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事の発端


帰宅する予定だった日時を過ぎても彼等は帰っては来なかった。連絡は誰一人として取れず、彼等の安否を心配した親族は警察に捜索願いを出した。その後、オカルト研究会の後輩に聞き取りをしていた過程で、彼等が樹海へと向かった事を知った。


捜索は思いの外、難航した。彼等は想像していたよりも樹海の奥深くへと足を運んでいたからだった。


そして…。

懸命な捜索の甲斐もなく。彼等は遺体として発見される事となった。


しかし…。

その遺体には不可解な点が多くあった。

遺体は無惨な姿で発見された。遺体の至る箇所が動物に食い荒らされていたのだと云う。


ただ其れだけでは無かった…。


動物に噛まれた形跡(けいせき)の他に、人間に噛まれた跡形(あとかた)があった。


その歯型は、直ぐに特定された。


ソレもそのはずだ。


彼等は…。

互いに喰いあった。


司法解剖の結果が…。

そう告げていたのだ。

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