遠征終了
その後コタローたちは通常ルートでの鬼ダンジョンの攻略を進めてみたり、オボロとゲームをしたりゲームをしたりゲームをしたりして過ごした。
ここのクランのメンバーはゲームに疎く、一番若いアヤメがかろうじてプレイできる程度だった。
また、ここに来る冒険者たちも似たような者ばかりで、ゲームのできるリンたちはオボロにとって貴重な存在だった。
そのため残りの滞在期間のほとんどをオボロとのゲームで過ごしていた。
コタローたちの目的は既に達成されていたので問題はなかったが、九十九からお詫びとお礼にと色々と融通して貰った。
コタローとリンは武器を新調した。
鬼ダンジョンでは良質な鉄がドロップし、優秀な鍛冶職人が多く滞在していた。
リンは斬馬刀、コタローは刀を二本見繕って貰う。
メイは土蜘蛛の糸を使った着物を選んだ。
こちらも職人による逸品だ。
お詫びということで費用は全て九十九持ちだった。
この町にいる職人たちの作品は世の冒険者にとって憧れで、装備を持つことは一流の証だった。
まずこの町に入ること自体招待がないと入れず、更に武具などの買い物をするには試験を突破した上で、オボロ又は九十九の許可がなければいけない。
なのでここの作品を持っているということは、オボロに認められた実力者であり、冒険者として優秀であることを示していた。
ちなみに町の周りは観光地となっていて、名産品として鬼のパンツが売られている。
鬼のパンツはドロップが一番多い癖に使い道がなく余らせていた。
ここの鬼人たちが装備するには弱く、また加工することも難しいこのアイテムはお土産としてお手頃価格で売られていた。
一週間弱滞在し、コタローたちは帰っていった。
今回の遠征は多くのものを得られ大満足の結果になったといえるだろう。




