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とあるスイーツ店店主のつぶやき
コタロー行きつけのとあるスイーツ店。
ここは元々人気店なのだが、少し前から更に客足が伸びていた。
週末にやってくる一人の青年と二人の亜人の少女。
青年は以前から店に来ている常連客だ。
以前は持ち帰りのみだけだったのだが最近は二人の少女と店内で食事を楽しんでいた。
「コタロー、それ一口ちょーだい」
「わ、私にもお願いします」
その様子を微笑ましく眺める周りの客たち。
この客たちはどうやら彼らの隠れファンらしいことがわかった。
彼女たちは彼らが退店するとこぞって同じメニューを注文する。
更に翌日以降も同じメニューが売れるのだ。
どうやら亜人の少女はこのあたりでは珍しく、可愛らしい二人を間近で見れるこの店はいつの間にか彼女たち隠れファンの聖地になっていた。
ファンといっても何かするわけでもなく、遠くから眺めているだけなので害はなさそうだった。
実際店でのトラブルはなく、売上が上がるだけなので嬉しい限りだ。
開店当初から通ってくれている青年。
男性一人では入りにくいのかいつも持ち帰りだけだった。
なのでこうして店内で食事を楽しんでいる様子を見れることを店主は密やかに喜んでいた。




