並んだキョウと桜が参拝の手順について簡単に説明をしてくれる。

「えーっと、先ずは軽くお辞儀をして……それから鈴を鳴らして……はいキョウ君、あとの説明よろしく!」

「……先ずは桜の言う通りにして、それから賽銭をそこの箱に投げ入れて、次に二礼二拍手一礼と言うものをだな──」

 桜に説明役を任され、呆れ顔で解説を始めるキョウ。

 師匠の説明によれば、参拝とは神社に祀られている神仏に祈りを捧げ、一年の幸福や無病息災を祈願するという新年恒例の行事らしい。

 神様に祈りを捧げるという行為をあまり経験したことがないアリエルは、その行為の意味について疑問が浮かんだ。

「師匠。神様に祈れば、お願いが叶うんですか?」

「さあ。それは神様の気分次第かな」

「神様っているんですか……?」

「いるかも知れないし、いないかも知れない。案外アリエルの近くに居たりするんじゃないか」

 そう言って何故かおかしそうにくつくつと笑ったキョウは、先に参拝を終えて賽銭箱の前から離れて行った。

 ──師匠はなにをお願いしたんだろう?

 そんな事が気になったアリエルだが、隣で桜が熱心に手を合わせて祈り始めたのを見て、慌ててアリエルも祈願を始める。

 特にすぐに思い付くような願いは持ち合わせていなかったが、アリエルはどうにか絞り出した願望を頭に思い浮かべる。

(毎日、師匠達ともっと楽しく過ごせますように……)

 これまでの半年間の生活で生じたささやかな願いを数秒強く念じた後、桜と共に賽銭箱の前から離れ、後ろの参拝客達に場所を譲る。

 そうして先に参拝を済ませたキョウ達の元へ戻ると、大人達は何やら紙コップを手に喉を潤していた。

 それを見咎めた桜が、不満げに口を尖らせる。

「あっ、それ甘酒でしょ!? みんな、ずるーい!」

「ちゃんと二人の分も貰ってあるから、文句を言うんじゃない。ほらよ、まだ温かいから」

「わっ、ありがとー!」

 キョウから紙コップを受け取って、不機嫌だった桜はすぐさま満面の笑みを浮かべた。

 彼女の表情がころころと変わるのはいつもの事だが、今日ばかりはいつもの倍以上の忙しなさだ。それほど新年を迎えたことが嬉しいのだろうか。

 すると自称姉を不思議そうに見やるアリエルの元に、甘酒の入った紙コップを二つ手にしたアサヒが片方を差し出してくれる。

「はい、どうぞアリエルさん。これは甘酒という飲み物です。身体が温まりますよ」

「あ、ありがとうございますアサヒさん。……アサヒさん達は、神様にお願いしなくていいんですか?」

 他の三人と共に参拝の列には混ざらず、離れた場所で待っていたアサヒにそんな質問を口にするアリエル。

「ええ、私達は他の神様にはご縁がありませんので。いつもこうして、参詣だけに(とど)めているんですよ」

「ふん、私の場合は参詣って言うのも気が進まないんだけど。何でわざわざ私から他所の領域に出向かないといけないんだか。と言うか月の名前を勝手に冠してるのがそもそも気に食わないわね、ここ」

「良いではないか、読殿。人間にとって月は古来より神秘の象徴なのだ。そこは誇らしく思えば良いだろう」

「謙信だって自分の名前を勝手に使われてたら、何か思うところがあるでしょ。ほら、近頃はそういうの増えたじゃない、あんた」

「私は別に何とも思わんよ。所詮、誰が何と思おうと私は私なのだから。いやしかし、あの信長めが至るところで女子(おんなご)になっている流行りに関しては、流石に笑わせてもらっているが」

「はぁ……あんたは達観してると言うか変わってると言うか。訊く相手を間違えたわ」

「……読は小さいくせに、細かくて面倒くさいよね」

「あはは。新年早々ケンカ売ってんのね、フェイト。もちろん買うわよ?」

「はいはい。俺が後で屋台の綿菓子でも買ってやるから、騒ぐのはやめようか。周りの参拝客に迷惑だからなー」

「子供かっ! そこはりんご飴とかにしなさいよ!」

(大差ないのでは……)

 子供のように扱われて矛先をキョウに変えるものの、その読の抗議の様子につい笑ってしまいそうになるのを抑え、アサヒはアリエルと桜に再び目を向ける。

「では、おみくじをしに行きましょうか」

「はい、そうですねっ」

「くじ、ですか?」

「占いですよ。今年一年の運勢を初詣を機に占ってみるんです。アリエルさんもやってみますか?」

「……なんだか運ばっかり気にするんですね」

「あはは……そうですね」

「日本人に限らず、人間は昔からそういうのが好きだからな。まあ、だから未来を占うという体系の魔術が今もなお残っているわけだが」

「未来を占う……未来が先に分かるってどういう感じなんですかね、師匠?」

 未来視によって自分を見出したレイア・レア・セレスティアルの存在を思い起こしながら、アリエルは師匠へ何気なくそう訊ねる。

 するとキョウは少しだけ困った表情をしたが、すぐにいつもの賢者の顔を見せながら律儀に答えてくれた。

「……自分の事であれ他人の事であれ、未来の良し悪しを予め知れるっていうのは便利でもあるし、不便でもある。未来がどうなるのかを先に知ってしまうと、現在(いま)の自分はその未来に囚われてしまうからな。……あれは結構かったるいものだ」

 まるで経験したことがあるように語る彼は、深い溜め息を吐いて甘酒を飲み干した。

 アサヒも、フェイトも、読も、謙信も、そんなキョウを見やって一斉に黙ったが、その陰った沈黙を破るのはいつだって桜だ。

「ほら、早くおみくじを引きに行くよキョウ君。今年こそは大吉を引くんだからねっ」

「……はいはい」

 それがわざとなのかどうかは桜だけが知ることだが、少なくとも心を救われている彼は、微笑みながら少女に引っ張られていく。

 ──ああ、またアレだ。

 師匠はとても凄い人だけれど、どこか心は疲れていて。いつもみんなと楽しそうに暮らしていても、時折昔を思い出しては複雑そうな顔をする。でもそんな彼を笑わせるのは、いつだって桜だ。そしてアサヒ達は彼女の存在を受け入れ、共に彼を支えている。

 無力だったアリエルが彼に救われたように。

 無敵な師匠はいつも桜や家族達に救われている。

 いつか私もその一人になれるだろうか、とアリエルは新年の初空を見上げながら思った。

 そのためにも彼の元で努力して、立派な魔術師にならなければ。そしてこんな私を待っている誰かを救い出さないと──

「アリエルさん。私達も行きましょうか」

「……はいっ」

 アサヒに促され、アリエルは大人達と共に師匠と桜の後を追う。

 その後引いたおみくじに書いてある言葉はよく分からなかったが、師匠達に意味を教えてもらったものの中で一つだけ、心に残るものがあった。


『待ち人、遅いが来る。機が熟すまで努めるべし』


 いつか来る運命の出会いに備えて、少女は遠い異邦の地で才を磨く。

 その光が輝くのは、いつの日か。

2019年新春記念小説

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