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ゴブリンダンジョンの冒険者  作者: わたがし名人


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ゴブリンメイジ



第三層にきてしばらく経ち季節は秋から冬に。


コタローとリンは先に進まず、この狩り場に留まっていた。


転移陣付近で休憩する。

この時は流石に明かりを灯す。

周囲にはモンスターがいないことは予め確認しているので問題ない。

またこの明かりでモンスターが集まって来ないことも確認している。理由はわからないがセーフティーゾーンだからなのだろう。



しばらくするとリンがどこかへ消える。

コタローは気にすることもなく休んでいる。

最初はコタローもついていったのだが、この階層ではリンの脅威になるモンスターもいないので好きにさせている。

それにすぐに戻って来るので心配することはなかった。



少ししてリンが戻ってくる。

隣にはゴブリンメイジが一匹。敵意はないが不満げな顔をしている。

一方リンはニコニコしていて嫌がるゴブリンメイジのことなどお構いなしだ。



少し前にダンジョンを探索している際にリンが見つけたゴブリンメイジでおそらくユニークモンスターだ。


ワンピースのような格好で肌は青白く、杖っぽい棒切れを手にしている。


珍しいメスのゴブリンをまた見つけたことになる。


最初は警戒していたゴブリンメイジだが、今では嫌々ながらもリンと一緒に食事をしている。


コタローは近いうちにこのゴブリンメイジもテイムすることになるだろうと確信していた。

リンも多分そのつもりで連れてきたのだろう。

自分と同じようなゴブリンを放っておけなかったのか、仲間が欲しかったのか、理由はよくわからない。


もう一匹位なら増えても問題ないだろうと思ってるので、コタローは流れに身を任せることにした。



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