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ゆめわたる  作者: 燈夜
6/9

On the first day- old friend

初日ー旧友

あれから暫く探してみたけど、やっぱりしんくんはいなかった。

まぁでも、変わってる可能性もある外見だけで見つけられる訳ないな。

そう結論付け仕方なく街にでも向おう広場から背を向くと、後ろから声がかかった。

「あれー?アテナちゃんじゃあないですか。おっひさー」

今の私の名前はアリエースである。

間違ってもアテナではない。

アテナではないがこの呼び方には覚えがあった。

そしてこの呼び方をする奴と、この喋り方にも、覚えはある。

「悪いんだけどゼウス。今の私はアリエースだ。アテナじゃない」

「知ってる。名前変えるって言ってたもんねー。

あと、私の名前もゼウスくんではないんだよねー。

私はジュピター。ジュピターだよ」

ゼウス-今はジュピターらしい-は、私が他のVR交流系ゲームで知り合ったコだ。

まあ、そのゲームでは色々有象無象なことがあったわけだか、関係ないので説明は略させてもらう。

「で、何のよう。ジュピター」

こいつは喋り方の割になかなかに合理主義(せっかち)だから、何の用もないのに話しかけるとは思えない。てかありえない。何かしら用があるとはおもう。思うけども…。

「んー。いやねぇ、今回は女キャラじゃん?前はあれだったからなーと。

後は可愛い可愛い姪っ子の忘れ形見*(生きてる)に会いたかったんだぁー。弟君は何処かい?」

始めは目が笑っていなかったが、姪っ子(仮想現実の話です)の話になった途端、へにゃへにゃとだらしない顔になった。

お前話しかけた理由実は後者だよな。

というかその釘は恋人役(かそry)に刺しておけよあいつ神話並にヤンデレなんだから。

という旨を話したら、「えへへばれちゃったー?大丈夫もうヘラちゃんには言ってあるよ。今は何か『女王様!』って感じのキャラっだったなぁ。向こうのあのぽけ〜っとした感じも好きなんだけどねー」とふにゃりとした顔で言った。お前その顔でその表情は可愛い。

が惚気んな下のブツ千切るぞ。ぼっちヒッキーコミュ障嘗めんな。

「…キモいじゃなくて可愛いなんだ。

ゼウスの時と顔変わってないんだけどねー

で?あの子は?」


何か言ってた気がするが聞こえてない聞こえてない

「…ん。わからん。名前聞くの忘れた。ごめん」

「あ…?そ、そうなの。わかったあきらめるね。

そうだアt…アリエース、暫く一緒にまわろうよ」

何か言いたそうな顔でこっちを見たジュピターはなにやら納得したあとそんな提案をしてきた。仕方ないから乗ってやろう。

「いいよ。私はこれから町に向かうつもりだったんだけどあんたは?」

「わかった。私も一緒いくー。やったー。ヘラちゃん…今はリリアンヌっていうらしいんだけど、断られちゃったんだよねー。気の合った子がいたらしいんだってー。

…実際は見た目が百合になるのが嫌なだけなんだろうけど」

…何だろう、ジュピタからドス黒いものが漏れ出てる。(⌒▽⌒)って顔してるのに、(−"−#)にしか見えない。なんか怖い。


「そ、それじゃあいいいい行こうか。あ、あっちだよ、な」

よし話を逸らs「…逆」

すいません!


他の友人も名前を変えて出てきます^_^

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